つかの間の休憩時間
ちょっと短めです
予選が終わりフィールドを出た僕とオーロラは何故か一緒にいた。
「今からお嬢様の所に行くのですが…。」
「ん?いいよ!いいよ!私もついて行くから!」
という事らしい。
はぁアリスになんて言おう。
「あっ!ユウカ!」
「お嬢様!予選お疲れ様でした。ベル様も白雪もお疲れ様です。」
「ユウカくんもお疲れ様。」
「ん。頑張った。ところで後ろの人誰?」
「はいはーい!ユウカと同じ予選会場でユウカに寄生して本戦に突破したオーロラって言います!よろしくねん!」
「間違ってないけど間違ってますからね?」
「大方あってるからいーじゃん!アリスにベルに白雪よろしくねん!」
一悶着あったような気もするがスムーズにアリス達に溶け込んだのは流石のコミュ力だなぁと思った。
「実は友達の中で私だけ当選しちゃってボッチだったから女の子の友達欲しかったんだよねー!良かったらフレなろ!」
「ええ、まぁいいわよ。」
とまぁそんな感じでトントン拍子にアリス達とフレンド登録をしていた。ちなみに僕とは予選が終わってすぐ交換した。
「アリスちゃんたちじゃない!予選お疲れ様〜!」
「本戦頑張って。」
「「「「「頑張ります!」」」」」
ちょうどそこに梅さんと松さんがいた。
どうやら2人で一緒に露店を出しているようで売上も上々らしい。
「ってユウカくんと一緒にいた子じゃない。」
「どうもー!オーロラっていーます!よろしくねん!」
「私梅干!防具が欲しかったら是非うちへどうぞ〜!」
「武器ならウチへ。」
「上位の生産職の人じゃん!ユウカ交流すごいね!」
そんな感じで本戦が始まるまで雑談をしていた。
「さて本戦はみんな当たっても本気で勝ちに行くからね!」
「もちろんよ!」
「それでも私が勝つ。」
「こーせんてきー!がんばろー!」
「もちろん私も負けませんよ?」
「じゃあ試合で会いましょ!」
「「「おー!」」」「はい。」
「「「「ユウカ(兄)くん!そこはおーでしょ!」」」」
「執事ですから。」
本戦の試合はAvsB CvsDと言う感じのトーナメント方式で2ブロックあってそれぞれで決勝出場者を決めるよくある感じのやつです




