表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゴーレム無双!〜学会から追放されたので今は探索者やってます〜  作者: ゆん。


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

6/6

体験、初めてのダンジョン探索!

 街の外を歩いて数分。俺達の目の前にはぽっかりと空いた穴が一つ、ここが今回探索するダンジョンって事か。


「目的地到着。依頼書を確認しておこう。」


「マスター、今回の依頼はスライムの討伐です。外に出て作物を食べちゃうので、数を減らして欲しいらしいです。」


「よし、早速退治しよう!マトン、ゆっくり行くぞ。」


「はい!」


 俺達はダンジョンに足を踏み入れる。足場は意外としっかりしてる、周りは岩や土でちょっと湿ってるけど、滑る心配は無さそうだ。


「階段があります、降りてみますか?」


「まだやめておこう。こういうダンジョンは下に降りるほど敵が強くなると思う。今はここでマトンの確認だ。」


 俺はカバンを抱え、マトンから少し距離を取る。早速動きを確認だ!


「マトン、まずはサーチ機能を試してみてくれ。」 


「はーい!」


 指示と同時にマトンの目がキラキラと光り、周りを見渡している。このダンジョンは全体的に暗めだが、この機能があれば何があるか分かるぞ!


「マスター!奥に魔物の反応があります。数は二体です!」


「サーチは成功!次に進もう!」


 足下に気をつけて進むと、マトンが見つけた魔物が姿を現す。水色のプルプルと揺れる生き物。あれが今回のターゲット、スライムだ。





「マスター。見つけましたね。」


「向こうは気づいてるみたいだ。こっちに来てるぞ。」


 地面を滑るように近づいて来るスライム。でもスピードは遅い!


「マトン、戦い方は分かるな?」


「はい!」


 マトンは走り出し、まずは一体のスライムに狙いをつける。良いスピードだ、これなら反応出来ないだろ!


「えいっ!」


 スライムを力を込めて殴るマトン。そのパンチに当たったスライムは爆発、周りに液体が飛び散った。


「やった、やりましたよマスター!」


「あっ逃げた!スライムが逃げたぞ!」


 今のを見て、もう一体が慌てて地面を滑り出した。力の差を理解したんだ、かなり賢いな。だが!


「マトン、火炎砲用意!」


「はい!」



 手のパーツがパカンと開き、そこには砲身が一つ。そこが光ったかと思うと、大きな音と一緒に光線が発射された。これがマトンの武器、火炎砲だ!



「!」


 スライムに光線が命中し、辺りが爆風に包まれる。か、火力高すぎたか……?







「……倒したな。マトン、動いてみてどうだった?」


「問題ありません!関節部分も、武器の性能もバッチリです!サーチ機能も完璧、流石マスターです!」


「そうかそうか!良かったよ、マトンは凄いなー!」


「えへへ、褒められちゃいました!私、頑張りましたよ!」


 後はスライムの核をしまって帰る準備だ、これが倒した証拠になるんだ。どれだけ倒すとかは特にないけど、帰りにまた見たらやっつけよう!動きは百点満点だ!


「マスター、お疲れ様でした!」


「スライムの核って高く売れるのかな。どれだけ稼げるんだろう?」


「……?」


「どうしたマトン?」


「あの、下の方から音が聞こえませんか?」


「下から……階段か。」


 ダンジョンの中にあった、いかにも入って下さいって感じの階段。動き的に俺達なら余裕で突破出来そうだが……


「いや、依頼は終わったんだ。これで帰ろう。」


「分かりました。でも一応サーチだけしておきますね。」


 マトンは階段をそっと降りて、辺りを確かめる。……お宝とかあったら取りに行くか?お金になる物ならこっそりと

「マスター!マスター!」


「ど、どうした?」


「下に大きな反応があります!」


「大きい?どれ位だ?」


「と、とにかく大きいです!」


「ここって初心者向けだよな?そんなのがいるなら逃げるぞ!」


 荷物を持ってすぐにここを出よう!何事にもイレギュラーって物がある、避けられる危険は避けるべきだ!


「だ、駄目です!誰かいます!」


「何だと!?」


「ひ、一人みたいです。大きい反応の側に、小さい反応が!」


「…………。」


 仕方ない、決めた!







「ならさっさと助けて帰るぞ!マトン、いつでも戦えるよう準備して!」


「はい!」


 待っててくれよ、今助けに行くからな!





















 ◇◇◇


「ハァ、ハァ……撒いたようね。でもどうしてこのダンジョンに、こんな危険な魔物がいるの!?ここは深くても五階層しかない筈なのに!」


「ギョォォォォ!」


「バジリスク……高難度ダンジョンの最奥にいるような魔物が、こんな所に!今動けないから、このまま隠れてないと……。」



 カタカタカタ。


「中継されてるから、時間が経てば助けが来る筈。お願い、誰か来て……!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ