とりあえず町探索
「おっとと。それにしてもあれはいけない」
あの掛け声は笑いそうになった。でも見た目的には似合ってた。ゲームマスターよくやった。これからもあの姿でいいんじゃないかな?
「お兄ちゃん‼︎お兄ちゃん‼︎」
しばらく百花に教わった通りに、どう動くか確かめていると、百花が走ってきた。それとお兄ちゃんお兄ちゃんと連呼するのはやめろ。何人かナイフのような視線を飛ばしているから。
「あぁ百花遅かったか?」
「いや遅くないよ。それと百花って呼ばないで。アクイレギアだから。」
おまえはお兄ちゃんって言いながら走ってきたけどな。
「それにしてもこのゲームって外見を変えれないのか?」
防犯とか色々ありそう。
「いや。でも外見変えるためには課金が必要だし」
「それで外見がかなり整ってるやつがいるのか」
そういう人は金を使って良くしているのか。現実で言う整形か。
「まあこのゲーム、写真撮っても人の顔がランダムに変わるしね」
「そうなのか」
「うん。じゃあお兄ちゃんまずフレンド申請送ったからフレンド登録して」
「わかった」
ステータスを開いてすぐにフレンド欄を見つけ確認した。
「アクイレギアのと、シーダーのか」
ちょっと操作して登録した。シーダーは、早いなログインするのが。
「あぁ終わったぞ」
「シーダーさんってだれ?女の人?」
期待した目で見るな‼︎最近、彼女いないことをいじりすぎだろ。
「あいつだよあいつ、巧」
「な〜んだ巧さんか〜面白くないの」
不機嫌になるなよ。俺が悪いみたいになるから。
「じゃあどこに行く?」
「とりあえず町を探索する」
「わかった〜じゃあアクイレギアは他のゲームの仲間と会ってくるね。わからないことがあったら言ってよ」
アクイレギアは走りながら言って。
「じゃあ俺は他の人がどこに向かってるかいってみるか」
俺は、人が流れている方に向かった。




