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不撓不屈の攻城戦器 〜変人プレイヤーさんがゆく!異世界珍道中〜  作者: 深渕卿
第一章 即死王、魔王と兄妹の契りを交わす
12/13

即死王、拠点を確保する

特に投稿時間を決めていませんが2週間程度間を開けてしまい申し訳ない!


私の中ではかなりのロスタイム……最低でも週一で投稿出来るように頑張ります!


さて、街中に出たは良いものの肝心の宿屋は何処にあるのかな?


リアを引き連れ賑やかな街中を歩く。


そうえばこの街の名前とかもまだ知らない。


露店や屋台を横目に少々街を彷徨っていたら、少女に呼び止められた。


「そこのお兄さん!うちの宿泊まってかない?綺麗な部屋と落ち着ける場所を提供できるよ!」


落ち着ける場所か……騒がしいのも嫌いではないけれど魅力的だな。丁度、宿を探して彷徨っていた所だしそこにしよう。


「案内、頼めるかい?」


「お客さん2名ありがとうございま〜す!それじゃあ案内するから着いてきて!こっちこっち〜!」


少女に引っ張られていくが、どんどん人通りのない場所に向かっていくし、かなり歩いている。


30分程歩いた頃、リアが疲れて歩みを止めてしまったので、リアを背中に背負いつつ少女に質問をしてみる。

「もしかして遠い所?」


「そろそろ着くよ!ほら、あそこ!」


少女が指差す場所に目を向けると少し古い木造建築があった。年季が入ってはいるがしっかりとした作りの良い建物だ。


「お母さん!お客さん連れてきたよー!」


「あら、お客さん?こんな街の端っこの宿屋までわざわざどうもありがとうございます。」


「私が連れてきたんだよー!」


「リシア?まさか無理矢理連れてきたなんて事はないでしょうね?」


「いえ、丁度宿屋を探していた所なので大丈夫ですよ。」


この少女の名前はリシアと言うのか。リアと同年代っぽいから良い話し相手になってくれたらうれしいな。


「じゃあ、泊まるんだね?」

「はい」

「2人1カ月で食事付き、小金貨2枚と銅貨10枚ぐらいだけど、どうだい?」


日本円に直すと大体1人一万五百円ぐらいか、1日三百五十円くらいなら余裕で払えるな。リアを入れても七百円だ。


「じゃあそれでお願いします。」


女将さんに小金貨2枚と銅貨10枚を支払った。


「はい、1カ月分きっちり貰ったよ。それじゃリシア、お客さんをお部屋に案内してらっしゃい。」


「はーい!あ母さん。お客さんついて来て!」


少女に連れられ、廊下を歩く。街から遠い場所だからか、音は無くただ床が軋む僅かな音だけが鼓膜を震わせる。昔止まった山奥のペンションを思い出すな、あの時は確かブヨに刺されて大変な事になったっけ。


少し昔を思い出していたら部屋にの前に到着していた。


「ここの部屋だよ!鍵付きだから鍵を失くさないように気をつけてね。失くしたら小金貨1枚の罰金なんだよ!」


一万円の罰金か、絶対に失くさないようにしなければ。


「それじゃあごゆっくり〜!」


少女はそう言って姿を消した。

街であった時から思ってたけど元気な子だなぁ。


さっそくドアを開けてみた。


部屋には大きめのベットが1つと棚、そして机と椅子がある。よく掃除が行き届いていて過ごしやすそうな環境だ。


「快適そうな部屋で良かったね、リア。」


「やっ、と休める……」


私にとってはそうでもなかったがリアにとってはかなり疲れる道のりだっただろう。休めるといったリアの声は疲労が滲み出ていた。


ベットに横にしてあげるとすぐに寝息を立て始めた。宿を探してる途中に全く喋らなかったのも納得だ、よっぽど疲れていたのだろう。


こんな小さな子に無理をさせてしまった事に少し反省する。もっとリアの事をよく見てあげないと!


それから、少し荷物整理をして私もベットで眠りに着いた。まだ夕方になったばかりなのに、私もなんやかんや疲れていたらしい。


木々が風に揺れる音を聞きながら私は深い眠りについた。 

一応説明枠


"ブヨ"ってなんぞ?っと思った方への解説


ブヨとは一般的にブユ(蚋、蟆子、Black fly)と呼ばれ、ハエ目(双翅目)カ亜目ブユ科(Simuliidae)に属する昆虫の総称です。ヒトなどの哺乳類や鳥類から吸血する衛生害虫ですね。関東ではブヨ、関西ではブトとも呼ばれる事があるそうです。


作者はブヨ派の人です。ちなみこれはあくまで作者が調べた内容なので本格的に気になった方はご自身で調べて下さい。作者が間違えてたらごめんね。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 宿も決まって一段落。ここから冒険スペクタクル展開か、はたまたほのぼの日常系か? 即死王の明日はどっちだ! [一言] ようやく時間ができたので一気に読みました~! 大幅アップデート準備中との…
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