プロローグ~彼女に出会った日~
どうも、作者の時軌夜と申します。
この物語は、のほほんと行きたいと思うのでどうぞよろしくお願いします!
最後に、話の内容には自信があります!^^
『プロローグ』
俺、『石田実』は昔から恋愛には鈍感でいつも好きな人とは友達止まりで終わっていた。
そんな自分を俺はいつしかこう呼んでいた、『恋愛鈍感者』と。
そんな俺は恋愛に鈍感なまま中学を卒業し高校に入った。
そして、俺はそんな平凡な高校生活をそれなりに楽しんでいたある日の学校の帰りにある少女に校門前で声をかけられ、思いも寄らない言葉をかけられたのである。
「そこの男子生徒」
いきなり、俺は声をかけられたので声がした方を見てみるとそこには、身長は俺よりも低くロングヘヤーで髪の色は濃い茶髪で水色の服装から予想するに俺よりも1つ上の2年生が校舎の2階から俺に向かって声をかけていたのである。
そして、その少女は口をゆっくり開け俺に思いもよらない言葉をかけてきたのである。
「あなた、恋愛鈍感者でしょ?どう、私の言う通りにすれば鈍感からも抜け出せるし彼女もできるわよ?」
そんなことを俺は言われ、噴水のような勢いで疑問が浮かびその中から最初の疑問をぶつけるように言った。
「なっ、なんで俺が恋愛鈍感者ってことを知ってるんだよ!」
そして、少女がすかさず答えた。
「そんなもの見てればわかるもの」
それを聞いた後に次の疑問をぶつけるように言った。
「それに、なんで俺しか知らないはずの呼び方を知ってるんだよ!」
その時は誰でも聞きそうな事を聞いたが彼女は俺の中にある疑問を軽く納得させるような当たり前のことを言ってきたのである。
「なんだあなたも私と同じ呼び方をしていたの?でも、そんなこと別に疑問になんかならないわ。だって、世界にはいろいろな人がいていろいろな思考や考え方があるんだから、同じ考えの人が1人や2人いても不思議じゃないと思うもの」
まあ、確かにそんなことを言われたら同感するしかないだろう。
しかし、俺の中にはそんな説明をされても絶対に消えない疑問があった。
そして、俺は最後の質問であろう事を聞いた。
「あんたはいったい誰だ?」
彼女は嘆息しながらも口を開き答えてくれた。
「普通は自分から名乗るのがお決まりなんじゃないの?でもまあ、こういうことを聞かれてあえてこちらから答えるのもお決まりなのかもね」
そう言った後彼女はゆっくりと自分の名前を語りだした。
「私の名前は…」
読んでいただいたみなさま最後まで見ていただきありがとうございました!
楽しんでいただけましたでしょうか?
今回は、プロローグということで主人公と謎の少女しか登場人物がいませんでしたね。
次回からは、たくさんの個性豊かなキャラを登場させたいと思うので次もぜひ見てくださいね!
本当は主人公の名前も次から出そうと思っていたのですが、それでは面白みがなくなるので出させていただきました。
ということで、あとがきが少ないと思われた人もこれは最初なのでしかたのないことだと思って見逃してください。
それでは、次はもっと面白くなって帰ってくると思うので期待して待っていてくださいね!
それでは、また会いましょう。