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ヘッドホン男マン  作者: 小説家ますぅ
軍編

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40/52

40話 オンドゥル

 あらすじ!


 唐突にヘッドホンシングが復活したぜ!!



「ホン! お前、再生してたんか!?」

「そうなんですよねくぉれね。」


 ホンのいつものふざけ口調が、赤くゴツい身体から話されている。カズサにとって違和感がすごかった。


「じゃ、じゃあこれからは俺とかモモモがおらんでも、シングをボコボコにできるわけだな!! そんで人類も救われハッピーで埋め尽くして!!」

「ん、カズサ。何を勘違いしている。」


 ホンは怪人のおっそろしい顔で、カズサの方を向く。


「人間なんか大っ嫌いだよォオォオん!!! お前らとも何となく一緒にいただけだからな!! こっから俺が優勝して人間ぶっ殺しゾーンよ。」


 ホンがそういうと、カズサの顔は血の気が引いてくる。


 何となく最近わかってきたことだったが、ホンはやはり人間じゃない。


 それでもホンとなら、何となく分かりあえると思っていた。モモモとかはどうだか知らないが、少なくともカズサはそう思っていた。


 なのに!!!!


「全人類殺すってことは、モモモも殺すんか?」

「そらそうよ。」

「親父とか、山田とか、そこらへんも全部殺すんか?」

「当たり前だろ何回言わすねん死ねや。」


 そう言われて、カズサはプッツン来た!



「お前が死ねッッッ!!」



 カズサは、ヘッドホンのボタンを押しながら、ホン目掛けて特攻した。


「分かってないなあお前。」


 ホンはあっという間にカズサの懐に入り、デコピンでカズサの顔面を強打した。


「ッッ!?」


 カズサはまた困惑する。というのも、デコピンにではなく……


「変身、できないっ……?」


 いつもの機械音声も出ず、ヘッドホン男マンに変身できなかったのだ。


「そりゃ俺がもう出たからな。そのヘッドホンはただのヘッドホンだ。」


 カズサはホンがいなくなった瞬間、ただの人間に戻ったのだ。


 つまり! カズサは突然この戦いの舞台から降りたのである!


「ま、あとは俺がやっとくから、お前は人類滅亡まで楽しみにしておきな!」

「……。」


 と言ってホンは爆速でどっかに去って行った。


「あっ、クソ! ……チッ。」


 センスも、人間体の町田に戻って去っていく。


 その場にはカズサ一人だけが残った。


「マジか……ホン。マジか……。」


 オンドゥルルラギタンディスカ!!(owo)


 裏切られたカズサは、トボトボ家に帰った。いつものふざけモードには、どうしても入れる気がしなかった。

ハイこれで軍編は終わりですね。戦う力がなくなったカズサは一体どうなるのか!!!れ!!!


次回が最終章で【佳境編】スタートやで

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