武闘会本戦第1試合
「さぁ!始まりました!第1回FreeWorld武道大会!司会進行は予選を敗退した私!ファーストブロックはみーやが担当します!そして!セカンドブロックはやまとろろさんです!」
「休暇のためにがんばりまーす。」
「はい!ではルール説明です!予選で勝利した2人はファーストブロック・セカンドブロックにそれぞれ分かられもらいました!トーナメント方式となっており、最終的に各ブロックで勝ち残った2人が決勝戦となります!
勝利条件はHPがゼロになるか棄権するかもしくは制限時間20分の間に決着がつかなければHPが多い方が勝利となります!回復アイテム無し!それ以外はなんでもありです!それでは〜!盛り上がっていきたいと思います!第1試合ファーストブロックから!
Aブロックから予選での立ち振る舞いは正に女王様!鞭を使って攻撃する姿はドMには堪らないんじゃないでしょーかー!スカーレット選手〜!そして!Bブロック!遠距離武器の弓を駆使して相手をポンポン撃ち抜く様は正にロビンフットのよう!ウィリアム選手〜!
そして会場を移し!セカンドブロック第1試合はAブロックからまさかまさかのロリ少女!ロリコンは今すぐここから消えろー!白雪選手〜!そしてBブロックからそれは正に佐々木小次郎のような刀裁き!小次郎選手〜!それでは両者ともに!第1試合!開始!」
✤✤✤✤✤白雪視点✤✤✤✤✤
相手は刀を使うから懐に入らないと勝てない。
とりあえず初めは一気に正面突破!
「くっ!」
『開始早々白雪が懐に入って攻撃するが小次郎が上手く躱したか、いや少し食らったな。白雪はこのままラッシュを決めたいところだっただろうが小次郎が下がったから決めきれなかったか。』
意識を集中させる。大丈夫。私は出来る。速攻で終わらせる!
スキルの身体強化と瞬速を使い一気に間合いを詰める小次郎は刀スキルのASを使うがそれも全て避ける。懐に入れば双剣が届くのでスキルの風属性魔法をスキルの魔力付与で双剣に纏わせ一気に畳み掛ける。何回か防がれたけど3分の1は削ることが出来た。
『白雪の方が体も小さく俊敏性もあって小次郎はやられっぱなしだな。何とか食らいついてはいるがこのままでは負けるだろうね。』
1度下がり風属性魔法のASのエアショットを打つ。
避けながら小次郎はこっちに向かってきたのでその場で留まり刀を振り上げた瞬間瞬速で目の前に行き双剣のASのダブルスラッシュを叩き込む。そのまま押し切って何とか倒した。
『うん。勝者白雪。初めに子供だと思って侮ったのかスキをつかれてからそのまま流れに乗ったな。おめでとう。』




