第六天魔
更新が遅れて申し訳ないです。
シンプルにスランプです。
月1は頑張るのでよろしくお願いします
「松ログアウトしちゃったしこれからどうする?他にも誰か紹介しようか?生産職の子になっちゃうけど。」
「そうですね…。辞めておこうかと思います。」
梅さんのお店を出てから何となく北の森に行く事にした。
「あれは…?」
なんかグリムが縄に包まれて木にぶら下げられていた。
「あ!ユウカ!助けてくれよ!」
「えっと、それで何があったんですか?」
とりあえず縄を解いて降ろすとグリムが包まれた理由を話してくれた。
「なるほど…またアルカナさんに怒られたんですか…。というか口調、普通ですね。」
「ん?あぁ、あれはトワ、第六天魔の奴がそういうキャラで行ったほうがいいぞ?って言われたからそういう口調にしてただけだぞ?アルカナに叱られたからもうしてないけど、もちろんユウカとの戦闘は楽しかったけどな!」
「なんというか…天魔って個性強いですね。」
「ん?そーか?まぁみんな俺より全然強いからなぁ。」
グリムより強いって…一体なんレベあるんだ…僕と戦ってた時も本気じゃなかったし…。
考えるのやめよう。
「そーだ!ちょーどいいや。多分そろそろトワが来るから話すか?」
「いや…。」
断ろうとした時グリムの後ろの方で空間に裂け目ができて、そこから黒い翼の女の人がでてきた。
「グリム〜迎えに来たわよ。それがお前の言ってた子?」
「あぁ!こいつはぜってー強くなるぞ!」
「そう。楽しみね。もしかしたらグリムから聞いてるかもしれないけど、私の名前はトワ・エクレールと言う。君が私を倒すぐらい強くなってくれることを期待しているよ。うふふふふ。」
「こ、これはこれは申し遅れました。ユウカと申します。あまり戦いたくはありませんが以後お見知りおきを。」
グリムに煽り方教えてたりしてたからなんとなくそうかなとは思ってたけどやっぱりこの子戦闘狂だ…。
「さっ、グリム帰りますよ。これ以上いるとアルカナに怒られるので。」
「ちぇ、折角ユウカと会えたのによ。まぁしゃーない。次会う時までにはもっと強くなってろよ!じゃーな!」
「善処します。」
また空間に裂け目ができてその中に入っていった。トワのスキルは空間魔法か何かがあるのだろうか?それともあれは種族固有なのか?疑問は尽きないけれど遅くなるとあれなのでそろそろ切り上げることにした。
「って感じかな。」
「ほんと祐はレアイベを持ってくるわよね…。」
「わざとじゃないんだけどね。」
「まぁそれは分かってるわよ。私にも何かシークレットクエスト来ないかなー。」
「ははは…。」
アリスのつぶやきに僕が笑うしか無かったのは言うまでもない。




