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十一、薫衣香(くのえこう)

 初夏の


 雅やかなり


 薫衣香


 自室にて


 揺蕩(たゆた)う香の


 煙かな


 ※今回も二句を詠みました。どちらもお香をテーマにしています。一句目は昔の人が衣装に焚きしめていたお香の名称を使いました。薫衣香と書いて、「くのえこう」と読みます。

 掛籠(かけご)という道具に、衣装を引っ掛けて香炉を真ん中に置いて。その香りを染み込ませていたんですね。

 二句目は自宅にて、お香を焚く光景になります。以前に、月下美人やらラベンダーのお線香を買った事がありました。月下美人は甘いながらに刺激的な感じですね。ラベンダーは嗅いでいたら、速攻に眠たくなる感じでした。

 何でか、よく眠れたのを覚えています。

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