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2話 魔法のようなもの

この世界には、まだ知られていない不思議がある――そんな気がした。


帰ってきたのは、長い戦いを経たひとりの勇者。彼が背負うのは、過去の記憶と重い選択。そして、それを見守るのは、現代を生きる若き弁護士、駒川結衣。趣味はコスプレ。


出会ったのは、まるで絵本から抜け出したような少女。彼女の存在は、結衣の日常に小さな疑問を投げかける。これが現実なのか、それとも夢なのか――。


科学の光と、魔法の影。その交差点で、世界は少しずつ形を変え始める。

静寂に包まれたオフィス街。誰もいない夜の歩道に、一人の男が立ち尽くしていた。


勇者は、近くのガラス窓をじっと見つめている。


かつて16歳だった少年の面影はなく、そこに映るのは56歳の王の顔。


「まったく……あの小便小僧が、ずいぶん偉そうになったもんだ……」


苦笑と共に呟く声は、低く、重い。


後悔と喪失感が、胸の奥で静かに疼いた。


異世界で散った仲間たちの記憶が、次々に浮かび上がる。


――やがて本物の「さむらい」になった男。

――名誉と敬意、フェアプレイと騎士道を貫いた男。

――奇跡の射手、彼の交渉力なしで旅は続かなかった。


そして――笑顔を絶やさず、死の間際まで仲間を支え続けた女。


(わかっている……サヤ……)


男はそっと、鎧の隙間から取り出した小瓶を握りしめる。瓶の中で揺れる黒胡椒のような「粒」


それは禁忌魔法「逆行性転換リバーサルトランスフォーム」を封じた媒体。


(これで……これでいい……)


静かな誓いと共に、勇者は小瓶を傾ける。


「すべての()()()を、()()ために…… 」


勇者は震える手で粒を口に含むと、喉の奥へと流し込んだ。



――コクン



その瞬間、激烈な灼熱が彼の体を貫く。


細胞という細胞が燃え上がり、血液が煮えたぎる。全身の筋肉がねじれるような痛みを訴え、骨が軋む音が内部から響く。


「――ッぐぁぁぁあぁぁっ!」


彼は耐えきれず膝をつき、アスファルトに拳を叩きつける。だが、苦痛はさらに増していく。


灼熱は突如として冷気に変わる。


まるで全身を凍結させられるような感覚が、先ほどまでの痛みを一瞬で包み込む。


しかしそれは安堵をもたらすものではない――むしろ、その冷気は鋭利な刃のように彼を貫き、意識を飲み込んでいく。


(これがッ! ……逆行性転換リバーサルトランスフォーム……!)


禁忌魔法――その本質は「時間」と「生命」への挑発と冒涜。


彼の中で何かが壊れ、再構築されていく。


身体の境界が溶け、光があふれ出した。世界そのものが崩壊していく錯覚――それは彼自身が変容している証だった。


「ゔ……ぁ゙……!」


薄れゆく意識の中、脳裏に「サヤ」の後ろ姿が浮かぶ。


果てしない苦痛が広がる中、勇者はサヤの手を取っていた。彼女は微笑みを浮かべながら、優しく彼の手を握り返す。


「大丈夫よ、あなた……また、会いまs……」


その声は穏やかで、それだけで彼の胸を熱くさせた。彼女は最後の言葉を放つ前に、光の粒となって消え去った。


「サヤ……今度こそ……」


だが、それを打ち消すように彼の体から光が湧き上がり、全身を支配していった。


光が最高潮に達した瞬間、勇者の体は一瞬で静寂に包まれる。


彼の体は華奢で、柔らかな線を描いている。黒髪が肩に流れ落ち、金色の瞳が夜空を反射する。


もはや、そこに立っているのは、かつての勇者でもなければ王でもない。


万華鏡のように輝く世界の中で、彼は――いや、彼女は、かすかに息をつき、震える声で呟いた。


「……サヤ?……」


その声は少女のように高く、透き通っていた。


鏡が割れ、少女の体が地面に崩れ落ちる。


次に目を覚ますとき、そこに立つのは――【 聖龍魂ノ鎧(でんせつのよろい) 】をまとう、十代の少女。





◇◆◇◆◇◆◇





結衣少女を見つめていた。


「ヒノタニサヤ」――そう名乗った少女は、結衣の腕の中で微かに息をついている。


体温は驚くほど低く、彼女の存在そのものが、どこか現実離れしているように感じられた。


「助けてくれ」という声はまるで、生気が欠けているかのよう。


「……わかった。安心して……大丈夫だよ……」


結衣が優しく声をかけると、サヤは小さく頷いた。



興奮――(よし……お胸の動きも大丈夫! て、ちゃうやん! 完全に異常事態やん!)

不安――(鎧はともかく……長物――武器はあかんやろ……刃ぁついてへんでもアウチやで……)

葛藤――(てか……異世界召喚とか、四十年前とか、全員死んだとか、どうしたらいいん? ほんまに信じるん?)

欲望――(ワンチャン友だちとかなられへんかな? 数年育成したら合法やん? 法さえ許されるなホテル運んで即セッセやけどな……)

正義感――(お前ら真面目にやれや! 結衣、お前なんのために司法試験合格してん!? 仕事せんかい! 仕事!)



そして、結衣の弁護士としての冷静な思考が働き始める。


(安全確保に、未成年者の保護……それと……)


彼女の言葉が真実かどうかは置いておくとして――この状況は明らかに法的に問題がある。


・未成年者のコスプレイヤーが深夜に倒れている。

・銃刀法に抵触しているであろう “長物” を所持。

・自分を「異世界からの帰還者」と認識。


法的・炎上リスクを回避しつつ、できるだけ “ダメージの少ない” 状態で、彼女を安全に保護しなければ。


そう考え、結衣は慎重に質問を始めた。


「ねえ、サヤちゃん? ……できるだけダメージ減らせるよう努力するから……」


「 “ダメージ” を……?」


「うん。だから……ご家族とかお友だちの連絡先、教えてもらえないかな?」


「家族や友人で……ダメージを軽減……?」


結衣の声を聞き、サヤは困惑した表情を浮かべた。


(……しまった! 家族に触れちゃいけない系だったか!?)


金色の瞳が何かを思い出すように宙を泳ぎ、結衣の心にざわつきが広がる。


「あいにく……親はおらん……差し出せるような “お友だち” もいない……」


サヤの言葉には、深い孤独と決意のようなものが込められているように感じられた。


「そっか……」散乱した武器を見やる結衣。「これじゃ、事務所はアテにできなさそうだし……困ったな……」





結衣の頭の中で、不安と疑問が膨れ上がっていく。


状況は不明。やはり通報するべきか?――そう考え始めたとき、サヤは瞳を細め、結衣の腕の中で微かに息を呑んだ。


「……敵を探知……」


その言葉は、まるで何か目に見えないものを捉えているかのような響きを持っていた。


結衣は思わず眉をひそめる。「敵って? え?」


サヤは、じっと遠くの暗闇を睨む。


彼女の瞳の奥で、不思議な魔力の紋様が淡く浮かび上がり、円を描き始める。


「敵意を持った者たちが……近づいて来る……」


「え? え?」


サヤは視線を遠くの暗闇に向けると、結衣は困惑しながらも、つられるように耳を澄ました。


その時、微かに聞こえてきた。


「……キュイッ、キュイッ、キュイッ……」


静まり返った通りに、アクチュエータ一型モーターの駆動音が響く。


それは一定のリズムを刻みながら徐々に近づいてくる。


結衣は一瞬安堵し、「ああ、おまわりさんと……ロボット犬だね」と呟いた。しかし、サヤは “異世界の認識” でそれを捉えた。


「あれは、四つ足の人造魂ノ者(ゴーレム)?……ずいぶん貧相な形をしているが……」


「コ゚、ゴーレム?」


結衣は一瞬固まったが、すぐにサヤの視線を追った。


遠目に見える制服を着た二人の警察官。その横を、四足歩行型のロボット犬が静かに進む。


赤色灯が灯される。


小型の一台は鋭利な爪と多目的武装を背中に備え、大型の一台は分厚いシールドと捕縛用の伸縮アームを装備している。二台は、あきらかに状況を警戒している様子がうかがえた。


「できれば、ここで()()()()たくないが……」


不穏な言葉を発するサヤに、結衣は重ねる。


「やり合う? え? なに!? どゆこと!?」


サヤは身体を起こそうと顔を歪ませながら、結衣に助けを求めた。


「結衣……すまないが……すこし肩を貸してくれ……」


「あ、うんっ……」


結衣の肩にずしりとした「本物の重み」が伝わってくる。大学卒業まで慣れ親しんだ剣道の防具とは、まったく異なる異次元の質感。


この少女――サヤを「匿わなければ」というコスプレイヤーとしての感覚と、いち社会人、いち弁護士としての理性的な判断がぶつかり合う。


(助けなきゃ――いやでも、どうすんの!?)


「ファファン! ププーッ!」


短いサイレン音が近づいてくる。





◇◆◇◆◇◆◇





サヤはロボット犬をじっと見つめ、散らばる ”武器” を見回す。


「なるほど……魔素の流れが感じられない。ただの『人形』か……だが、日本の魔導技術も侮れんな……」


「――いやいや、ゴーレムとか魔導技術じゃなく、ただのロボット犬だから」


結衣は慌てて首を振った。


「小型化された武器ほど恐ろしいものはない……」


「――いやいやいやいや、武器じゃない武器じゃない! こっちが何もしなきゃ何もしないから!」


サヤの指先が微かに動く。彼女の周囲に漂う気配が変わったのを、結衣は肌で感じ取った。


ロボット犬の一体が足を止め、こちらに顔を向ける。


――「こんばんわ。何らかの騒動を検知したためパトロールを行っています。お手数ですが、身分証かお顔の提示をお願いします」


――"Good evening. We are currently patrolling the area due to a detected disturbance. I apologize for the inconvenience, but may I kindly ask you to present your identification or show your face?"


――"晚上好。由于检测到可能的骚乱,我们正在进行巡逻。给您带来不便,敬请谅解。请您出示身份证或露出您的面容,谢谢您的配合。"


冷たい電子音声が夜の街に響く。


結衣は焦りながら両手を挙げ、なるべく穏やかな声で話しかける。


「ちょっと待って、これは誤解! 彼女は怪しい人じゃなくて、えーっと……コスプレイヤーで、たぶんちょっとしたロケをしてて……」


警察官の一人が鋭い目で結衣を見据えた。


「すみません。身分証かお顔をこちらに向けてください、スキャンを行います」


「あっあっ、わたしは駒川こまがわ結衣ゆい。弁護士登録番号:B - 62018。山口法律事務所の――」


結衣の心臓が跳ね上がる。


(ヤバい……このままだと……!)


結衣はサヤの方を向き、小声で囁く。


「サヤちゃん! とりあえず、後ろに……」


サヤは小さく頷き、独り言のように呟いた。


「この世界もまた同じ道を辿っている。だが、その歩みはあまりにも未熟で稚拙……」


その声にはどこか冷たい響きが混じっている。


サヤの瞳が淡く光を帯びる。


彼女がゆっくりと右手を掲げると、それに呼応するように、地面に散らばっていた剣や槍、弓が浮き上がった。





「……『付き従え(アームド)』……」





鋼の刃が月光を反射しながら空を舞う。


それらは見えない意思に導かれるように円を描き、まるで天に捧げる舞のように揺らめいた。


ロボット犬が即座に警戒態勢を取る。

警告音が鳴り響き、二体のロボット犬が各々の武装モジュールを展開した。小型の一体がサヤに銃口を向け、大型の一体がシールドとアームを構える。

警察官の一人が威圧するように叫ぶ。


「動くな! 武器を捨てて手を頭の上に!」


凍りついたように動きを止める結衣。


目の前で繰り広げられている光景を、頭が理解することを拒絶している。


(やばい……やばい……! やばいやばいやばいやばい!! だめだめだめだめ!)


しかし、サヤはその声に耳を貸さない。


彼女の足元から、不可視の波動が広がり、目の前の光景が揺らぎ始める。


サヤは微笑みながら結衣にささやく。


「すこし『目眩まし』を使う。彼らにとっても、お主にとっても必要であろう?」


鎮圧用の武器が作動し、捕縛用の伸縮アームが展開される。


「まってまって、サヤちゃん! たぶんそれダメだって!」


次の瞬間、サヤの口から静かな声が響いた。





「……『入れ子の夢(ハムレット)』……」





瞬間、サヤの周囲を旋回していた武器が輝きを放ち――次の瞬間、世界が歪んだ。


轟音と共に、通りが形を失い、光の波紋が広がる。


アスファルトの地面は柔らかな草原へと変わり、街灯は巨大な樹木へと姿を変えた。ロボット犬の脚には苔が絡みつき、警察官の周囲には蔓が巻きついていく。


サヤは目を閉じ、淡く光る金色の瞳をわずかに伏せた。


彼女の足元から広がる波動は、ただこの場所だけにとどまらない。


──そして、その影響は瞬く間に世界中へと波及した。


【 ニューヨーク 】:

摩天楼の間を縫うように、巨大な「ファイヤーバード」が舞い降りる。

その翼が風を切るたび、海面が高波を立て、観光客たちは悲鳴を上げながらスマートフォンを掲げた。

「ついに世界が終わるのか?」「続きはどのサブスクで見れる?」SNS一気に混乱に包まれる。


【 北京 】:

天安門広場は突如として「黄金の森」と化す。

数千本の木々が一瞬で芽吹き、風に揺られながら金色の葉を煌めかせた。

政府は即座に「自然現象」として発表するが、ネット上には「西遊記再現か?」「龍脈が目覚めたか?」と議論が飛び交う。



【 パリ 】:

エッフェル塔がまるで緑の彫刻のように変貌する。

塔全体に絡みついた蔦が瞬く間に成長し、頂上には「ガルガンチュア」が悠然と腰を下ろしていた。

驚いた観光客たちは「Vive la magie!(魔法万歳!)」と歓声を上げながら、ワインをあおった。


【 サハラ砂漠 】:

乾いた大地に、突如として巨大な湖が出現する。

水面が太陽の光を受けて煌めき、数多の魚が跳ねる。

驚いた遊牧民たちは、恐る恐るその水をすくい、口に含んだ――そして、誰もが歓喜に満ちた笑顔を浮かべた。


【 東京 】:

銀座の交差点の上空に、無数の妖精が出現する。

その羽は光の粒を散らし、都市全体が幻想的な光景に包まれる。

歓声と戸惑いが入り混じるなか、人々は冷静に行動した。





結衣が見上げると、ビルのすき間にドラゴンのような影が見えた。まるで足元が抜けるような感覚。


だが目の前の光景はあまりにも鮮明で、夢や錯覚のようには思えない。


彼女は震える声で尋ねる。


「サヤちゃん!? こ、こ、これ……これ、何……?  ホロマッピング!? じゃないよね!? じゃ何これ!?」


「……なんと……魔素が超飽和状態だったのか……」


サヤは周囲を見渡しながらそう答えると、結衣の方に一瞬だけ視線を向けた。


「すまん……やりすぎたようだ……。いや、違うな……世界が、『応えた』のか」


その微笑みは、結衣が今まで見たどんな人間よりも神秘的だった。





◇◆◇◆◇◆◇





やがて、草原や大樹といった異世界の風景は、光の粒となって消えはじめる。


結衣は深呼吸を繰り返しながら、できるだけ冷静さを保った。


(おおおおお、落ち着け落ち着け落ち着け落ち着け……)


サヤが向き直り、ふわりと宙に浮く。


「ここに長く留まるわけにはいかない」


静かな声。


それが別れの言葉だと直感した結衣は、とっさに腕を伸ばす。


「――ちょちょちょちょ、ちょっとサヤちゃん!?」


その手が届く前に、サヤは懐からカードのようなものを取り出し、結衣に手渡した。


「持っていろ」


それは、何も書かれていない黒いカード。しかし、指先にかすかな熱が伝わってきた。


「持っていろって……なんの――」


サヤは微笑み、ゆっくりとまぶたを閉じる。


「お主が必要とする時、必ず応えよう」


その言葉とともに、彼女はぐんと宙に上昇し、光の粒となってそこから消えた。


まるで、最初から存在しなかったかのように。





ヴゥ゙ー!ヴゥ゙ー! ピロン! ファファーン! ポコン! ピピッ! ミャーオ! ボボッ! ウォウォン! チーン!


一斉に鳴り響くスマホの通知音。


道路の向こう、コンビニの前でスマホを操作していた男性が「は?」と困惑した声を漏らす。


結衣も震える手で自分のスマホを取り出すと、画面には速報が表示されていた。


————

【速報】世界各地で異常現象発生。未解明の発光現象、地形変動、幻影現象の報告多数。政府は緊急事態を宣言——

————


ニュースサイトのトップには、つい先ほどまでの「異世界」の名残が映し出されている。


ニューヨークの空を飛ぶ炎の鳥。北京の黄金の森。パリの緑に覆われたエッフェル塔。


結衣はゆっくりと手の中のカードを見つめた。


触れると、どこか不思議な感触がする。ただのプラスチックではない。


表には、何も書かれていない。


「なんのレアカードよ……」


ふと、夜空を見上げる。


星はいつもどおり微かに輝くだけだった。


(夢ならけっこう楽しかったかも……?)


——が、それを否定するように、カードの上に紋章が浮かび上がる。


それは、五つの首を持つ竜の紋章。


「ふふ……魔法みたい……」


結衣は小さくつぶやいた。


そう。世界はもう、元どおりではない。

※魔法メモ

/* - - - - - - - - - - - - - - - - /*


逆行性転換リバーサルトランスフォーム


種別:不明

作用1:使用者の肉体を逆転させる

作用2:能力や所有物を含めすべてを引き継ぐ

反作用:不明


/* - - - - - - - - - - - - - - - - /*


【 付き従え《アームド》 】


種別:武装魔法

作用:あらゆる物を「装備」する

反作用:分相応な「装備」によって思考鈍化を併発


/* - - - - - - - - - - - - - - - - /*


【 入れ子のハムレット


種別:幻影魔法

作用:幻を見せる

反作用:対象者の依存性に注意


/* - - - - - - - - - - - - - - - - /*


【 リアクション・ブクマ・コメント・ください !】


種別:生活魔法

作用:作者のやる気を引き出す

反作用:なし


/* - - - - - - - - - - - - - - - - /*

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