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ヘッドホン男マン  作者: 小説家ますぅ
うんちんこ編

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7/52

7話 こういう頭悪い系の作品他の人も出してないのかな

 モモモが炎に包まれて!!!!


 変身!!!!!


「あつっ! 熱い! アツゥイ! アツゥイ!」


 モモモは叫びながら炎の中から出てきた。その姿は──


「うぉっ。なんか俺の変身とは大分テイスト違うな。」


 今のモモモは、肌が真っ白になってスポーツブラとブルマみたいなのをつけてる格好で、カズサの変身体とはえれぇ違いである。そして一番特徴的なのは。


「頭が熱い! 頭悪い! 何だこれ!?」


 首から上がライターの上の部分になってて常に火が出続けている!! 物理的に頭おかしい!!


「ほーん。ライターが人間に取り込まれるとそうなるんか。じゃあさっさとカズサを治してやってくれ。下にもう軍が来てる。」

「軍?」


 ホンがそう言うので、モモモは窓から下を見てみた。


 するとなんか戦闘服来てるやつらがいっぱいいるぜ!!


「やばくね? このままだと俺らが駆除されるやんけ。」

「そうなんよ。だからモモモさっさと治してくれ。」

「え〜〜っと、こうかな。」


 モモモはなんか本能的なアレでもう能力の使い方をマスターしたらしい。回復の炎を出して一瞬でカズサを完治させた。


「一ノ宮カズサ復活! 一ノ宮カズサ復活! 一ノ宮カズサ復活! 一ノ宮カズサ復活! 一ノ宮カズサ復活! 一ノ宮カズサ復活!」

「茶番やってないでさっさと逃げるぞ。」


 晴れて五体満足になったカズサ達はさっさとその場をずらかったのであった。


「──逃げられたか。」


 一方、その逃げる姿を目撃した人物がいた。


 この男はさっきの軍隊の隊長である。だがカズサと同じ学生服を着ている。


「うーん、奴ら会話をしていたな。シングで人語を話せる奴は稀、そんなのが二匹揃って何をしていたんだ? まあ……」


 男は胸元の鉛筆を取り出した。


「コイツをお披露目したかったのにな。ざんねん。」


 なんか怪しげやで!!!!! ちなみにコイツはそこそこイケメンって設定やで。別にこのイケメンって設定で今後なんかするつもりはないけどな!!!


 *


 どっかの公園。


 三人はそこまで逃げてきて、途中で変身も解除した。もう捕まる心配はない。


「ふぅーなんとかなったぜ。」

「あー頭悪かった。さて、カズサ。」

「ああ。」


 二人は公園の端っこの方にヘッドホンとライターを投げ捨てた。


「おい何をする!! 不法投棄だぞ!!」

「流石にこんな危ないことはもうやだね。モモモも巻き込んじゃったし。」

「頭悪いからあなた達とはもうおさらばです!!!」


 まあそれが普通ですよね。そもそも二人にはシングと一緒に戦う理由なんてなんもないから当然やで。


「ほな、マタノォ〜^イヤッ!」

「ちょっ、ちょっと待て!」


 ホンの言葉に耳を貸さず、二人は立ち去ろうとする。


「このまま人類が滅亡してもええんか!?」


 ホンがそう叫ぶ。二人は立ち止まった。


「人類滅亡?」

「そう、シングをこのまま野放しにしとくと人類が滅亡する。最初言ったろ? 俺は正義のシングなんだ。人類が滅亡するのを止めるために動いてるんだ。そのためにはカズサの協力が必要なんだ!!」

「まあ話ぐらいは聞いてやろう。」


 カズサ達は一旦ホンの話を聞くことにした。


「シングっていうのはな、六千万年に一度復活するんだ。そんで十六体でバトルロワイヤルをする。勝ったやつは『神』になって、地球を好きなようにできる権利を持つ。今行われてるのはそのバトロワだ。ちなみに六千万年前のバトロワでは『ホレイザイ・シング』が優勝して恐竜が全員凍死して滅亡したやで。」

「「はえーすっごい……」」


 なんか壮大そうな話に、二人はバカみたいに口を開けて聞いてる。


「恐竜時代に保冷剤ってないやろ(マジレス)」

「お前らが知らんだけでその時も人類がいたんや。今よりももっと高度な文明持ってたで。」

「ほーん()」

「まあつまり、あの凶暴なシングが誰でも優勝しちゃったら、人類はおろか生き物全部ぶち殺されるんですね。」


 すると次の瞬間、ホンの声が急に大きくなった。


「だが俺はそんなのダメだと思った!!! 人間は尊い!! たった六千万年で終わらせていい存在じゃない! そこで俺は考えた。バトロワが二度と始まらないようにすればええんや!! ってな。」


 ホンは続けて喋る。


「バトロワは神を主催にして起こる。つまり神が死ねばバトロワは今後絶対行われなくなるというわけよ。」

「そんなことできるんか?」

「できる! 俺が優勝して神になった後に俺が自殺すればいいのよ。どうだ? いい考えだろう!!」


 カズサとモモモは顔を見合わせる。


「俺の本体はしくじってお前らに殺されちまった。だからこの計画をやるのにはお前らの協力が不可欠! 俺が裏切ったりする心配も無用やで! こんなヘッドホンだけの俺はなんもできねぇ。俺を殺すときはヘッドホンをぶっ壊せばそれで解決! どうよ。」


 カズサは顎に手を当ててうーんって感じで考える。


「うーん、モモモはどう思う?」

「私はカズサの考えに従うよ!!! 別にどっちでもいいよ!!!」

「なるほどね。ほなやるか。一応ホンをぶっ殺した俺にも責任ありそうだしな。」


 カズサとモモモは一度捨てたホンとライターを拾い上げた。こうして、これからも悪いシングと戦うことになったぜ! 残りシングは十四体!!!!

なんかこの小説すっげえ書くの楽しいんだが

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