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覆面企画Aブロック感想

01/弟

最後の最後で視点が突然切り替わっていて、アレ?と思ったところが気になってしまったくらい。

ピンクの封筒の中には何が書かれていたんでしょう? 気になります。

敬語萌えになりそうな作品でした。

二人のテンポが妙に独特に感じられました。設定そのものも代理恋人ってのはありそうだけれど、そこに彼女のお兄さんが絡んでくるっていうのが新鮮だった。

というかお兄さんは二人の今後をどう思っているんでしょ? 応援しているのかなー。してそうだな。


02/碧の空

胸に響いた。何が……と深くは言えないけれど。

異世界トリップして何年か経ってからのストーリー自体、あまりないと思う。(私が知る限りでは1作だけ)

7年経って過去を振り返り、今を振り返り、未来を思う。

7年という月日の流れが短いのか長いのか……、すごく自然なシーナの心の変化に感服。

椎名柚流がシーナとして幸せに、この異世界で暮らしてくれればと思う。

続編、読みたいです。


03/光り輝く風景

とりあえず、読み終わったら笑顔でした。

最初、恋愛モノだとは全く思わなくて。

いつもカラーの夢を見る私は、白黒の夢ってどんなだろう?と思ったり。

ばばぁ!?と笑ったり。

んで、下手なナンパしてるよ~。

つか、篠原も須藤さんもゲーマーなんだ、とか。

紅茶つけたら藤宮は名前を教えちゃうんだ、とか。

その場面場面で、ほこっりとなる作品でした。


04/愛に逢いに

読後はしっとりしていた。しっとり?ほんわか?う~ん、言葉って難しい。

おばあちゃんも女の人だったんだなって、誰だって若かったときがあって、そうしていつかは年をとるのだと改めて思った。

年をとっても、誰かに恋焦がれる気持ちは残っているんだろうね。

そういうの、年齢とか関係ないよね。


05/洗濯参景 -十和と千早-

こういう友人のノリっていいねぇ。

千早のご主人になる方、とっても優しそうですね!優しそうというか、やっぱりお坊ちゃま?

元カレの言動もなかなか気にはなるところです。ポイントとか値引きとか、心惹かれちゃうよね!


06/俺と彼女の模範解答

小夜子さん、オトコマエっすー。

さらりと「愛してるぞ」とか言っちゃって、「おお~~!」と思いました。

真珠の白と雪の白。

同じ白でも微妙に違う。

だから混ざり合ったら、また微妙に違う白になるんだよね。

あ、いいな~、この考え方。


07/色覚研究所奇譚

恋愛は恋愛なんだけれど、悲恋?

…とも違うよね、終わり方が。

「私」の夢である「お嬢さんと逃げること」の色がアレなのは、ドロドロしたものを抱えていたから?

麗人に吐露したような、うがった考えとでも言うのだろうか。

いるよね、こういう人。腹の中に一物抱えて、それを普段は隠している人。

いるいるって思って読みました。

全体的に文章の雰囲気が少し古い推理小説というか、京極夏彦というか…。

なんだかそんなようなイメージを受けました。

少し古いは、私の中では江戸川乱歩あたりの作品です。



08/歌う青と芽吹く緑

ホロっときた。

樹公様はとても長い長い時を生きてきて、人の命はそれに比べたらずっとずっと短くて、もしかしたら樹公にしてみれば、彼の人生においてほんの数瞬のことだったのかもしれない。

だから森林官の名前を聞くことはなかった。

若菜の母はどんな名前だったんでしょうね?

青に関係のある名前だったのかなーと想像してみたり。

若菜は緑だよね。樹公様→緑→若菜?



09/蜜色のアトリエ

最初、シロワが作っているのはウクライナの女性が砂を使って次々にストーリーを描き出す「サンド・アート」なのかと思ったけれど、違うのね。

カラーサンドを使って、平面に絵を作るほうのサンドアートかぁ……。

シロワの描いたという「はじまりの日」が、脳裏にぼんやりと思い浮かんだ。

ぼんやりとだけれど、でもこういう絵なんだろうなっていうのがハッキリと。

光景とかが思い描ける描写の仕方を見習いたいと思った。



10/言祝ぎ

中華っぽいイメージ?

すいません、慣れないもので名前の読みがすぐにわからなくなったりしてしまいました。

話し方も、普段読んでいるものとはちょっと違うので、慣れるのに少しかかりましたが…。

琴香様を桃色と表現したその理由の表現に「ほぅ」となりました。

淡くてやわらかい、内にも色があるからこその、桃色。

素敵な表現だなーと思って、何回か読み返しました。



11/月影に色ふ

最初は大好きな幼なじみモノだー!と思ったのですが。

うーー、切ない。

子どもは結局、いつだって親の都合に振り回されてしまうということなのかな。

「だった」って言ってしまう、言わなければいけない美咲の気持ちと、

それを察した正の気持ち。

後味の悪さとかは全然なくて、ひたすら切ない。



12/花びら一つ、あなたに

「私」は花…?

普通の女の子だと思っていました、最初。

花、なのかな?女の子なのかな?

気になるーー!

もう「やられた」って感じでした。

いいなー、こういう謎を残した作品。

花びらが王子様の目に留まるといいな、と思わずにはいられない。

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