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AI丸投げ楽々仮想世界

作者:チベたんSF
 汎用人工知能がごく一般的に普及してからというもの、世の中は劇的な変化を遂げた。
 工場のオートメーション化なんて当たり前、今まで仕事と呼ばれたありとあらゆる事柄をAIと機械が肩代わりするようになった。
 社会インフラ、政治司法律法ですらAIが丸々取り仕切る様になったが、一昔前のSFにありがちなAIの反逆や支配階級によるディストピア化、反AI勢力によるテロなんて事も特に起こらず、存外あっさりとAIは人間社会に転がるほとんどの問題を解決してしまったのだ。
 これはひとえに優秀なAIが入念なシュミレーションを天文学的試行回数を毎秒重ねた結果だと言える。

 …で、案の定、人間はやる事が無くなった。

 スポーツ、芸術の分野はかなり栄えたものの、才能が無い者にとっては苦痛でしかなかった。
 そんな人は娯楽に救いを求めたのだけれども、楽しい事でも毎日続けば大抵は飽きる。
 結果、目を覚まして食事を摂ったらまた寝る、そんな生きてる意味があるのか無いのか分からない人達が急増してしまった。

 娯楽に飽きたなら新しい娯楽を常に供給すれば良い。

 脳筋極まりない極論の様にも思えるが、これはAIが熟慮した結果の解答かつ、それを実行出来るだけの十分な性能も持っていたので、実際上手く行った。
 中でも五感全てフルダイブするタイプのVRは人類で最も人気のある娯楽となる。
 ゲーム、映画、観光、etc(などなど)…、バリエーションを増やしやすいのに加えて場所も取らないので、AIもVR部門にかなりのリソースを掛けて開発に取り組んだ。

 そんな中、AIの新たなプロジェクト、“ワールドワイドワールド”の開発が始まった。
001 hello world!!
2021/07/17 20:00
003 地面に立つ
2021/07/19 20:00
004 企画の全貌
2021/07/20 20:00
006 舞台装置
2021/07/22 20:00
008 その結果
2021/07/24 20:00
009 仇敵現る
2021/07/25 20:00
010 全員集合
2021/07/26 20:00
011 会議は踊る
2021/07/27 20:00
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