14話 デンチ田中vs三人衆
あらすぎ!!!
デンチ田中が現れたぜ!
「……さて、ヘッドホン・シング。略して『ホン』よ。お前に一つ交渉を持ちかけよう。」
「何だ?」
デンチ田中は、変身したカズサとモモモを前にしても余裕な感じである。彼はホンに交渉を持ちかけた。
「ホン、俺と協力してホレイザイを倒さないか?」
「ほーん……?」
デンチ田中は語る。
「前回の……六千万年前のバトロワでお前は、俺とホレイザイが手を組んで寝首をかかれた。そんでその後俺はホレイザイに敗れて、バトロワの優勝者は晴れてホレイザイになったわけだ。」
なんかさらっと前回バトロワの大まかな経緯を説明される。
「んで今回も俺とホレイザイは手を組んでるわけだが……、このままだとまたお前は俺たちに敗北する。そんで俺はまたホレイザイに敗北してヤツの二連勝になっちまう。だから今度は俺とお前が手を組んじまおうって話さ。」
まあつまり、結局シング達は全員敵同士ってこってすね。この約束も結局ホレイザイを倒すまでのもので、その後は結局デンチとホンは戦うことになるわけですわ。
「どうだ? お前もホレイザイに二連敗したくないだろ。どうせお前はその身体じゃ残りの十二体を倒してバトロワ優勝はもう無理だ。なら俺と協力した方がまだ勝ち目があるだろ? どうよ。」
デンチ田中のその交渉に対し、ホンは高らかに笑った。
「はーっはっはっは!!! お前バカだな!!!!」
「……何だと?」
田中はちょいキレる。
「そんなへにゃった根性でバトロワを勝↑ち抜こうってのがそもそも間違いなのよ!!! どんな状態でも己の力のみで勝ち切る!! その気概があって初めてバトロワは優勝できるのさ。」
「……フン、お前、人間みたいなこと言ってやがるな。」
「あぁ。俺は人間が好きだ!! 俺は人間を守るために今回のバトロワは優勝してみせる!!! 実際心強い味方が二人もいるしな!!」
そう言われてカズサとモモモはドン! って感じで胸を張る。
「なんか名言っぽいこと言ってて草。」
「草バエル。」
なんかホンがかっこいいシーンになってますよこれぇ!!!!
「分かってないなホン。」
すると、田中はいきなり超速で動き出した!!れ!
「ッ!?」
ホンもカズサも、その圧倒的なスピードを見切ることができなかった。
田中はいつの間にかシングの怪人の姿に変貌していて、そして片手でライターガールの首根っこを掴んでいた。
「何ィイイッッ!?」
黄色い身体のデンチ・シング。そのスピードは電池の電気だからすんごい速さである!!!
「う、うぐ……」
シングの弱点は頭。その頭を圧迫されてモモモは苦しそうである。
「お前らに選択権はねぇんだよ。ホン、黙って俺に協力しろ。この人間を殺されたくなかったらな!」
「くっ……! なんて卑劣なやつなんだ! くっそーう!! くっ! くっそーう!!」
もしここで前までのホンだったら、多少の犠牲は厭わないからモモモを見捨てていただろう。だが、ちょっとの期間一緒にいたから愛着が湧いているのだ!! 見捨てようにも見捨てられない。
(くそ……! ホントにどうすればいいんだ……? 人質がモモモだったらカズサに戦ってもらうこともできないし、打つ手無しかッッ!?)
ホンはめっちゃ慌てている。
そのとき!!!
「……離せよ。」
「あ?」
カズサが口を開いた。
「離せと言っているッッッ!」
めずらしい。
あの淫夢語録とかふざけたことばかり言っているカズサが、今回ばかりはふざけ一切無しでブチギレている。ちょっとこわいね。
「か、カズサ?」
こればっかりはホンも困惑している。まさかモモモがカズサにこれほど影響を与えるとは。
「フン! 人間一人がブチギレたところで何ができるか! このライターの女は俺の手一つで粉々だぞ!」
「かはッ……」
カズサは本当にブチギレまくっている。そのとき!!!!
カズサの、ロボの身体が少しずつ赤くなっていったのだ!!!
「ん、えぇ? おいカズサ! 身体が赤くなってるぞ!?」
「……。」
ホンにとっても初めての事態だったようで混乱している。そもそもホンは人間の身体に依存するのは初めてだから、身体が赤くなるなんてのは知らない!!
「ちょっと!? おいカズサ! これヤベェんじゃねぇのか!? こわいよ!! おい! おーい!!」
「……。」
元々、全身真っ黒だったのに、だんだん赤色に染まってきている。これはヤバいぜ!! モモモも人質に取られてヤバいぜ!! 次回に続くぜ!!!
明日はガチで投稿しないかも。小説の賞が間に合わん。(9/30締切)




