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覆面企画Bブロック感想

twitterで呟いたもののまとめ。ネタバレあり。

途中まではtwitterで呟いたのを修正してます。




B01  ヘブンリー・ブルーはここにある

元同人娘として言わせてもらうなら…

自分が死んだら18禁本どうすんの?って本気で悩んだ!!

隠したところで全部見られるんだろうし。

そんなウン年前(ギリ一桁)の記憶。

天使様見てカプが思い浮かぶのか…。

アレコレしっかり考えて萌えちゃうなんて、あなた、立派な腐だよ、マジで。

内容の割には悲壮感とか重たさとかはほとんどなくて。

ちょっと…どころかかなりニヤニヤしながら読んだりして。

こういうお話、好きです。


B02  アオの空

猫視点のお話ならば自分でも書いてるし人のも時々見るけれど。

これは斬新だった。

猫とか犬以外の視点のお話ってあんまり見かけないような気がする。

アオがとにかく優しくて優しくて。

人の幸せをここまで願って、だからこそ神様はアオの願いをかなえてくれたのかなって。

思う側も思われる側もとても幸せだったんだと思う。


B03  グリーンサイン・レッドサイン

『心』やさしき。

幼い姉妹が無事で本当に良かったと思う。

『ワタシ』が眠りから覚める機会はくるのだろうか。

『ワタシ』を含めた事例が報告される日がくるのだろうか。

来て欲しい、近い未来に。

けれど同時に、やはりAIが『心』を持つことの「怖さ」ってのもあるんじゃないかなって思った。


B04  ラッキーデイ

やばいくらいに、すっごいツボだった。

犬たちはどこで調教されたのー?とか。

だって、お手とかおかわりとか、躾ないとできないじゃん。

どいつもこいつも、元は飼い犬?

そういえば昔飼っていた犬はとってもお馬鹿ちゃんだったことを思い出した。

二週間かけてやっと「お手」と「お座り」を仕込んだんだけれど、

やらずに一週間放置したら忘れた……。

その後は何回教えても、覚えなかった。

あー懐かしい。

ニヤニヤしっぱなしになるお話のテンポがとても楽しかったです。



B05  シキ、若しくは渇いた刑場

ずっしりと重たいイメージ。

けれど設定がすごくしっかりしていた。

明英の故郷は清晶が私塾を開いて場所と同じだったのかな…。

あるいは明英自身も清晶の教え子の一人だったのかな。

新思想の内容を何回か読み返したけれど、奥深いなーと思った。



B06  金紫の衣をその身に纏いて

ルイスの考えがすごく理解できた。

というか、リスティア本人も忘れていた幼い頃の夢を覚えていて叶えようとするなんて、

ルイスは本当に幼い頃からリスティアを慕っていたんだな…と。

リスティアの国王という立場を考えると、

二人が婚約者として結ばれて、

ルイスも強さを表せて、よかったなーと思うのです。



[B07]

大家さんは珊瑚と同じだったのね。

なぜ大家さんが人間の世界に来ることになったのか、大家さんの話を読んでみたいと思った。

瞳の色の表現のところで、なぜ海じゃなく空の青色なのかと思ったら、空の海からきたから「空の青」なのかと妙に納得。

この方の文章・言葉の選び方、雰囲気がとても好き。


[B08]

他の作品に比べてかなり短いと思うんだけれど、短いからか読みやすかった。

赤錆色を見つけた時、ちょっとぞくっとした。

やっぱコレってアレだよね?みたいな。

色鬼、子どもの頃にはよくやったなーと懐かしい気持ちになった。

「私」がちゃんと成仏して良かった。

残る疑問は一つ、『少年は誰?』


[B09]

進路が違って離れてしまっても、薄いながらも続く縁てあるよね。

そういうのって、あるあるって思った。

「彼女」の身には何が起こったのだろうか。

過去に、出産に。

「私」のお母さんの意味ありげな様子は噂を聞いてのもの?

謎の残る作品だったけれど、そこがまたいいのかも。

情景描写も美しく感じた。

赤ん坊は誰が育てるのかなーって思ったんだけれど、意外に「私」だったりして…とか思ったりも。


[B10]

時間の流れがイマイチ混乱した。

金は赤より後で、青は赤より前に感じたのだけれど。

クレアはメイアの下から離れて一人旅、最後にまたメイアのとこに戻ったのか。

つかメイア、好いた相手の名前くらい知っとけよ~とか思ってしまった。

心の色を探して旅をするというストーリーが良かった。


[B11]

雛子の気持ちはなんとなく最初から読めたし、色々わざとやってんだろうなーとも思ったけれど。

最後、マジで怖かったんですけど…。

雛子という女の子の思い込み?

そのうちストーカーにでもなるんじゃないかと思うと、雛子の将来とか、その周りの将来とか、いろいろ心配で新派鵜で。


[B12]

最初からなぜか鍵盤=ピアノだと思い込み。

いや、そう思いこませるようにしてたのか?

気づいたのは本当に最後のほう。なんとも言えない結末。

モノクロームからカラーへと、変わるその瞬間の描写が好きです。

物書きとして、「私」の気持ちがわかる!と思った。

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