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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

国外追放されたのでこの国を出ますが、誰も一人で出て行くとは言ってませんよ?

作者: 巳早

思い付いたままに書いたので深く考えずにサラリと読んでいただけると嬉しいです。

作者も深く考えてません…。







「リディア‼︎お前との婚約を破棄する‼︎」




 十五歳から十八歳までの貴族令嬢子息が通う事が義務付けられている学園では卒業生の卒業を祝うパーティーが開かれていた。

 


 十八歳で成人を迎えるこの国で卒業生達はシャンパンを片手に談笑を楽しんでいた。

 そんな中、腰下まである長い銀髪を背後に垂らし、長めの前髪から澄んだ青色の瞳を覗かせる上品な装飾品のついたパンツドレスを綺麗に着こなした美女はゾロゾロと動く集団に気付いた。

 そちらに目を向けるとアルコールが回っているのか顔お赤くした王太子が私を見るなり大声で婚約破棄を言い放った。



 王太子の腕には怯えたような様子を見せる可憐な少女が引っ付いており、その少女を囲むかのように結構な数の男子生徒達が王太子と一緒にこちらを睨んでいた。



 ガヤガヤと賑やかだったパーティーは一瞬で静まり返り、談笑していた令嬢達が心配そうに私に目を向ける。

 私は手に持っていたシャンパンの残りを飲み干すと近くのテーブルに音を立てずに置いた。

 



「殿下、卒業パーティーだからと言って少し飲み過ぎではありませんか?」




 私が目を細めて諭すように言うと、殿下は私の言葉に対して鼻で笑い隣に立つ少女を抱き寄せた。




「冗談ではない。俺はお前のような冷徹で男を立てる事もできない女と婚約破棄をしてこのロザリアを王妃とするのだ」




「ご冗談を」




 私がそう言うと背後に控えていたこの国の宰相息子が懐から紙を取り出して私に突き出した。




「ここにはお前がロザリアに行った悪行が全て書かれている‼︎俺達のロザリアにこんな事をして俺たちが黙っていると思うなよ‼︎」




 私は突き付けられた紙に書かれている文章を上から下まで一瞬で目を通すと身に覚えのない事だらけの言い掛かりに溜息が出そうになった。




「身に覚えがない事ばかりなのですが、証拠はあるのでしょうか?」




「もちろんだ‼︎ここにいる者達の多くがお前がロザリアの悪口を言うところや、教科書や鞄を刃物で切り裂くところ、他の令嬢達とロザリアに詰め寄るところを目撃している」




 周りの男達が「俺も見た」「俺も見たぞ」と口々に言っては頷く。

 私はこの国の男達は一人の令嬢を陥れる為にここまでするのかと呆れ返っていた。




「それに先週ロザリアを階段から突き落としただろう。俺が階段下で咄嗟にロザリアを受け止めなければ今頃このパーティーにすら参加できていなかったんだぞ」




「あら、私が突き落とした所を見たのですか?」




 もちろんこれも身に覚えがない話だ。自分が受け止めなければ今頃〜云々誇らしげに話す騎士団長子息はチラチラと少女に視線を向けている。




「ロザリアがお前に突き落とされたと言ったんだ。それが証拠だ」




「私…怖かった…」

 顔を青くしてプルプルと震える少女を王太子は大事そうに抱きしめた。

 なんともまぁ…演技がお上手だ事…。




 聞くだけ無駄でしたね。




「リディアが首謀者である事はわかりきってはいるが、他にもリディアに加担した者や、陰でロザリアの悪口を言った者は調べがついている」




 この学園で教師をしている王弟までもがそう言うと、加担したと思われる令嬢達の名前を次々と口にして行く。

 名前を呼ばれた身に覚えのない事に恐怖で顔を青ざめる令嬢や、震えて泣きそうになっている令嬢達を私は背中で庇いながら淡々と名前を読み上げる王弟を真っ直ぐに見つめた。

 王太子側に付いている男達の中からロザリアを虐めていたとして名前を呼ばれた令嬢達の婚約者であろう子息達から「そんな奴だとは思わなかった」「俺も婚約破棄するからな」と口々に罵倒する言葉が聞こえて来る。




 実際確かに彼女達はロザリアに対する不満を抱いていただろう。自分の婚約者と二人で仲良さそうに話していたり、顔の良い男達には多くの人がいる前で仲良さそうに抱きついて見せたりしていたのだ。

 だが、貴族であるという意識の高い彼女達は不満に思いはしても陰口を言ったりロザリアに当たったりはせずに我慢していた事を私は知っている。




 実際、これだけ男達に罵倒されても令嬢達は顔を下げるだけで必死に耐えている。誰も反論する事はなく、言われるままに唇を噛み締めて耐えていた。これはこの国の“女は男に尽くすもの”“男に反論してはいけない”という古い伝統から来ているものだ。なんと馬鹿馬鹿しい。




「婚約破棄についてはもう王である父の了解も得た。それにロザリアへの悪行に対する処罰も俺に一任するとこの紙に書かれている‼︎」




「…王様まで…」




 私は王太子の背後に隠れる少女の口元が弧を描くように上がっているのを見逃さなかった。王太子だけではなく王まで手中に収めるとは…。ロザリアが多くの男子生徒と関係を持っている事を令嬢達は知っている。男達は婚約者に対してロザリアはこうだったのにお前は…などと言って来ていたらしい。結婚するまでは清い関係をと考える私がいけないのかと多くの令嬢達が涙ながらに私に相談して来たのだ。この調子だとあちら側の男達は皆彼女のお手付き…という事だろう。




「それで?処遇とは?」




 態度を乱さない私に痺れを切らした王太子は眉を釣り上げてパーティーに参加している者たち全員に聞こえるかのように声を張り上げた。




「ロザリアに対する悪行はどれも許されるものではない‼︎よってリディアは国外追放とする‼︎」




 シン…と会場が静まり返る中で私は王太子に対して表情を崩さずに頭を下げた。




「陛下の御心のままに」




 私は抵抗する事もなく、王太子の処罰を受ける意を示すと王太子が目を見開いた。




「…そ、そうだ女は男の言う事に素直に従っていればいいのだ。死刑としない事をありがたく思え。ロザリアを虐めた事は許される事ではないが、お前のその行動は俺に対する好意がそうさせてしまったのだからな。お前やロザリアを夢中にさせてしまった俺にも責任がある」




「好意?ご冗談を」




 顔を上げた私は王太子の言葉を鼻で笑った。




「は?」




「国外追放、喜んで受けましょう」




 私はそう言うと唖然とする王太子の手から婚約破棄と国外追放の契約書を受け取るとサラサラとサインをする。サインを終えるとその紙は鈍く光り、光が収まると契約が終了した。魔法があるこの世界では魔法で縛る契約書があり、今サインしたものは婚約破棄の他、国外追放されたこの国を再び訪れるなどして契約を破ると最悪死に至る呪いを掛けられると言うものだった。

 この国にもう用がない私が再びこの国を訪れる事はないけどな。




「こ、国外追放の意味をちゃんと理解しているのか⁉︎」




「えぇ、もちろん。二度とこの国には訪れませんのでご安心下さい」




 私がそう言うとバラバラにパーティー会場内にいたロザリア以外の令嬢達が私の周りに集まってきた。

 突然の事に男達は目を見張り、辺りを見回しながら私側に集まる令嬢達を口をあけてアホ面で眺めていた。




「さて、契約書にサインもした事ですしこの国を出ましょうか」




「ま、待て‼︎なぜ女共が皆お前の周りに…」




「なんでって…彼女達も連れて行くからに決まっているではありませんか」




 私はそう言うと隣にいた少女の手を取ってそこに口付けをした。それまで暗かった少女の顔がポッと赤く染まる。




「な、何を…」




「この国に来て三年間、女性達の扱いを見てきましたがあまりにも酷すぎる。男を立てるのが女性の役目?馬鹿馬鹿しい。確かにロザリア嬢に対してはそれなりの対応をしているようですが、貴方達の婚約者は奴隷や都合の良い道具ではありませんよ?」




 私はそう言うと近寄ってきた少女から背中に睡蓮と銀色の龍が刺繍された真っ赤な着物をもらってそれを羽織り、背後に流していた長い銀髪を簡単に一つにまとめると長めの前髪をかき上げた。

 元々社交界の華と呼ばれる程容姿の整っていたリディアだが、途端に今まであったはずの女性らしさがなくなり、その立ち姿から男らしさを感じるようになった。それもそのはず。リディアはこの瞬間女性の様に装う事を辞めたのだ。会場の生徒達はリディアに目を奪われ男女共に息を呑んだ。




「私の本当の名はリディアス。隣国、ルビィスト国の第一王子だ。女王である母上からこの国の女性に対する扱いについて調べるよう言われてこの国に来ていたんだ」




「なっ⁉︎⁉︎」




 驚きの声を上げたのは王太子だけでなく、その背後にいたロザリアも「なんでリディアが⁉︎てゆか王太子なんかよりもイケメンじゃない‼︎隠しキャラ⁉︎そんなの聞いてない‼︎」などと、訳のわからない事を言っている。




「お、王太子である俺を騙していたのか⁉︎」




 わなわなと怒りで震える王太子にニヤリとした笑みを向ける。リディアであった時あまり笑わなかった私の様子に王太子を始めとした子息達の顔が真っ赤に染まった。




「三年間も長い間共に過ごした婚約者が女装した男だと気付けないお前の鈍臭さには同じ男として同情するよ」




「なっ…‼︎お、お前は…」




 ショックで言葉が出ないのかプルプル震えるだけの王太子はとても面白い。震えていた王太子はハッとすると自分の唇を勢いよく服の袖で拭った。




「おっお前は…‼︎男と口付けていたのか⁉︎」




「あぁ…その事」




 私は塗られていた赤い口紅を拭うようにペロリと唇を舐め上げた。その様子を見ていた周りの生徒は顔を真っ赤に染めて中にはふらふらと座り込むものまでいた。

 男達は顔お赤く染め上げる者もいれば、王太子に同情してか顔を青くする者もいる。




「我が国では基本自由恋愛でして、同性同士で結婚される方も少なくはありませんよ。まぁ嫌がる女性の唇を無理に奪うような真似は許された者ではありませんが」




 この学園に入学する前に私と婚約者となった王太子は出会って二度目で体を求めて来た。自由恋愛が許される国で育ち、女性同士、男性同士の恋愛に偏見はないがそれはあくまでも同意の上でが大条件である。

 この国では基本清い付き合いが求められるが、婚前に無理に男側に求められて嫌々関係を持ってしまう令嬢も少なくはない。

 嫌がる女性に無理に迫る行為を行うと我が国では男である証を切り落とされる。浮気なども同じくだ。

 厳しすぎる刑罰ではあるが、女性は怒ると怖いのだ。もう一度言おう。女は怒ると怖い…ゴホン。




 私は気を取り直してくるりと後ろを向き、不安そうに私を見つめていた少女達に笑顔を向けた。




「私の国では女性の幸せこそ男の幸せ。レディーファーストが大前提にある。君達の幸せは第一王子である私が保証する。安心して私の国に来ると良い」




 私がそう言うと令嬢達は恥ずかしそうに頬を染めるがその目は先ほどまでの絶望ではなくキラキラと希望に光り輝いている。

 この国は男こそ自由だが、女は生活を制限される。仕事をする事は禁止。趣味を持つのは禁止。一人で出掛けるのも禁止。育児は全て女の仕事。男のやる事に口を出す事禁止。この国に女性の自由はない。

 しかし、ルビィストは女性至上主義、国のトップが女王であり働く女性の代表でもある。女性はやりたい事をして良いし、男性は皆女性に優しくする事が当たり前という国だ。この国にいるよりも良い生活は出来るだろう。




「そ、そんな勝手な事許されると思っているのか‼︎そんな事父上が許さないぞ」




「許すも何も私は既に国外追放された身ですが」




「な…‼︎そんな事をしてその女達の父親も許す訳がないだろう‼︎」




 その言葉を聞いてビクリと震える少女達がいる中で私は笑顔を向ける。




「大丈夫ですよ。貴女達は私達ルビィストの男達が必ずお守りいたします」




 私がそういうとタイミングよく会場の扉が開き、私の着物の背中に刺繍された睡蓮と龍の模様と同じ柄の軍服を着た男達が少女達一人一人の側に膝をついて微笑んでそばに寄り添う。

 我が国が女性を大切にする最大の理由はその数にもある。我が国では女性の出生率が低く、子供が十人産まれると女子は一人…。女王はこの国女性を救うために私をこの国に遣わしたとしているが、本音は大国でありながら子供が産める女性が少なく少子化が続く国の対策の為であるとも言えるだろう。




「この国の王妃様を始めとする彼女達の母君も私の国へ移動が始まっています。もしかしたらこの国に残る女性はロザリアさんだけになるかもしれませんね」




 私がにっこりと微笑むと男達は顔を青くして狼狽始めた。中でも王太子は事の大きさにようやく気づいたのかぐったりと膝を床に付けて崩れ落ちた。




「そんなっ…」




「リディアス様‼︎私も貴方と共にルビィストに行きます‼︎」




「ロザリア⁉︎」




 私は胸に飛び込んできたロザリア嬢を優しく受け止めた。

 驚いてエメラルドの宝石のような瞳を見つめると、少女は顔を赤くした。私がミルクティー色の柔らかい髪を撫でてそこに口付けを落とすとロザリアはうっとりと頬を桜色に染めた。




「美しい貴女のお願いは何でも聞いてあげたくなりますが、それできません」




 桜色に染まっていたロザリアの顔から色が無くなる。




「貴女は婚約者のいる子息達に体を使って言い寄り、多くの少女達を傷付けた…それは許される事ではありません…」




「そ、そんなっ」




「恋愛は自由ですが、ルビィストで一番重い刑罰は不貞なのです。貴女がルビィストに来れば間違いなく多くの既婚者や婚約者持ちの男性と関係を持ったとして処刑は免れないでしょう」




 現に婚約者を奪われた少女達のキツい視線がロザリアに向けられている。多くの女性がロザリアを許さないだろう。何度でも言おう。女性は嫉妬深く、本気で怒らせると怖いのだ。




「な…」




「これからも、王太子殿下とお幸せに」




 唖然とする王太子とロザリア達

を残して私は多くの少女達を引き連れてこの国を後にした。旦那や婚約者に不満を持つ女性が多かったからかこの国に残る女性はいなかった…ロザリア一人を残して。




 その後国内唯一の女となったロザリアを取い、一年を経たずしてこの国は滅んだのだった。




「おかえり愚息」




 着物の様な服を軽く着た女王である母上は豊満な谷間を隠す事なく曝け出し、キセルから赤い口紅が塗られた口を離すと白い煙を吐き出した。

 子供を産んだと思えない抜群のスタイルの母上は両サイドにお気に入りの美女を二人座らせたまま私に目を向けた。

 右側に佇む薄紫色のベビードールを着た金髪青眼の美女はあの国の元王妃だった。




 …なるほど。母上があの国に目を付けたのは彼女を手に入れる為だったのか。少しぽやんとした表情の元王妃は母上に頭を撫でられて嬉しそうに微笑んでいた。

 



 この国では既婚者や婚約者のいる者と関係を持つと死罪となるが、独身の相手のいない者達の恋愛は自由だ。母上も世継ぎを作ると、早々に離婚してお気に入りの美女を囲っている。




「…ただいま戻りました」




「半年くらいで帰ってくると思っておったが、ずいぶんゆっくりとしていたのだな。さてはあの魔女の色香に当てられたのか」




「…まさか」

 あの国の女の扱いが気に入らないと言って全てを丸投げして私を国に送り込んだ母上に隠れてため息を吐く。




「まぁ良い、次はもっと短期間でやれ」




「…次?」

 嫌な予感がして顔を上げると、ニヤリと笑う母上がいた。

 私は今度は隠す事なくため息を吐いて顔に笑顔を貼り付けると、「女王陛下の御心のままに」と言って頭を下げた。




【登場人物】

リディアス

リディアとしてサフィリスト国に女王の命令で潜入していたルビィスト国の第一王子。長い銀髪に青色の瞳。ルビィストで女王に次ぐ美貌の持ち主。紳士に接してはいるが、実は歳上の女性が少し苦手。弟が三人、妹が一人いる。独身の女性に望まれば場合によっては相手もするが、同性を相手にする事が多かった。


ルビィスト女王

リディアスの母親。黒髪に赤目。女が好きだが、美しければ男でも構わない。自分に似合うから赤い服を身に付けることが多いが、本当は青が好き。青い瞳を持つ者を好む。リディアスの父親も線の細い銀髪青眼の優しい美男子だった。リディアスの扱いは酷いが、リディアスの青眼を気に入っている。


王太子

サフィリスト国の王太子。金髪青眼。亭主関白で女は男の好きにして良いものだと思っている。リディアスに初めて会った時一目惚れして、二度目に会った時に勢いで口付けてリディアスの唇の柔らかさを最後まで忘れられなかった。好きだけど素直になれず、更に思い通りに動かないリディアスに嫌気が差した時ロザリアに出会い、二度目の恋に落ちる。自分の欲しい言葉をくれるロザリアにのめり込んでいった。


ロザリア

転生者。イケメン達に囲まれた逆ハーレムエンドを目指していたが、リディアスの策で自分以外の女がいない国になってしまい身が持たず最後には逃げ出した。逃げ出した後は改心して田舎で修道女となって一生を終えた。逃げ出す前に手に入れたリディアスの姿絵を死ぬ間際まで肌身離さず持っていた。生粋の面食い。






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