51話 最近親知らずが痛いと思ってたら、ちゃんと歯磨きできてなくて炎症起こしてただけだったわ^^
ちゃんと一日二回朝夜磨いてるのにな^^
あらすじ☆ ジャケ山田!!!(ゴリ押し)
ジャケ山田の身体は勝手にどこかへ走り出して、廃工場も抜けて町田も振り切ってしまった。
「何なんだよこの身体!? 止まれ! 止まれ!」
せっかくこの強い身体でセンスをぶちころそうと思ったのに、台無しである。
しばらく全力疾走して、身体はようやく止まった。
「やっと止まったか。ここは一体どこだ?」
否! まだ制御不能のままだった!!
ジャケ山田は隣の家のピンポンを押す。
「ッ! やっぱコイツ制御不能だ! 何なんだよ……!」
ジャケットは気づいていなかった。山田の身体がピンポンを押したその家は、何を隠そう一ノ宮カズサの邸宅である。
カズサがすぐに出てきた。
「おぉ、バスターナイト山田やんけ。どうした?」
「……。」
山田は何も言葉を発しなかった。
「今日はなんだそれ。ジャケット着ててワロタ。」
「……カズサ、一言だけ、言うぞ。」
「おん?」
山田はようやく言葉を発した。これもジャケット制御不能の言葉だ。
「俺は、今、シングに乗っ取られて操られている。だから、俺を倒せ。」
「えぇ? お前それホントに乗っ取られてんのか?」
「多分ジャケットのシングだ。いいから戦え!」
と言うと、山田の意識はプツッと切れた。
ようやくジャケットが身体の主導権を握る。
「はぁッ! 何なんだよコイツ! てか、お前がウワサのカズサってやつか! ちょうどいい。俺の能力を試させてもらうぜ。」
「フン! 今度の敵は山田か……、望むとこだぜ!!」
カズサは早速変身して戦おうとしたが……
「あっ、ちょい待て。ヘッドホン忘れてきた。」
「ズコー!!(クソベタ)」
うんこみたいなノリでジャケ山田はずっ転ぶ。こんな情けない山田の姿はあんま見られないですよ。カズサは構わずヘッドホンを取りに行く。
「クソが、ぶっ殺してやるッ!」
ジャケ山田はそんなの待たずに襲いかかろうとする。……だが、また制御不能になり、身体が動かなくなった。
「な、何なんだよこの身体……!」
「残念だったなジャケット。俺は身体にシングが入るのは初めてじゃないんだよ。」
山田は、本当に乗っ取られてるのか疑問に思うぐらいはっきり喋っている。
「お前ごときの雑魚が、本当に俺に不意打ちできると思ってたのか?」
「ッ……! まさか、あの奇襲に気づいてたと!?」
そうなんですよ。ホンとかの件でコイツ負け星が多い(不憫でごめんな☆)けど、マジでクソ強いんよ。
「……俺は気になるんだ。純粋に、今のカズサと戦って、どっちが強いのか。」
バスターナイト山田は、自分の強さに思い悩んでいた。
カズサと戦って、改めて自分の強さを確認したいのだ。わざとジャケットに乗っ取られたのは、その口実が欲しかっただけである。
「お前、俺の戦闘技術や能力を全部使えるんだろ? 俺は自分の戦いを客観的に見たい。戦いはお前に任せるぞ。」
「あ、あぁ……」
「……しっかり戦えよ。もしカズサに負けてみろ。お前の命はない。」
すんごい圧に、ジャケットは頷くしかなかった。




