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流れ着かば

 目を開けばそこは、見慣れた未知の世界だった。


「ここが、〈エルダー・テイル〉・・・!」


 僕の興奮と好奇は、あっという間に最高潮に達した。ゲームだった筈のこの世界(セルデシア)に、僕はやって来たのだ。

周りを見渡せば、何時も一緒に冒険してきた仲間達が寝そべっていた。


「みんなー! 起きろー! 〈セルデシア〉に来たぞー!」


 大声を出して、仲間達の覚醒を促す。


「う・・・ん。もぉ、なんやの、やかましぃなぁ、もぉ」


 それに反応した長身の〈武士〉の女性が、頭を掻きながらゆっくりと身を起こす。


「おっはよー、しずこはんっ! 気分はいかが?」


「なんや、無理に起こされたよぉで、寝覚め悪いわぁ」


 言って大あくびをした“しずこはん”──アバター名、盛野景唐もりのかげから──は、まだ寝ぼけ眼のままふらふらと立ち上がる。


「・・・級長きゅうちょう、これ、どないなってはるのん?」


 キョロキョロと辺りを見回したしずこはんは、まぶたが半分落ちたままの目をこちらに向ける。級長というのは、僕──アバター名、級長津彦しなつひこ──のニックネームだ。


「だからさっ! 〈セルデシア〉に来たんだよっ、僕らっ!」


「そうみたいだねー」


 相槌を打つ声のした方を向くと、白鋼の鎧を纏う白髪白肌の男性〈守護戦士〉が体を起こしていた。


「おっ、ほわいも目ぇ覚めたかっ!」


「そりゃまー、すぐそばで燃え上がってる人がいたら、暑くて目が冴えちゃうよー」


 ほんわかした口調でそう言いながら立ち上がった“ほわい”──アバター名、ヴァイス=ゼンゼンマン──は、そのままどこかへと歩きだした。


「他のギルメン起こしてくるわー」


 僕が聞く前に行く先を告げ、ほわいはちょっとふらつきながら歩いていく。


「だだだだん、だん、だん、だだだだだん、だん、だん、だだだだだん、だん、だん、だだだだだん、だん、だん、だかだかだん」


 そのうち、誰かの口ドラムが響いてきた。

発生源は、そばに寝転がっている女性〈施療神官〉。


「おはよっ、ひびきっ!」


「ん」


 天井を見つめたまま、“ひびき”──アバター名も同じ──は右手を上げて挨拶を返してきた。

ついでに起こしてくれ、といわんばかりに。

まったくもー、しょーがないなー。


「島田はん、もぉ朝やで? 起きなあかんよ?」


 ひびきを立たせていると、しずこはんが“島田”──アバター名、OB・FES──を起こそうと揺さぶり始める。


「んー、あと三ワットー」


「三分とちゃうのん?」


 島田の反応にやんわりツッコむしずこはんの肩に手を置き、ひびきが端的に補足する。


「雷ロール」


「あぁ、そやったなぁ」


 納得したように頷き、しずこはんは島田のそばを離れる。


「起こさんだかやー?!」


 途端に飛び起きツッコミを入れる島田。


「あらぁ。その訛りって、素ぅやったんやねぇ」


「島田は、静岡の人」


「前に言ったら?」


 女性陣は早速かしましトークをはじめた。

異世界漂流とかはあんまり気にならないみたいだ・・・相変わらず、変なとこで肝が据わってるなあ。


「おーい、みんなー。三佐ちゃんが大会議場に集合しろってさー」


 しばらく彼女達の話を聞いていると、ほわいが僕らを呼びに戻ってきた。

僕らが所属するギルド、〈D.D.D〉が誇る三羽烏の一人、高山三佐。

レイド作戦本部長にして戦域哨戒フィールドモニター班の班長を務める敏腕わんこちゃんである。ちなみに、僕は個人的にミサちんと呼んでいる。

ギルド一の才媛な彼女の呼び出しなのだから、この状況は一大事だということなのだろう。僕らは急ぎ、ギルドキャッスルの大会議場へと向かう。


「皆、集まったかな」


 大会議場。

城の謁見の間といったそこに、恐らく百人近いメンバーが集っていた。

さすがに千人以上いるギルドだから全員とはいかないだろうし、恐らくは各師団の主要メンバーだろう。

その上座、すなわち玉座に腰を掛ける、重厚な青い鎧を纏い、眼鏡を掛けた理知的な〈守護戦士〉が立ち上がり、ざわつくメンバー達を制して語りはじめる。


「我等は現在、〈エルダー・テイル〉の世界に呑み込まれるという、未曾有の事態に直面している。恐らくは、我等のみならず、ログインしていた全てのプレイヤーが同じ状況に置かれているものと思われる」


 〈D.D.D〉ギルドマスター・クラスティ。

サブ職業そのままの“狂戦士”なる二つ名を持ち、最強の〈守護戦士〉と名指される凄腕プレイヤーである。


「しかし我等は、この状況に臆してはならない。何故ならば、我等はこのアキバの街における、最大規模の戦闘系ギルドであるからだ」


 彼の言葉を、全てのメンバーが固唾を飲んで聞き入る。


「ある意味では、我等こそが、ここをホームタウンとするプレイヤー達の行動指針となる。そんな我等が怯えて躊躇う事は、更なる不安の種を撒くという事に他ならない」


「故に、我等はこれより、街の中とその周辺エリアを調査、そこから得られるであろう様々な情報を収集・精査し、これをアキバの全てのプレイヤーに公開していきたい」


「この件は、我等以外のギルド、ないしは有力プレイヤーにも打診し、アキバ全体の協力体制を築いて執り行う事を推奨する。何故ならば、プレイヤーの安寧と安定は〈D.D.D〉のみによってではなく、互いに手を取り合い作り上げる事が肝要だからだ」


「では、これより師団各位に役割を分担するので、速やかに状況にあたって欲しい」


 クラさんの演説並びに役割分担が終わり、メンバー達はそれぞれの師団会議室へと散会していく。


「うん? 何か質問が有るのかな、シナくん」


 その場に残った僕に、クラさんが問いを投げてきた。

ちなみに、“シナ”ってのも僕のニックネームの一つで、主にギルドの先輩からそう呼ばれている。


「あー、質問っつーか提案なんだけどさ。僕、“姫”を探しに行きたいんだけど、いいよね?」


「な、何を勝手な事を仰っていますの! 駄目に決まっているでしょう!」


 するとやはりというべきか、真っ先にブロンド巻き髪の少女・リーゼ(個人的にはりぜっちと呼んでいる)がNOを突き付けてきた。


「そうはいうけどさ、りぜっち。さすがにこの状況じゃ、“姫”が抜けた穴は相当なデメリットだよ? 仮に連れ戻せないにしても、せめて何らかのアドバイスなりを継続的にもらえるように出来れば、それなりのアドバンテージは確保出来るだろうし。探す価値は十二分だと思うよ?」


「・・・た、確かに。仰る通りですわね。お姉様がついている、と分かっているだけでも、安心感が段違いですし」


 僕の説得を受けて、すぐに引き下がるりせちー。

かんたんでした。


「探す、とは言いましたが。居場所の見当はついているのですか? そうでないのならば、おいそれとアキバから出すわけにはいきません」


 おうふ。

僕としたことが、さらに強固な城塞がある事を忘れてたぜ。とはいえ、そんな城塞ミサちんですら僕には簡単に攻略できる。何故なら、“姫”が飛ばされた場所に心当たりがあるからだ。


「テンプルサイド」


「「・・・は?」」


 その答えに、女性二人が疑問符を浮かべる。

沈黙がその場を支配するかと思ったけど、クラさんがすかさず一石を投じた。


「・・・成る程。確かに、アンケート二位のあそこなら、あり得なくはないね」


「アンケート? 一体、何のアンケートですの?」


 りぜっちはクラさんの言ったそれが何を指すのか分からず、もう一度首を傾げた。


「・・・“第五のホームタウン”アンケート、ですか。確かに、シブヤが選ばれ実装されて以降、次点であったテンプルサイドにも、タウンゲートの残骸や大神殿跡が設置されていましたね」


 クラさんの言葉の意図に気付いたミサちんが、その詳細を話す事でりぜっちの理解を促す。


「ええと、つまり。それらが今回に限って機能を果たした可能性がある、という事ですか?」


「うん、そゆこと。さすがはりぜっち、頭の回転が早くて助かるよ」


「いえ、そんな。高山さんがヒントをくださったから分かったのであって、私が誉められるような事では」


 とかなんとか言いつつも、満更でもなさそうにモジモジしているりせちー。


「ふむ。そういう事であれば、むしろこちらから頼みたいぐらいだ」


「あー、だよなー。なんかミサちんにスッゲーグチグチいわれてたもんなー」


「えっ」


「っ!? ・・・ゴホンっ! 行くのは、構いませんがっ! 条件がありますっ!」


 痛いところを突かれて、慌てて話を戻すミサちん。


「“必ず連れ戻せ”は保証出来ないから無理。それ以外なら聞いてから決める」


「そんな! ・・・あ、いえ、ではなくて。まず、一人では行かないでください」


「ん、それは大丈夫。いつものメンバーを連れてくつもりだよ。流石に戦闘になったらヤバいし」


「それと、戦域哨戒班からもう一人、お目付け役を付けたいと思います。見つけた矢先にギルドを脱退などされてはかないませんから」


「そんな事しないってー。でもまあ、もう一人連れてきたかったから、ちょうどよかったよ」


「そうですか。では、少々お待ちください」


 ミサちんが念話で戦域哨戒班のメンバーを呼ぶ間、僕はほわいを通していつものメンバーを呼ぶ。


「お待たせー」


 しばらくして。

先にやって来たのは、ほわい他三人。


「また呼ばれるとは思わんかったわえー」


「お出かけ?」


「まあそんなとこ。あれ、しずこはん、寝ちゃってるのか」


「うん。大将が話しはじめてすぐに寝ちゃってさー」


「長話は催眠呪文。世間の常識」


「おまけに抜けてない睡魔のダブルパンチだし、しょんないら」


「まあ、業務連絡つまらないはなしだったからね。無理もない」


 いつものメンバーが集まって、早速雑談が始まる。

クラさんがしれっと混ざってるけど、これもいつもどおり。


「すいません、お待たせしました!」


 数分後、駆け足で大会議場に入ってきたのは、若草色のミサちん・・・もとい、戦域哨戒班の第二副班長の“なか邑”ちゃんだった。


「大丈夫。私達も、今来たとこ」


 ひびきがフォローを入れたすぐあとに、しずこはんが目を覚ました。


「・・・むぁ。あらぁ、今度は何の集まりなん?」


「おはよ、詩津子」


「透ぅ、うちまだ眠いわぁ」


「じゃ、目覚めのキスを・・・」


「・・・えへへ。お目目ぱっちりや」


「相も変わらずNSな仲だなーや」


「えぬえすな仲、ってどういう事ですの?」


「いわゆる、おしどり夫婦」


 ほわいとしずこはんは、結婚四年目のラブラブ夫婦だ。

夫婦でMMOやってる人ってのは結構珍しい。しかもこの二人はゲーム内で出会って結婚したわけじゃなく、中学時代からの付き合いだったりするため、その絆はチョー深いのである。


「テンプルサイド・・・ですか。〈ハーフガイア・プロジェクト〉がそのままだとすれば、徒歩で片道三時間ぐらいですかね。まあ、〈鷲獅子〉(グリフォン)使えば一時間かからない距離ですけど、フィールド調査も兼ねて移動すると考えれば、もう一、二時間はかかると見ておいたほうがいいかもですね」


 事情を説明すると、なか邑ちゃんはすぐに色々と割り出した。てか、フィールド調査って・・・何故バレたし。


「そうですね。先行調査に赴くと、シナくん自ら名乗り出てくれましたし。それくらいが妥当でしょう」


 うわ、さすがクラさん気づいてやがったか。

抜け目ねーなー、ちくしょう。

横目に見れば、いつものメンバーもニヤニヤしながらこちらを見ていた。うん、君らは気づいただろうと思ってたよ、付き合い長いし。

お口あんぐりで固まっているりぜっちの隣で、溜息を吐いて首を振るミサちん。


「・・・ああ、それが本懐でしたか。クシ先輩の話を出されたので、完全に鵜呑みにしてしまいました」


「あっ。もちろん、ちゃーんと“姫”の所在確認もするから、安心しといてね、ミサちん?」


「っ! そんなの、当然ですっ!」


 今更ながら、“姫”ってのが誰なのかを説明しないとね。

その人の名前は“櫛八玉”。

僕が一番好きな人で、元〈D.D.D〉副総長兼第零レイド師団長並びに三羽烏の一翼というミサちんを超えるキャリアウーマンにしてマイマジェスティなお方である。

今から約二ヶ月ほど前に、モロモロの理由があってギルドを脱退し、ついさっき(といっても半日ぐらい前だけど)には引退を告げるメールを送ってきたんだけど、どうやら運悪くログアウトしそびれたらしい。その証拠に、僕の持つあるアイテムに彼女の反応がある。

〈想い人への羅針盤〉(ラヴァーズ・コンパス)

数年前のバレンタインクエストをクリアして手に入れたこいつが、姫の居場所がテンプルサイドだと告げているのだ。


「てーかさ。所在確認なんて、念話すりゃあ済む話だら? なんで真っ先にやらないだか?」


 ・・・あ。

それは、思いつかへんかってーん!


「だ・・・だって」


 言われて急に、肩をしょんぼりと落とすミサちん。


「私が、念話を掛け直していなければ・・・もしかしたら、クシ先輩はこの事態に巻き込まれずに済んだかも知れないんですよ? なのに、ふてぶてしく念話なんて、掛けられないですよ・・・」


 あー・・・出たよ、出ちゃったよ、ミサちんのネガティブモード。すーぐ自分を責めるんだから、こいつときたら。


「三佐、それは違う」


 僕が彼女を慰めようとしたら、ひびきがフォローを始めた。


「多分だけど。クシちゃんが、ログアウトボタンを押しそびれただけ。三佐は悪くない」


「ですがっ!」


「クシちゃんに、叱られちゃうよ? 『私の責任を勝手に背負うな』って」


「っ」


「取り敢えず。気持ちの整理がついたら、念話してあげて。そうすれば、クシちゃんも、喜ぶだろうから」


「・・・分かりました。そうします」


「ん。その時は、何時もの三佐らしく。ね?」


「はい。ありがとうございます、ひびき先輩」


 ひびきのフォローが終わると同時に、僕に念話が掛かってくる。

相手の名前は“ユースケ=ヘクサグラム”。

〈RADIOマーケット〉所属の〈武闘家〉(モンク)で、僕と同じ家庭教師センターに所属していたカテキョ仲間である。


『おっすー、そっちどんな様子?』


『いやいやいやいや。お前なんでそんな冷静なの? ・・・あ、そうか。“狂戦士”直属部隊のメンバーなら当たり前か』


『別に零師団は必ずしもクラさん直属って訳じゃないけどね』


『ウチはついさっき“御隠居”の一喝で何とか混乱が収まったとこ。そんでもまだバタバタしてるけど、こうなった直後よりはマシってとこだな』


『おー、じっちゃん流石だな!』


『で、今はログインしてた他のメンバーに召集かけたり手近な物事の確認中』


『ログアウトとGMコールは使えなくなってるよね? 僕らもそうだし』


『あー、やっぱそうなのか・・・あ、わりい、知り合いから念話来たから一端切るな』


 ユースケとの念話が終わると、ひびきと島田がそばに来て訊いてきた。


「今の、ユースケ?」


「うん。〈RADIOマーケット〉は取り敢えず大丈夫みたい」


「じっちゃんが『落ち着かんか馬鹿共がー!』とかやっただか?」


「うん、そんな感じだって」


 〈RADIOマーケット〉は、僕・ひびき・島田・ほわい・しずこはんの五人が〈エルダー・テイル〉を始めてすぐに入ったギルドで、僕らのエルテ歴の約半分はそこで過ごしたため、今でもけっこう親交が深い。

実を言えば、ユースケとその双子の弟のサスケも含めたメンバー全員が同窓生だったりする。

ちなみに、ミサちんは僕らの後輩であり、ひびきの追っかけをしていたぐらいに彼女を慕っている。

そこから姫に乗り換えたのは、単にあこがれの先輩だからなのか、先輩依存症(そういうせいへき)だからなのかは、本人のみぞ知るところ、である。


「シナ先輩、なにか失礼な思い違いをしていませんか?」


「べっつにー。あ、それはそうと。ミサちんこそ、姫がテンプルサイドにいるって分かった途端にギルド抜けて姫の右腕になろうなんて考えんなよー?」


「・・・アハハハーイヤダナーソンナコトスルワケナイジャナイデスカー」


 ダメだこのミサちん、早く何とかしないと。

相も変わらず、姫の事となると前すら見なくなるのは悪い癖だなあ。まあ、僕に言えた義理じゃないけど。


「さて、と。そろそろ出掛けますかね、皆の衆?」


「ん」


「だねー」


「はいな」


「ほいじゃ、レッツラゴートゥーヘルー!」


「冥府に行ってどーするだやー?!」


 そんなこんなで、僕ら第零レイド師団のエースパーティー、通称“トッカンジャー”の小旅行は始まったのだった。


「なんか、先が思いやられるなあ・・・」

・・・さて。

しょっぱなから先達・ヤマネ様の分身・櫛八玉の姉御(の存在感)をば勝手に使わせて頂きまして有難御免被り候。

これからもガッツリ登場予定であることを重ねて先刻謝罪の構え・初伝。

そして、拙作を読んで頂いた皆々様。

ごっちゃりで読みづらくてすいません、精進します。

たぶん(ぉ


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