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妄想論

ラノベは差別化された商品

作者: とびうお君

 まずなろう小説はライトノベルか?なら違うと思う。理由は別にライトノベルを書くって決まりが無いから。なろう小説でラノベについて考えるべきなのはどうしたらランキング上位にいけるか?ここで重要になる。漫画アニメみたいな物語がどうしてもなろうではランキング上位に来る。それを私はライトノベルと似たようなものとしてる。


 ちなみにラノベはキャラ重視だからなろう小説と違うって定義は間違ってる。それはラノベは音楽でのポップスと同じようなものだから。オタク向けに売れればどんな形でも良いから。キャラ重視は売るための結果論的戦略でしか無い。なろうでランキング上位に来る作品は大半ラノベと大差ない。むしろ遅れたキャラ重視の作品作りを未だに過去の成功体験でやってるラノベを先取りしてる。


 さてライトノベルにはどういう特徴があるか?で私なら端的にリアリズムへの拘りが薄いとする。それは一般小説の読者と言うターゲットに対して、それ以外のニッチ層向け作品だと見てるから。ラノベは出版社が意図的に計画した商品の差別化戦略でしか無い。ライトノベルなんて文化は無い。


 ラノベは例えば角川が一般小説に大してリアリズムのこだわりの薄い作品を作って差別化して2つとも売れるようにする。何故ラノベは妄想的作品といわれるか?ならもしラノベをリアルにしていったらそれは一般小説と同じにならないか?となる。ラノベと一般小説が同じになると困るのは誰か?同じ商品をわざわざ2つ売る角川はアホじゃないか?となる。


 ラノベは必然的にリアリズムに拘る作品は作らないのじゃなくて出版社の都合を考えると作れない。ラノベを創作文化で見るのではなくてただの商品としてみるとラノベに対する大半の批判はものすごく無意味な批判になる。


 ラノベは結果論的に一般小説と差別化された出版社にとって都合の良い商品戦略でしか無い。例えばあなたがリアルなものが見たいと思ったらラノベ以外の作品を見れば良い。リアルさは多少ゆるくて良いから自由な発想の作品が見たいならラノベを選択すれば良い。ニーズに対してものすごく分かりやすいジャンル的なものになってる。


 何故ファンタジー以外を書いても受けないか?ならラノベの販売戦略が参考になる。なろうに行けばこういうタイプの小説が見れるって分かりやすい区分がある。読者が探す手間が省ける。これと全く同じだと思う。読者と作家が相乗効果で一般小説とは違うライトノベルに偏った作品群を作り上げてきたといえる。


 じゃ無料でやってるなろうではラノベに拘る必要が無いじゃないか?ならそうだと思う。非ファンタジーを作って放置すれば良いと思う。そこで問題はどうしたら非ファンタジーで評価してもらえるのか?ここがポイントになる。ここで最初からランキングに頼らなければ良い。ランキング以外の評価基準を作って読者の探す手間を簡略化するようにすれば上手く行くと思う。ランキングは数多くの読者の人気投票なんだから読者の好みがそもそも偏っていたらどんな努力しても無意味だと思う。


 じゃどうやってランキング以外の探す手間の省略を作るのか?ならそんなのはラノベが嫌いな人が自分で考えてエッセイにでも書いて運営に働きかけて欲しい。私は漫画アニメラノベのリアリズムが緩い自由な発想の物語が好きなので考える気になれない。リアリズム重視の作品でランキング上位に来るにはどうするか?は考えるの止めた方が良い。私も謎だが読み手として書き手としてなろうのランキングはオタク傾向の強いラノベみたいな物語しか上に来ないから。これをそのまま素直に捉えたらオタク傾向の強い読者が多いからその人達が楽しむものを作れば良いんだなと結論付けてしまう。


 まず批判から入るんじゃなくて、自分でランキング以外の価値基準を創り読者の探す手間を減らす努力をしてから批判したら?と私は前向きなアドバイスを書いてみる。

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