第3.5章 設定
第3.5章 設定
『突撃地下の人食い鬼~地上で集うヒロインズ~』
登場人物
剣崎蒼太
主人公。チート転生者。蒼黒の王。
詳しい能力は第一章を参照。ただし『偽典・炎神の剣』と『夢幻月下の花園』は改造中の為使用は不可。
新城明里との待ち合わせに向かう途中に偶然乗り合わせた電車がグールの襲撃にあい、乗客の保護に動くも行方不明者が出てしまいその捜索へと向かう。
新城明里
一章ヒロイン。自称スーパーパーフェクト美少女。実際純粋な人間では一番美形。黙っていれば黒髪ロング美少女。巨乳。
詳しい能力は第一章を参照。剣崎製の魔道具と自前の武器を全身のあっちこっちに隠し持っている。
剣崎との待ち合わせまでの時間を潰すためにいた喫茶店で、海原アイリと宇佐美京子に遭遇。
彼女らと剣崎について会話しながら、彼のいるであろう場所へと向かう。
海原アイリ
二章ヒロイン。サメ系家臣候補(自称)。改造人間ならぬ改造怪人。赤毛ツインテ巨乳。
詳しくは二章を参照。現在は剣崎から送られたチョーカーを使い特殊兵装を纏って戦う。また、本土に引っ越して剣崎の実家近くに住んでいる。
剣崎に『来ちゃった』をするため街に向かうも、へたれて近くの喫茶店に入り偶然にも新城明里たちに遭遇。また、彼女が剣崎と電話しているのを目にし事情を聞こうとする。
彼女らと剣崎について会話しながら、彼のいるであろう場所へと向かう。
宇佐美京子
三章ヒロイン。宇佐美家のお嬢様。金髪爆乳美女。
詳しくは三章を参照。最近色々と吹っ切れたのか、よく笑うようになった。ついでに少しポンコツ化した。
剣崎のいる街に宇佐美家が『拠点欲しいな』と思って喫茶店を一つ建てた。その様子を見に行った結果、入店した新城とメイドの九条がメンチを切り始めるも意気投合。
その後新城が剣崎と電話をしている事を知った九条の情報から話しかけるも、いまいち状況を理解していなかった。
剣崎に会いに彼女らと同行する。
九条黒江
宇佐美京子のメイド。隔世遺伝の半人半魔。無表情な自称クール系メイド。黒髪ショートスレンダー美人。実年齢は内緒。
詳しくは三章を参照。最近吹っ切れた様子の宇佐美に内心ニコニコ。ただしゲームのし過ぎは許さない。ピコピコは没収した。
最初新城を只者ではないと判断し警戒するも意気投合。その後、彼女が剣崎と通話しているのを聞き取り宇佐美に知らせる。
剣崎に会いに彼女らと同行する。
新垣巧 本名は新城守
公安のエース。実は新城明里の父親。未亡人(誤字にあらず)。最近胃痛が悪化した。
詳しくは二章を参照。胃薬が手放せず、最近マッドが『いっそお腹改造しちゃう?』という誘いをしてきてちょっと迷っている。
剣崎と娘の通話ログを見つけてしまいストレスが悪化。仕事に逃げた結果剣崎が暴れている地下に向かってしまう。
内心で泣きながら部下の前ではできる男を演じる。
茂宮市子・茂野双葉
女子高生。軽音部。巻き込まれた一般人。
電車に乗っていたらグールたちに襲われ、謎の少女こと江縫美恵子に助けられ同行する。
江縫と共に地下を探索し、彼女の事情を知り、またグールたちが行おうとしている儀式を知ってしまいそれの阻止に動く。
ぶっちゃけると無駄足。名前の由来は『モブ1』と『モブ2』。
なお、双葉の方は祖父がグールによって取り換えられた赤子で、ようはグールのクォーター。今回グールとの遭遇や彼らの神に関する魔導書を読んだせいで血が覚醒。が、剣崎のせいで特に関係ない設定になった。
江縫美恵子
復讐者。『蒼黒の王』の信者。家出娘。
家族の仇であるサイ・パーコス達の情報を掴み地下鉄に行く。そこで茂宮達を助け、彼女らと行動を共にする。
かつてサイ達に母と姉の尊厳を壊され、父を拷問され、グール達に喰われた過去を持つ。その為、グールとサイ達に復讐を誓う。
怪異殺しとして名が広まりだした『蒼黒の王』を信仰している。鉄砲と手榴弾は東京で買った。また、同じく東京にて小遣い稼ぎに来ていた魔術師により『強化薬』を購入。代金十万円。効果は使ったが最後十分後に死ぬが、代わりにそれまでの間身体能力を超人なみに引き上げる。具体的に言うとヒグマ一歩手前ぐらい。
現在は親戚の家で我が子のように育てられているも、家族の仇を忘れられず復讐の準備をし続けてきた。
名前の由来は『NPC:A』。
サイ・パーコス
魔術師の傭兵。
名前の由来は『サイコパス』。使い切りタイプの敵キャラその一。江縫の家族をグールに喰わせてそれを酒の肴にして楽しんでいた。彼女に自分達の居場所を送った張本人。理由は婚活。
アメリカを実質支配する『企業』の一つから依頼を受けて来日し、グール達の儀式を手伝う。
ヨナ・リー
サイの同僚。
名前の由来は『リョナ』。使い切りタイプの敵キャラその二。江縫の父親を拷問して楽しんでいた。
三人組の中で顔が出る前に死んだが、格闘に限れば現代人上位五十にはいる腕前。
エド・ウルージ
サイの元同僚。引退していたが強引に連れてこられた。
名前の由来は『エロ同人』。江縫の母と娘を父親が拷問される横で性的に襲っていた。使い切りタイプの敵その三。
十年前にアバドンを見かけて心が折れ裏の世界から引退。今は妻と娘を養う銀行員。
それはそれとして強姦魔としての犯行は引退後も続けていた。ついでに言うと奥さんとのなれそめも『催眠ものエロ同人』な感じである。後二年していたら娘も危なかった。
グールたち
自分達の神様を召喚しようとしたら別の神様の使徒が邪魔しに来た。雑に燃やされる。
企業
第二次世界大戦後、『人斬り』による犯行で大統領が死亡。ソ連との事もあって混乱したアメリカは、七つの大企業が事実上の支配をする事である程度の秩序を保つ。
表向きは普通のアメリカ。ただし、裏側にて大統領やFBI・CIA長官などの選出は企業の話し合いによってほぼほぼ決まる。
剣崎が今回地下鉄にいなかった場合の流れ。
序盤
ほぼ本編通り。ただし列車にいた人間は三人娘以外全員死亡する。
中盤
剣崎がいない分やたら多いグール達に追いかけまわされ、結果的に双葉の覚醒が早まる。また、この辺で新垣達が地下に突入してヨナは死ぬ。
終盤
双葉が理性を徐々に失いながらも、市子の血を飲ませてもらう事で活動。しかしグールの族長たちとサイ達と戦闘となり、敗北。
恵美子は殺され、サイはその後追い自殺。双葉は市子を守る為特攻し死亡。市子はエドの玩具にされる。
儀式の進行中に新垣班が突入。グールの族長たちを殲滅し、エドを確保する。その後、魔術まで使って心身ともに壊されていた市子を新垣が介錯。三人娘は全員死亡した。
結末
グールは族長たちを失い統制を失くして各地に散らばる。しばらくの間はグールによる被害が増加するが、次第に『食事』は元のペースに戻っていく事となる。
新垣班はエドを連行するも、外国からの圧力により釈放。しかし、空港にてエドは『企業』の口封じにより死亡した。
ぶっちゃけ剣崎がいなくても儀式は『トルーパー』を持った新垣班が止めてくれるので、特に必要ない。強いて言うなら犠牲者の数が暴走したグール達による『食事』も含めて一万ぐらいいくだけ。クトゥルフな世界ではいつもの日常。
後は外国、というか『企業』が「『蒼黒の王』と日本のエージェントの関係ってなにぃ!?」とビビッて圧力をかけないからエド達が普通に公安の地下に連れられて行ったぐらい。
読んでいただきありがとうございます。
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明日、『エピローグ 下』と第四章のプロローグを投稿したいと思います。よろしくお願いいたします。




