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私的解釈で詠む万葉集  作者: あ
2巻
11/74

2/119 芳野河 逝瀬之早見 須臾毛 不通事無 有巨勢<濃>香問

原文:芳野河 逝瀬之早見 須臾毛 不通事無 有巨勢<濃>香問

訓読:吉野川 行く瀬の早み しましくも 淀むことなく ありこせぬかも

仮名:よしのかは ゆくせのはやみ しましくも よどむことなく ありこせぬかも

校異:流→濃 [西(右書)][元][金][紀] / 問 [類][古][紀] 聞


*** メモ ***


流←濃に変えた場合。


修正:芳野河 逝瀬之早見 須臾毛 不通流事 巨勢無有香聞

訓読:吉野川 逝く瀬の早み しましくも 通はざる事 こせ無くあるかも

仮名:よしのかは ゆくせのはやみ しましくも かよはざること こせなくあるかも


吉野川は瀬を早く削っていくらしい。そんな流れが少しの間も通じない事があって欲しくないなあ。


瀬とは川の浅いところ。

しまし=しばし=しましく=しばしく=しまらく=しばらく。

()()見毛で「見えするも」と読む可能性も考えたが、ちょっと強引すぎるか。


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