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自由
くるくる回る女性。
目も回る忙しさの中、どう毎日を過ごしているのだろうか。
いつも君は踊るように回っている。
君は、何事にも縛られない。
君が動かないように僕は、腕の中に抱きしめていたいと思うけれど、
君は、風が吹くようにいつのまにか、いなくなってしまう。
いつまで、そうしているのかい。
君は寂しくないかい?
君が、もう、どこへも行かないように抱きしめてあげたい。
けれど、なめらかな肌をした君は、するりと、僕の腕の中をすり抜けて、しまいそうだ。
僕は、君を止めることができない。
そう、君は、自由だよ。
愛勝司
今後もこんな世界観が続きます。
お楽しみに。