3話 今日はオムレツをつくったぜ!!!
「うーん……」
カズサは廃工場に座り込んで考え事をしていた。
どうやってライターシングを見つけるか、である。
「なあホン。この町にいることは確定なんだよな?」
「そうよ。全員この町にいる。それは気配的なアレで分かる。」
「そういうのあるんかい。じゃあその気配とやらでライターの場所分かるやろ。」
「ぼんやりとしか分からんねんなこれ。」
「ゴミくそうんこぽんが。(辛辣)」
モモモは家に帰ってしまって、今はカズサ一人。夜の廃工場で寂しく体育座りをしているところだ。
廃工場の外を見ると、そこには夜桜が広がっていた。
この町は『桜年町』と言って、変な気候で一年中桜が咲いてるのである。(我ながら良い設定)
「あーおなかすいたなー。オムレツ食べたいなー。」
ちなみに作者はさっき手作りのオムレツを食べたぜ!!!!!! なんか手作りだと量少なくてもお腹いっぱいになるよね。あと俺オムレツと卵焼きの違いがいまだにわからん。
「作者バカじゃねぇの?(嘲笑)」
「巻いてあるのが卵焼きで巻いてないのがオムレツだろ。」
そのとき!! カズサは閃いた!!!!(唐突)
「あ、分かった!! シングはみんなお前のこと狙ってんだろ?」
「ん、ああそうだよ。」
「なら……!」
翌日☆(キートン)
「俺が学校行って目立ちまくればライターは自然と出てくるぜ!!」
カズサは怪物の姿のまま自分の教室に乗り込んだ。
「おはよう!!!! みんな!!!!!」
生徒は全員固まっている。同じクラスのモモモは頭を抱えて
「あぁぁあ……頭悪い、頭おかしい……。」
と言ってる。
「ぎゃー」
「うわー」
「シングだー」
教室は恐怖に畏怖したこの世の物とは思えない悍ましい叫び声で満たされた。そして生徒たちは廊下に逃げ出していった。
ただ二人、モモモと担任の先生だけが教室に残った。
「おい、お前もしかして一ノ宮か?」
「ん? そうだで。」
担任の先生だけはこのヤバい化け物を一ノ宮だと見抜いたようだ。
「一ノ宮……、俺はどんな姿になってもお前を見捨てないぞ!」
「んえ?」
担任の先生はカズサのゴツゴツの身体に抱きついてきた。
「おいカズサ。コイツ殺せ。」
「なんだよホン。いくら頭おかしい先生だからって殺すことはないだろ。」
「違うッッ!」
次の瞬間、カズサの左腕がぶっ飛んだ。
「そいつ、人間に擬態してるシングだ……。」
先生の姿は、なんか緑色の怪人の姿に変わっていた。
「俺はライターシング様が生み出した分身『センコー・シング』だ! お前をぶち殺すぜ!」
「お線香!? フン! 弱そうだな! 右腕だけでもぶっ殺してやるぜ!!」
誰もいない教室で、線香とヘッドホンの戦いが始まった。




