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第四十四話 奇妙な共闘

剣崎がカマキリ怪人と接敵したぐらいの時間から始まります。


第四十四話 奇妙な共闘


 時は少し遡る。



サイド 新垣 巧



「撃て」


 無線越しにそう言いながら、自らも引き金を引く。手に持ったサブマシンガンが轟音と共に連射され、鉛玉を高速で吐き出していく。


 一発一発が、人を殺めるのに十分な威力を持った殺意の塊。それを部下も合わせれば五人がかりでたった一体の対象に放っている。


 普通なら、確実に勝利する場面なわけだが。


「ギィ……」


 異形は横に開いた口を鳴らしながら、ゆっくりとこちらに進んできている。


 どことなく甲殻類めいた顔立ちをした灰色の怪人。腰からは一本の節くれだった尻尾が生えており、先端には少しだけ湾曲した針が。


 恐らく、サソリをモデルとした怪人だろう。蜘蛛や蝙蝠と違い、どこか甲殻の様な皮膚をしたそいつを前に、自分達は攻めあぐねいていた。


 胸部を中心として張り巡らされた、緑色の光。詳しくはわからないが、どこか粘菌の類にも見える。


 それの影響かはわからないが、奴は銃弾を浴びても体表に火花を散らせるだけで血を流した様子すらない。


 森に誘導するまでは成功したが、攻めあぐねている。最初は火力の一点集中をしていたが、今は散開して多方向から別個に攻撃。『嫌がらせ』に切り替えている。


 幸いな事に、いくら頑丈でも銃弾を浴びせられればふらつくようだ。まあ人に近い重心をしていたら当たり前だが。


 森の開けた場所にいるサソリ怪人を、ひたすら足止めし続ける。


「フォーメーションBからDへ変更。細川くん、そちらは?」


『いつでも撃てます』


「よろしい。では五秒後に頼む」


『……撃ちます』


 怪人の頭部でこちらの銃撃よりも少し大きな火花が散り、遅れて遠くから銃声が届く。


 細川くんのライフルはきちんとヘッドショットを決められたらしい。彼に銃を教えた身としては誇らしいかぎりだ。


 だが、効果は期待ほどではなかった。彼の腕ではなく、奴の装甲の問題で。


「ギィ……!」


 怪人の顔が細川くんのいる方角へと向けられる。頭部には僅かなへこみが出来ただけ。致命傷には程遠い。


「撃て。注意を引き付ける」


 サブマシンガンで怪人を攻撃。それに足を止められた怪人が、煩わしそうにこちらを見る。


 そうだ。こちらを見ろ。僕たちに集中しろ。


 その時、怪人が顔を両手で庇いながら尻尾を大きく振り上げるのが見えた。


「総員伏せろ!」


 慌てて木の陰に跳び込んで隠れれば、すぐ近くに液体が飛んできた。


 その黄色がかった液体はジュウジュウと音をたて、白煙を上げながら雑草と地面を溶かしていた。視界の端では、かかった飛沫が木の幹を少し溶かしている。


 あの尻尾。どうにも強力な酸を生成できるらしい。あげくそれを周囲にばら撒く事も出来るようだ。


「被害報告」


『前田です。申し訳ありません、足が……!』


「菊田くん、前田くんを連れて後退。僕と竹内くんでカバー。細川くん」


『了解』


 再度頭部に直撃するライフルの弾。それに一瞬怪人の意識がそれた所を、サブマシンガンで銃撃。


 まずい流れだ。持ってきた銃器で最も貫通力の高いライフルが、牽制ぐらいにしかなっていない。手榴弾も持ってきているが……あの鎧めいた体にはあまり効果がなさそうだ。


 次からはどれだけ上と情報部が止めてこようとグレネード持ってこよう。次があれば、だが。


「さて、と」


 どうしよう……。


 今日も今日とて不敵な笑みを浮べながら、ため息どころか吐しゃ物を吐いてしまわないように堪える。


 鎧と言えば。


 そう思い意識が少しだけ腰の後ろへと向かう。そこに挿されているのは、一本の杖。焔から契約の際に受け取った物だ。


 十本のうち、五本を自分含め隊員五名に割り振っている。必要とあれば今回の事件に使うつもりで持ってきた。


 本音を言うと、できれば十本全て持ち帰りたい。


 戦後以降、日本政府所属の魔術分野は衰退するばかり。この魔道具はそこに一石投じられる代物だ。実際の威力や価値以上の重要度をもつ。


 だが、だからと言って自分や部下の命を犠牲にしようとは思えない。


 問題はタイミングだ。焔から聞いた話、この杖の射程は二十メートル。人の胴体ほどの火球を生み出し、射出する。その炎は、火葬場一歩手前だとか。


 当てられさえすればあの怪人でもただでは済まないはず。だが、今の状況では使えそうもない。


 現在は森の中。下手に火を扱えばこちらまで死ぬし、そもそも奴の爆発に巻き込まれればそちらでも自分達は死ぬ。


「リロード」


 無線で部下に呟いてから、木に全身を隠して素早くマガジンを入れ替える。もはや慣れたものだ。慣れたくなどなかったが。


 装填を済ませて銃撃に戻る。その直後。


『新垣さん!そちらに接近する影が一つ!』


「焔さんかね?」


『いえ、S1です!北東の方角から、来ます!』


「そうか」


 口では平静を装い怪人への嫌がらせを続けながら、心の中で天を仰ぐ。神様、もしかして僕の事が嫌いですか?


「ガアアアアア!」


 雄叫びと共に、S1、サメ怪人が現れる。


 どうする。アレは比較的友好な個体である可能性がある。だがそれはあくまで蝙蝠との戦闘跡を観察しただけの、『私見』でしかない。


 はたして――。


「ガァ」


「っ」


 一瞬だけ、S1と目が合った。


「各員、S1を援護」


『『『了解』』』


 物わかりのいい部下達で助かる。


 一瞬だけあった瞳。正直どこを見ているのかわかりづらいが、それでも『知性』が見えた。同時に、纏う雰囲気が『人間的』すぎる。


 S1を『人間ベースのなにか』と仮定。一時的共闘が可能と判断。


 真っすぐとサソリ怪人へと突っ込むS1。それを脅威と判断したのだろう。サソリ怪人は全身をそちらへ向ける。


 接敵する二体。サブマシンガンでは誤射の可能性もあり、一時発砲が止む。


 先ほどまで断続的に響いていた銃声が止んだ瞬間、鈍い打撃音が空気を震わせる。S1がサソリ怪人の繰り出した尻尾を殴って逸らしたのだ。


「そいつの尾には酸が出る針がついている!振り回して酸のみ飛ばす事もできる!気をつけろ!」


 木の影から別の木の影へと移動しながら、大声でS1に呼びかける。人語が伝わればいいのだが。


 そこから連続で繰り出されるサソリ怪人の連撃。二連続の突きに、大ぶりな横の薙ぎ払い。それらをS1は受け流し、横薙ぎは下を掻い潜る様に避けながら距離を詰めようとする。


 あの動き、明らかに武道のそれだ。ただしかなりマイナーなのか、流派まではわからない。


 ベースとしてはナイフ格闘術と、合気道。それに柔道も少し混ざっているか?右手に何かを持っているかのような立ち振る舞いだ。


 尻尾の下を突破したS1によるタックルを、サソリ怪人が膝蹴りで迎撃。それをS1は左の裏拳で横に押しやり、右肘を相手の腹部に直撃させた。


 鈍い音と共にサソリ怪人が後ろへと押しやられるが、恐らくダメージは軽微だろう。だが、それでも『無傷ではない』。


 僅かにだが、腹部の甲殻にへこみがある。ライフル弾による『点』の攻撃より、あちらの方が通用しそうだ。


「細川くん。いつでも撃てるよう待機。狙う箇所とタイミングは任せる。竹内くん、合図を出したらどうにかして奴の注意をひいてくれ」


『『了解』』


 サブマシンガンを提げ、腰から拳銃を引き抜く。普段使いのベレッタではなく、リボルバータイプの旧式。


 自分にとって、一番長く鉄火場を共に生きてくれた相棒。


「ガアアア!」


「ギィ……」


 S1が体を左右に振りながら前に出る。今度はボクシングに似ている。随分雑多な流派の様だ。


 激しく左右に揺れる相手に狙いを定めかねたサソリ怪人に、S1が殴りかかる。


 その拳を尻尾で受けたサソリ怪人。だが、その打撃音は先ほどまでに比べて明らかに軽い。


 S1は拳を尻尾に当てた直後、左手でそれを抱え込んだ。脇に挟んでしっかり固定した状態で、右の掌底をサソリ怪人の顎に直撃させる。


「ギィ!」


 仰け反るサソリ怪人を、尻尾を引き寄せて逃がさないS1。再度顎に一撃を入れて、三発目を叩き込もうとする。


 その時、尻尾先端が僅かに開いたのが見えた。


「離れろ!」


「ガッ!?」


 こちらの声に反応したのか、S1が尻尾を手放して飛び退く。直後、サソリ怪人を包み込む様に黄色い霧が発生した。


 霧の展開が速くてわかりづらかったが、どうやら酸を噴霧したらしい。そんな事までできるのか。


 だいぶ薄くなっているようだが、それでも周囲にある雑草が白煙を上げている様から、人体が浴びれば非常に危険である事がわかる。


「くるぞ!」


 霧の中に見えた僅かな影に、声をあげる。ほぼ同時に、霧を突き破って横薙ぎに尻尾が振るわれた。


 咄嗟にバックステップで避けるS1だが、それは悪手だった。


「ガァアア!?」


 尾の針からあふれ出た酸が、S1の腹部にかかる。煙を出して溶ける肌に、S1が悲鳴をあげる。


 よろめいた所に、追撃と刺しにくる尻尾の針。だが、そこに弾丸が当たって軌道を僅かに逸らす。細川くんか。


 それにより辛うじて回避が間に合ったS1だが、次々と繰り出される尻尾の連撃。酸の霧が晴れて姿を現したサソリ怪人は甲殻の表面を少し溶かしながらも、先ほどまでと変わらない様子で淡々と攻撃を仕掛け続ける。


 さながら槍対素手めいた状況だが、紙一重で避けようものなら飛び散った酸がかかる。自然と、S1の回避は大きく無駄の多いものへと変わってしまう。


 攻めきれない。どころか、徐々に後退させられている。針と酸は避けられているが、時折尻尾で体を殴りつけられてダメージを負っているようだ。


 今の開けた場所から、遮蔽物の多い木々の間に誘導させるか?いいや、ダメだ。その場合サソリ怪人は酸で木もろとも溶かしにくる。そうなれば遮蔽物はS1やこちらにとっての障害物となり、回避が遅れてしまう。


 と、なれば。


「竹内くん。ゼロで撃ってくれ」


『了解』


「三」


 カウントをしながら、両手に魔力を流し込む。


「二」


 自分の出来る強化魔術は、ほんの少し筋力と瞬発力を上げるだけのもの。誤差と言われてしまう程の『手品』だ。


「一」


 だが。


「ゼロ」


 自分はそれでここまで生きてきた。


 竹内くんから放たれる銃弾のうち、そのほとんどがサソリ怪人の顔面に着弾する。S1に注意を向け過ぎていた事と、S1が尻尾を避けるために距離を取っていた事が功を奏した。


「ギィ……!」


 流石に不快そうな様子で、サソリ怪人が手で顔を庇う。そして、その隙に距離を詰めようとするS1への牽制として、針の先端が少し開いた。


 開いた穴の大きさは、指二本分と言った所か。


 全神経を両手と眼球に集中。呼吸さえ止め、この身全てが銃の『パーツ』であると決めつけて稼働させる。


 狙いを定め、引き金を絞る右手。そして、ハンマーを強制的に動かせる左手。


 ほぼ一発分の銃声が響く。だが、自分が放ったのは『六発』。


「ギ、ギィ……!?」


 その全てが、針先の穴へと打ち込まれた。ビキリと嫌な音を出す手元を無視し、その様子を確認する。


 いかに頑強な肉体を持つとしても、体内なら別の話。穴に叩き込まれた六発の弾丸が、内側から突き破って黒い体液と共に尻尾の一部から飛び出している。


 一瞬だけ、その状況にS1もサソリ怪人も動きが止まった。


 そこから動き出せたのは、攻撃を受けた側と見ていた側の差か。それとも『味方』からの攻撃と判断したからか。


 S1が、サソリ怪人よりも先に動いた。


 銃弾が飛び出して空いた穴に親指を突き込み、尻尾を掴む左手。そして、それを引き寄せながらの顎へと向かう右手。


 先ほどと違うのは、それが掌打ではなく拳であること。二発の掌打に酸の霧でヒビのはいったサソリ怪人の顎へと、拳が突き刺さる。


 破片が僅かにだが散らばるサソリ怪人の甲殻。浮き上がる体躯。


 決まった。明らかに致命の一撃。顎骨を砕き、脳を揺らす拳だった。


「ガアアア!」


 止めをささんと、もう一度サソリ怪人の尻尾を引き寄せながら、S1が大口を開ける。


 狙いは、恐らくサソリ怪人の首を噛み砕く事。


 だが、何故だろう。いやな予感が止まらない。


「いかん」


 思わずそう小さく呟いたが、それはガチンという音でかき消された。


 S1の牙が、空気を噛んで上下がぶつかったのだ。勢いよくいったそれは、鋭いそれらを壊すのに十分だった。


「ガっ」


 痛みか、動揺か。静止してしまうS1の顔面に、『拳』が直撃する。


 顔面の中央に叩きこまれた拳によろめいて後退するS1。その手から、するりと尻尾がこぼれて地面に落ちた。


 後退したS1を前に、サソリ怪人が軽く首を回す。その動きは嫌に人間じみていた。


 まるで重りでも外したかのような仕草。それもそうだろう。奴は己の尻尾を自切したのだ。


 ゆるりと、サソリ怪人が『構え』をとる。右肩と右足をやや後ろに。そして足幅は肩幅と同程度。拳は目線よりやや下で、脇はあまり締められていない。


「これは……」


 その構えは、明らかに『ムエタイ』のそれだった。


 ふらつきながらも、構えを取り直すS1。それを前にその重そうな体とは裏腹に軽いステップで近づくサソリ怪人。


 唐突に繰り出されるハイキック。それを左腕で受けたS1だが、体を大きく吹き飛ばされて地面を転がされる。


 素早く起き上がるS1。その左腕は僅かに震えていた。


 あのサソリ怪人の一撃。これでも多少格闘技に覚えのある自分から見ても、かなりのキレがあった。重心の移動とタイミング。それらはどう考えても達人クラス。


「細川くん。移動すんだ?」


『あと少しです』


「そっか」


 念のため一発撃つごとに移動させているが……。


 ステップを踏みながら接近するサソリ怪人。素早く繰り出される拳の二連撃に、蹴りの横薙ぎ。


 それは尻尾を使っていた時に似たパターン。それと比べればリーチが大きく劣る。


 だというのに。


「ガ、アアア!?」


 一方的に、S1が押されていく。


 S1の動きは決して悪くはない。そう、『悪くはない』のだ。


 もしも合気道の目線で見るのなら、師範代を名乗ってもいいくらいだ。だが、どうにも『体に合っていない』様に思える。


 その上、サソリ怪人の方は師範代どころか、あるいは世界大会でも通用するであろう程の練度。


 繰り出される猛攻に、S1はひたすら受け流そうとする。僅かに効果はあるのだろうが、それでなお、拳や蹴りがS1を削っていく。


「竹内くん。合わせてくれ」


『了解』


 装弾を終えた拳銃をしまい、サブマシンガンを構える。当てなくてもいい。とにかく奴の注意をひく。


 引き金をしぼり、サソリ怪人の足元に銃弾をばら撒く。そろそろ残弾が心もとなくなってきた。


 二方向から飛んだ銃弾。とうとう無視をしだしたサソリ怪人だが、そのうちの少しが膝裏に着弾。僅かに、ほんの僅かにだが体勢を崩した。


 その状態で繰り出された拳。それを、S1が両手で受け止めた。


 強引に開かされたサソリ怪人の左手。そのうちの小指を、S1がへし折る。


 まともに痛覚があれば、怯みぐらいはするだろう。しかし、サソリ怪人は気にした様子もなく、右手の拳をS1の脇腹に叩き込みにく。


 致命になりうる一撃。しかしそれは空を切る。


 S1が、掴んでいる左腕を基点にするように跳んだのだ。そのまま足をサソリ怪人の首にまわし、体全体を使って絞め技にはいる。


 ミシミシと音をたてて締め付けるS1。それに対し、サソリ怪人は拳を絡みついている太ももに叩きつける。


「ガ、アア!」


 だが、それでもS1は離れない。パキリと、小さく音がなった。


 S1の狙いは、窒息ではない。首の骨をあのまま折るつもりだ。


 サソリ怪人の顎に入ったヒビが、徐々に広がっていく。両者が近すぎてこちらも撃てないが、このままいけばあるいは。


 そう思っていると、サソリ怪人が絡み取られている左腕を大きく上に上げた。


「ガアアア!」


 叩きつけるつもりか。そう思ったのだろう、S1が雄叫びをあげる。やるならやってみろと。


 恐らく、サソリ怪人の剛腕で叩きつけられてもS1は絞め技を解かない自信があるのだ。自分がねを上げるより先に、首をへし折ってみせると。


 だが、それは違う。


「ダメだ、離れろ!」


 そう叫ぶが、遅かった。


 サソリ怪人の左足が、ゆったりと振りかぶられている。


 振り下ろされる左腕と、蹴り上げられる左足。その結果は――。


「ガ、アア……?」


 ゴキリ。そんな異音が、S1の首から響いた。





読んでいただきありがとうございます。

感想、評価、ブックマーク。いつも励みにさせて頂いております。今後ともよろしくお願いいたします。


作中で出てきた格闘技の解説とかは、素人の作者が書いた物なので多少間違っていても許していただけると幸いです……。


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