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ヘッドホン男マン  作者: 小説家ますぅ
軍編

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21/52

21話 ぬべぇ

 昨日の20話は取り乱してすまんかったな。眠すぎて取り乱したわ。まあカズサが部屋に戻ったあたりからの続きってことでな!


 カズサは浴衣姿で部屋に戻ってきた。しばらくして、モモモも浴衣を着て戻ってくる。


「やっぱ浴衣っていいなぁ、私洋風のお家に住んでるからあんま着る機会ないんだよねぇ。」


 モモモはめっちゃ久々に着る浴衣に浮かれている。


「さて、俺も部屋でダラダラしますかねこれね。」


 カズサ、モモモ共に、その後はめっちゃ部屋でだらーっとした。観光行けよコイツら。


 そんとき! カズサの携帯に電話がかかってきた。


「もぉおおおおおおおおおしぃいいいいいぃぃいいぃもおおおおおおぉぉぉぉぉしぃぃぃぃいいいいいい???????(じーさん)」


 電話の相手は、カズサの親父だった。


「カズサ、突然だがな、コッチにはしばらく帰ってくるな。」

「えぇ?」


 親父は一番にそう言うのでカズサは普通に困惑して聞き返す。


「どういうこと? 俺もモモモも学校があるんだが?」

「桜年町はもう学校どころの騒ぎじゃないんだ。なんか軍のやつらが来てよ、自宅待機を命じてるんだ。何なんだろうな?」


 軍、といってカズサの脳には真っ先に一つの名前が浮かんだ。


(アイツや……)


 バスターナイト山田。アイツ率いる軍のやつらが本格的に動き出したに違いない。


「とりあえず、コッチ帰ってきても外に出られなくなるだけだから、しばらくソッチいてくれ。費用は工面する。」


 と言って親父は電話を切ろうとする。そこでカズサは待って、と呼び止めた。


「もし俺らのことで何か聞かれても、全部話しちゃって構わないからな。俺らの居場所も、全部バラしちゃって構わないやで。」

「……分かった。」


 と言って電話を切った。多分軍はカズサとかモモモの家に突撃するだろう。軍にとってコイツらはなんかよく分からん危険分子。殺すまではいかずとも捕えようとしてくるだろう。そんときに親父とかになんかあったらヤバそうだからカズサはそう言ったんやで。いいやつだなコイツ。


 そんで今の会話のことをモモモにも話した。


「うーん、とりあえず私たち、ここに残った方がいいのかな。」

「まあそうじゃね。」


 軍がシングを倒してくれるっていうなら、カズサたちにとっては願ってもない話である。


 だから二人はここから動く必要がないのよ。そして、ホンもそれに賛成している。


「今バスターナイト山田と戦っても、カズサとモモモの今の実力じゃ絶対勝てない。大人しくここで修行する方がいいな。」

「えぇ!? 俺ら修行するん!? めんどくさいネン!!」

「頭悪い!! ホンは頭悪い!!! なぜハコネで修行するネン!!!!!」


 修行はやっぱり面倒なので、二人は反対する。


「でもこのままじゃ山田に勝てんだろ。」

「「それもそうだな。(手のひらくるくる)」」


 謎の切り替えの速さで、二人は結局修行しようという結論に至った。


 だが結局、どう転んでも修行することにはなるのである。


 なぜかと言うと、この会話の二秒後ぐらいに軍が二人の部屋に突撃ィイイ☆してくるからである。


「いたぞ! 一ノ宮カズサ、芹沢モモモの身柄を確保する!!」


 戦闘服を着た軍人たちが、カズサとモモモの部屋に入ってくる。軍隊は変な兵器から謎の煙を噴射している。


「うわー」

「きゃー」


 カズサ、モモモは恐怖に畏怖したこの世のものとは思えない悍ましい叫び声(笑)を出している。


 だがすぐにヘッドホンとライターを取り、二人ともシング体に変身した。


「ヘッドホン男マン参上!」

「ライターガール見参!」


 この前決めたけど若干腐ってた名前をとりあえず叫んどく。


「てか軍が来たってことは、もう俺らを売ったのかクソ親父め!! 確かに何でも話していいとは言ったけど速すぎだろヴァカが!!」


 クソ早息子売り親父にブチギレるカズサ。軍は容赦なく襲いかかる!!


「ガス噴射!」


 軍はさっきの謎の煙をさらに増やした。


「ん、このガスさっきから何? 頭悪そう。」


 一見何ともないように見えるカズサ、モモモだが……


「撃てーー!!」


 軍は二人にマシンガン的なのを乱射した。


「ハーッハッハ! 俺は鋼鉄のロボだからそんなん効かんネン! そもそもシングにそんなの通用しn」


 カズサの余裕は全然ハズレ!!


 弾丸はカズサの鋼鉄の体にヒビを入れまくった!!


「カズサ!!」

「な……ん……だと!?」


 モモモはとっさによろめくカズサを支える。


 おかしい。カズサの身体は結構頑丈なのに、それが薄氷のように砕け散っている。


 モモモは異変に気がついた。


「く……身体が思うように、動かない!?」


 モモモはとりあえず爆発を起こした。そして露天風呂につながる窓からカズサをかかえて逃げようとするが!!


 そのとき! 部屋にすんごい風が吹いて、モモモの足を止めた!


「逃げるなよ、モモモ。」

「ッッ!」


 軍の後ろから歩いてくる一体の緑色怪人。それはバスターナイト山田の変身体だった。


「お前らの身柄を拘束させてもらう。大丈夫だ、ちょっと軍にいてもらうだけだ。」


 山田は変なガスマスクをつけていた。モモモは勘づく。やっぱこのガスがヤバいのだと。


「あぁ、このガスか? これはセンコー・シングを元に作ったものさ。吸うとシングの能力を大幅に下げる。」


 いよいよ軍が本気だしたやで! ヤバいねくぉれ!!


 というわけで今回は終わりだぜ!!!!!! さて! ガスを吸って弱体化して、軍も山田も現れて、次回は一体どうなってしまうのか!!! 全米が注目しますよ見ろよ見ろよ!!! 次回第二十二話『うんちんこぶりぶりっり!!!』をお楽しみに!!!!!

貧乏くさいキャメルから一旦セッタに変えてみたけど全然美味しくないわ。なんか甘い。キャメルが一番吸いやすいわ

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