16話 奇跡的にイケメン設定が伏線になるという奇跡
まあ伏線ってほどの伏線になってないですけどね定期
「そんな……あのクソブサイクが……!?」
「頭おかしくなりゅ!!!!」
カズサとモモモはすんごい混乱している。
「クソブサイクとは失礼だな。顔の筋肉の形を変えるのさ。俺はどんな顔にもなれる。」
というわけで隊長はバスターナイト山田って名前やで。ちなみに本名です(定期)
「まあとりあえずじゃあ仲間ってことでええんだな!! じゃあバスターナイト山田!! これからドバドバ敵を倒してこうぜ!!!」
「勘違いしないでくれ。」
山田は一歩退き、顔をイケメンの状態に戻して言う。
「お前らと友達だったのは、あくまで潜入捜査のためだ。……お前らが敵か味方かは、俺自身で判断する。」
「フン! どうせそっちから協力してって言うことになるぜ!!」
「軍は分身のシングにすら相手にできない頭悪い軍団だ。私たちの協力がいずれ必要になる。」
「……。」
山田は何も言わずに立ち去って行った。
「ねぇカズサ。」
「ん?」
モモモはカズサを見つめて言う。
「実際さ、バスターナイト山田は絶対に仲間に引き込まないといけないよね。デンチ田中に勝てないわけだし。」
「うーん……」
正直、戦闘力的にはバスターナイト山田はこの二人よりも強い。アレを味方につけられればめっちゃ心強いやで。
「……よし! これからの方針を決めたぞ!!」
カズサはモモモとホンに言った。
「俺らは俺らで、なんか特訓的なことしてもっと強くなろう!! そんで山田も仲間に加えよう!! この二つが当面の目標だで!!」
というわけで、こっからカズサとモモモは猛特訓を開始した!!! 具体的に何を特訓してるのかというと、こんな感じだ!!
「ウォオオオおォオオオォオオオ!!!!!」
モモモの修行。
家で一人のとき、指パッチンの練習をしまくる!!! はたから見てっとバカみてぇだぜ!!!!
一方カズサの修行!
「そこもっと腰を低く! パンチを速く!! お前舐めてんのか!! 殺すぞ!!!」
「ウルセェわ!!!」
「うるせぇわお前がうるせぇわ!!! 死ね!!」
「お前がシネ!!」
サンドバッグに向かって割とまともな戦闘訓練をしている!! 指導者はホン! 一応最強のシングだったからねコイツね。
「ぬわぁあああ疲れたもぉおおおん!!!」
「良かったな家にたまたまサンドバッグがあって。」
カズサが叩きまくってたサンドバッグは、豪邸の物置から出てきたやつだ。
「どうせ親父がテキトーに買ったやつだろうな。」
「テキトーにサンドバッグ買うやつあんまおらんけどな。頭おかしいわ。」
まあそんなわけで二人はこんな感じで自分を磨いていると。
「そんじゃ明日は……」
「あぁ。何とか仲間に引き入れてみせよう。」
よく↑じつ↓
「「バスターナイト山田アァアア!!!」」
カズサとモモモ二人揃って、山田の席に凸した。
「デュフ……何でござるか?」
「お前ちょっと来い!! 話がある!!」
昼休みに超無理やり山田を教室から連れ出して、屋上に連れてった。
「……学校では話しかけないでよ。」
ブサイク状態から素の状態に戻った山田は呆れ顔である。カズサは勢いしかないで話し出す。
「山田!!! 正直言ってお前の力が必要だ!! 仲間になれ!!!」
「だからそれを判断するのは俺だって。今はまだ判断できない。」
「カズサは頭悪い!! というか頭おかしい!!! だからこのままじゃシングに勝てねぇ!!! お前力貸せよ!!!」
「拒否する。」
山田はおもっきし断る。そりゃ昨日の今日でそんなん無理ですわな。だが!!!
「ダメだ!!! お前が拒否することを拒否するぜ!!」
「ルフィみたいなこと言うな。」
そのとき!!!!!!!!!!!(今日ビックリマークくそ多いな。)
屋上にドーンって音が鳴り、何かが降り立つ。
「やっぱりのんびり話してる暇はないな。」
全員、ヘッドホンとライターと鉛筆を持って構える。
「クックック……なるほど、三対二か。ちょうどいいハンデだな!」
「ヘッドホンとライターとはいえ、今は弱体化してる! 俺たちの敵じゃねぇぜ。」
屋上に現れたシングは二体。ウチワ・シングとハリ・シングだった。
クソブサイクって悪口として酷すぎてすき




