6話 ヘッドホンvsライター
「うおッ!」
カズサとライターの戦いが始まった。ライターは早速指パッチンしてカッコいい感じで火の玉をぶん投げてきた。カズサは間一髪避ける。
「おいホン! なんか勝つ方法ないんか! 非常に危ないんだけど!!」
「うーん、まあ危ないよね非常に。危ないことを危ないと認識できることは危なくないに繋がっていいことですね。でも危ないを危ないと分かっても結局危ないから状況は危なくなるんだよね。」
「てめえ殺すぞ!! 殺す!! 絶対殺す!」
カズサはカイジの真似をしながらホンに殺害予告をし、そんな下らないことをしながらも火の玉を頑張って避けていた。
「ふふ、すばしっこい。でも全盛の頃よりは速くなさそうね!」
「うるせぇ!! イヤホセイバー!!」
カズサは隙をついて、イヤホセイバーでライターの手を切断した。
「やったか!?」
「カズサ、忘れたのか? コイツには再生能力があるんだよ!」
ライターの手はなんか優しい感じの炎に包まれ、急速に再生した。
「チートやんけ……」
「ふっふっふ。ヘッドホンさえ倒せればもう何も心配することはないの。」
ライターは両手で指パッチンをして、すごい量の火を放ってきた。
「クソ! 避けられねぇええ!!」
「……カズサ。一個だけ秘策がある。」
「遅いわそれぇええ!! もう無理だよ!!!」
大量の火の玉はカズサにぶち当たって大爆発を起こした。
*
「もうそれじゃ戦うのは無理ね。」
「いいやまだだねッ! まだ頭と腕が残ってるからな!!!」
今のカズサはもうそれはそれはすんごい状態だった。胸から下がごりごり欠損して、頭と右腕しか残ってない。
「こんなんでも生きてるんだから、シングって本当にキモい生物よね。でも……」
ライターは脚を上げて、カズサの頭めがけてカカトを落とす。
「全員平等に頭を破壊されれば死ぬ!」
そのとき!!!!!(バカ)
カズサはなんかメカっぽい見た目だから口とかないんだけど、急に口元がギザギザに割れてでっかい口が出現したぜ!!!!
「ホンが教えてくれたスーパー秘策!」
「ッ!」
カズサは口を大きく開けて
「アァアァアアァァアアぁあああぁあああああああ!!! ほわぁああぁあああァアアァァアア!!!!!!!!!(キークラ)」
超次元大声を出した。五億デシベルぐらい。
その大声で、ライターの耳から黒い血が噴き出した。
「……!」
シングは痛みを感じないから耳から血が出たところであんま関係ないのだが、それでもあまりの爆音にどんなシングでも対策してなければ一秒は放心する。これはカズサの喉に装備されてるスピーカーをモチーフにした第二の武器『ヴァイパースピーカー』やで!!!
「タピオカパァン!(掛け声)」
そしてカズサにとっては一秒あれば十分ッッ!!!!
カズサは右腕だけで飛び跳ねて、そんでライターの頭目掛けて……
「エニシングヘッドバースト!!!」
必殺技を放った!!
「おぴゃァアアァァアア!!!」ごどーん
ライターは拳で爆発四散! カズサの大勝利やで!!!
そして、ライターシングの死体から、シュボッてやるタイプのライターが出てきた。
「あっ、火、止まった……」
ライターシングが死んだからか、モモモの手の炎は消えた。だがもうすでに手首ぐらいまで消し炭になっていた。
「ゔぅ……、痛みはないけど流石に胸から下全部欠損してるとなんか気持ち悪い……。モモモ、早くこれつけて治してくれ。」
カズサは倒れてるモモモにライターを投げ渡した。多分火をシュってつければカズサみたいに身体が変わってかっこよくなるよ。
「ふぇえ……左手だからつけられないぃよぉお! 火傷しちゃうよぉお! 頭悪いのかカズサ!」
「そんぐらい頑張ってつけろや!!! 火傷しても治んだからいいだろ!!」
「あぁそっか。(急に冷静)」
というわけでモモモは頑張って火をつけた。そのとき!!!!! モモモの身体が炎に包まれる!!!
次回モモモ初変身やで!!!!




