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ヘッドホン男マン  作者: 小説家ますぅ
佳境編

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52/52

52話 再戦!バスターナイト山田vsカズサ

 最近カフェで読書をしてる。オシャレにんげんでしょう私は。コンギョガップロ。爆殺。


 かくして二人の戦いが始まったぜ!


【exceed turn on】


「強くなったのは能力だけじゃないんやで!」


【connected】


 カズサは早速金縁のヘッドホンを使って、ヘッドホン男マンエクシードフォーム(仮)に変身した。


 対して、ジャケ山田は……


「クソが! 全員ぶっ殺してやる!!」


 団扇を使ってトルネード男マンに変身した。ジャケットはもうヤケクソである。


「行くぞぉおお!!」


 最初に仕掛けたのはカズサ!!


 電気を纏ったパンチを繰り出す!!


「フン! シングに電撃は効かないぜ!」


 ジャケ山田は防御もしない。シングは痛みを感じないから電撃も効かない。故に防御する必要もないのよ。


「そんなことは分かってるやで。」

「ッ!」


 瞬間、カズサの姿がぼやけて消えた。


(電気で作り出した幻影だと……!?)


 デンチシングも、こんな感じで電気を使っていた。カズサは電気の使い方をこの短期間でマスターしたのよ!!


「う し ろ だ よ」

「ッ!!」


 幻影を作り出して、カズサ本体はジャケ山田の後ろに高速で回り込む。


「電気バリバリキーック!!」


 カズサは割と綺麗な回し蹴りで、山田の頭目掛けて蹴りを放った。


「ッ! ビッグ・キックッッ!!」



 だが山田も簡単に反応し、ビッグキックで対抗した。足が交差してぶつかる。


 そしてお互いに致命傷もなく、一旦距離を取った。


「……流石は山田だな。一筋縄じゃいかない。」


 カズサは改めて山田の強さに気付かされる。電気の幻影とかいう、これだけで戦い一個作れそうな初見ギミックを使っても全然ダメだった。本気の山田はこんだけ強いのである。


 一方、戦いを客観的に見ていた山田も、カズサの強さに驚いていた。


(反応した俺も凄いが、カズサがあんなに鋭い回し蹴りを放つとは。確かに強くなったのは能力だけじゃないようだな。)


 ジャケットとかいうゴミ雑魚に身体を渡しているが、身体能力も戦闘能力も全く同じである。そんなジャケ山田に一撃くらわそうというのだから、やっぱカズサはすんごいのである。


「ギャハハ! 今度はコッチから行くぜぇええ!!」


 そんなお互いの感情とか全然知らないジャケットは、アホみたいにカズサに突っ込んでいった。


 アホみたいにとは言っても、戦闘力は山田だから全然油断できない。カズサはちゃんと構えて、攻撃に備える。


「ウォオッソォオオオイ!!」


 ジャケットはカズサの足目掛けてローキックを放つ。


「あぶねッ!」


 カズサは間一髪のとこで避ける。電気の力で素早くなったカズサを倒すには効果的な方法だ。まず足を潰す。


「油断したな!」

「ッッ!」


 カズサが飛び退いて避けたところで、ジャケ山田は鉛筆のシング武器『スペルガン』を出した。(久々の登場スペルガンニキ)


 そして引き金を引いて至近距離で心臓に命中させる!


「ウゴアァア!?」


 銃弾が当たって心臓部の鎧にヒビが入ったのも束の間!


「さらに追撃だぜ!!」

「オエェ゛エエ゛!!」


 ジャケ山田が飛び後ろ回し蹴りを心臓部に命中させた! カズサの鎧は粉々に砕け、怪人ぽい肌が露出した。


 思わずカズサは自分の庭の植木に飛び込んで退避する。


(ホンッットに強えな山田! 人を殺す技術を磨き切ってやがるやで!)


 感心すると同時に、ますます負けたくないと思った。


 何か、山田に勝つ方法はないか思考を巡らせる。そんなとき、カズサは少し前のことを思い出していた。


 モモモがシング人間になりたての頃にした会話だ。

ちなみに冒頭に言ってた本は読み終わったぜ。

『家守綺譚』ってんだけどおもろかったぜ!!!(バカ)

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