メカニック紹介1(O.D.A.F)
このページではオリエント国防空軍(O.D.A.F)が運用するMF及び全領域航空機を紹介しています。
ネタバレは可能な限り伏せていますが、意地でも避けたい場合はブラウザバックしてください。
スペックシートに出ている数値は他作品のメカや実在兵器との比較用にどうぞ。
ちなみに、キャラクターと違い兵器類の性能は開発メーカーの公式情報です。
【更新履歴】
2020/12/30 全体的に加筆修正
2022/2/16 全体的に加筆修正
2023/8/5 オーディールM2型の項目を加筆修正(最終版)
RMロックフォード・RM5-25 オーディール
英語表記:RM Rockford RM5-25 Ordeal
分類:可変型万能モビルフォーミュラ
開発:RMロックフォード第5設計開発部
設計者:カリーナ・リフォロヴァ
生産形態:量産機
生産数:開戦時点で30機程度(生産体制拡大中)
全高:4985mm(ノーマル形態時)
機体重量:1440kg
全備重量:3220kg
カラーリング:蒼色ベースの制空迷彩
E-OSドライヴ:スーパーテック・BF2003-EM
最大出力:116400kW
最高回転数:23000rpm
総推力:144kN~(リミッターにより変動)
最高飛行速度:M1.7程度(ファイター形態時)
装甲材質:リモネシウム・コバヤシウム合金
機上レーダー:ホーエンシュタイン・MV33-RMR
射出座席:ラスヴェート・A-32R
運用者:オリエント国防空軍
主なドライバー:ブフェーラ隊
ドラグーン隊
機体価格:156億クリエン(1クリエン=1円)
標準武装:M11リヴォルバーカノン固定式機関砲×2
ビームソード×2
ストロール・MLR-18S レーザーライフル
機体内蔵式マイクロミサイルポッド×4(脚部外側に2基ずつ)
選択武装:ギガント・ソード(MF用両手持ち実体大剣)
K-MAG20「サンダーストリーク」MF用対物ライフル
MR-202「ルミナスアロー」MF用空対空ミサイル
SAAM-5「スケアクロウ」MF用セミアクティブ方式空対空ミサイル
O.D.A.F標準規格の武装を全て使用可能
防御兵装:ビームシールド発生器×2(同時使用は1基のみ)
実体シールド(オプション装備)
チャフ・フレアディスペンサー
特殊装備:磁気異常探知機
夜間作戦用サーチライト
名機「RM5-20 スパイラル」で有名なRMロックフォード社(以下RMR)が新たに送り出した可変型MFで、量産機としては史上初となる変形機構を採用しているのが特徴。機体名は英語で"厳しい試練"を意味し、「敵対者にとって強敵となりうる機体になってほしい」という願いを込めて名付けられたとされる。設計に際してはスパイラルや同機を運用していたスターライガから提供されたデータが存分に活用されており、最初期のスパイラルよりもかなりマッシブ且つスマートなデザインとなっている。最大の特徴である変形機構は設計仕様書で要求された「戦闘機並みの機動力」を達成するためにコスト増・複雑化を覚悟の上で取り入れられ、従来の非可変型MFでは不可能な長距離航空作戦にも投入可能となるなど、MFの運用戦術に新たな可能性を示した機体である。操縦難易度が高い本機はエースドライバーの搭乗を前提に調整を施しており、開戦時点ではA型と呼ばれる機体が複数のエース部隊へ配備されるだけに留まっている。
RMロックフォード・RM5-25 オーディールA2型
英語表記:RM Rockford RM5-25A2 Ordeal A2
生産形態:量産機
生産数:2132年8月末時点で30機程度
全高:4985mm(ノーマル形態時)
機体重量:1430kg
全備重量:3220kg
カラーリング:空色の制空迷彩(標準色)
白黒ダズル迷彩(ドラグーン隊所属機)
E-OSドライヴ:スーパーテック・BF2003-EM-2
最大出力:117500kW
最高回転数:23000rpm
総推力:150kN~(リミッターにより変動)
最高飛行速度:M1.8程度(ファイター形態時)
装甲材質:リモネシウム・コバヤシウム合金
機上レーダー:ホーエンシュタイン・MV33-RMR
射出座席:ラスヴェート・A-32R
運用者:オリエント国防空軍
主なドライバー:ドラグーン隊
機体価格:148億クリエン
標準武装:M11リヴォルバーカノン固定式機関砲×2
ビームソード×2
ストロール・MLR-18S レーザーライフル
機体内蔵式マイクロミサイルポッド×4(脚部外側に2基ずつ)
選択武装:O.D.A.F標準規格の武装を全て使用可能
防御兵装:ビームシールド発生器×2(同時使用は1基のみ)
チャフ・フレアディスペンサー
開戦後に得られた実戦データを基に改良されたオーディールA型。設計上は既存のA型も部品交換でA2型にアップデート可能だが、現在実戦投入されている機体は全て新造機である。新型E-OSドライヴへの換装やスラスター強化といった性能向上はもちろん、性能を落とさない範囲での設計簡略化で量産性にも配慮されている。機上レーダーや各種兵装は基本的にA型からのキャリーオーバーだが、マイナーチェンジによる更新が行われている。
RMロックフォード・RM5-25 オーディール(G-BOOSTER装備型)
英語表記:RM Rockford RM5-25 Ordeal(GB)
全長:5890mm(ファイター形態時)
全備重量:6480kg
総推力:192kN~(リミッターにより変動)
最高飛行速度:M2.2程度
装甲材質:オリハルコン及びチタンの複合材
運用者:オリエント国防空軍
主なドライバー:ブフェーラ隊
装備価格:2億4000万クリエン
武装:GG-88A「ストライダー」MF用ガトリングガンポッド※
EC-X718「ライデン」MF用レールランチャー※
格闘武装を除く通常時の武装も使用可能
防御兵装:チャフ・フレアディスペンサー
※G-BOOSTER装備時のみ使用可能
オーディールに専用の増加装甲兼ブースターユニット「G-BOOSTER」を装着した形態で、機体とは分離ボルトを介して接続されている。最大の特徴である変形機構を封じられ常時ファイター形態となる代わりに、防御力・機動力・搭載量が軒並み向上することで戦闘攻撃機のような運用を行えるようになっている。損傷を受けたり装備を使い尽くした場合はドライバーの操作で任意にパージできるため、デッドウェイト化して作戦行動に支障をきたすことは無い。全備重量が通常時の倍に跳ね上がるうえ、推力ベクトルが後方へ集中していることから運動性は低下しており、ドライバーにはドッグファイトよりも一撃離脱戦法を重視する戦い方が要求される。
RMロックフォード・RM5-25 オーディールA2型(SG-BOOSTER装備型)
英語表記:RM Rockford RM5-25A2 Ordeal A2(SGB)
全長:5890mm(ファイター形態時)
全備重量:6480kg
総推力:195kN~(リミッターにより変動)
最高飛行速度:M2.2程度
装甲材質:オリハルコン及びチタンの複合材
運用者:オリエント国防空軍
主なドライバー:ドラグーン隊
装備価格:2億クリエン
武装:増加装甲内蔵式マイクロミサイルユニット×4
G-BOOSTER装備時専用の武装も使用可能
防御兵装:チャフ・フレアディスペンサー
オーディールA2型に増加装甲兼ブースターユニット「SG-BOOSTER」を装着した形態。分離ボルトによって任意パージできる点はG-BOOSTERと同様だが、本装備では部位ごとのパージ機能を実装することで増加装甲を維持したまま変形可能となった。変形時は干渉する部分の増加装甲のみをパージする。本装備自体も軽量化や推力強化による性能向上が図られており、オーディール側の改良と合わせて20%もの戦闘能力向上を果たしている。
RMロックフォード・RM5-25M オーディールM型
英語表記:RM Rockford RM5-25M Ordeal M
分類:可変型万能モビルフォーミュラ
開発:RMロックフォード第5設計開発部
設計者:カリーナ・リフォロヴァ
生産形態:量産機
生産数:開戦時点で10機程度
全高:4985mm(ノーマル形態時)
機体重量:1453kg
全備重量:3207kg
カラーリング:蒼色ベースの制空迷彩
E-OSドライヴ:スーパーテック・BF2003-EM
最大出力:116400kW
最高回転数:23000rpm
総推力:144kN~(リミッターにより変動)
最高飛行速度:M1.7程度(ファイター形態時)
装甲材質:リモネシウム・コバヤシウム合金
機上レーダー:ホーエンシュタイン・MV33-RMR
射出座席:ラスヴェート・A-32R
運用者:オリエント国防空軍
主なドライバー:ゲイル隊
機体価格:156億クリエン
武装、防御兵装:ベースモデルと同じ
巡洋艦及び戦艦への艦載を想定したオーディールのバリエーション機の一つ。基本仕様は通常の機体(A型)に準じているが、着水可能な脚部フロートシステムや防錆対策により機体重量が僅かに増している。
RMロックフォード・RM5-25 オーディールM2型
英語表記:RM Rockford RM5-25A2 Ordeal M2
生産形態:量産機
生産数:10機程度
全高:4985mm(ノーマル形態時)
機体重量:1437kg
全備重量:3213kg
カラーリング:蒼色ベースの制空迷彩
E-OSドライヴ:スーパーテック・BF2003-EM-2
最大出力:117500kW
最高回転数:23000rpm
総推力:150kN~(リミッターにより変動)
最高飛行速度:M1.8程度(ファイター形態時)
装甲材質:リモネシウム・コバヤシウム合金
機上レーダー:ホーエンシュタイン・MV33-RMR
射出座席:ラスヴェート・A-32R
運用者:オリエント国防空軍
主なドライバー:ゲイル隊
ブフェーラ隊
機体価格:148億クリエン
武装、防御兵装:ベースモデルと同じ
選択武装:試製ソリッドサーベル
試製広域制圧用巡航ミサイル(専用ウェポンコンテナ搭載)
試製MF用レーザースナイパーライフル
試製攻防一体シールドシステム
試製ツインビームソード
DGN-123「フレースヴェルグ」レーザーバスターランチャー
特殊装備:試製電子戦用ユニット
開戦後に得られた実戦データを基に改良されたオーディールM型で、こちらはベースモデルがA2型に変更されている。脚部フロートシステムや防錆対策による重量増加の傾向は変わらないが、本機は可能な限りの軽量化によってある程度打ち消している。
RMロックフォード・RM5-25M オーディールM型(G-BOOSTER装備型)
英語表記:RM Rockford RM5-25M Ordeal M(GB)
全長:5890mm(ファイター形態時)
全備重量:6467kg
総推力:192kN~(リミッターにより変動)
最高飛行速度:M2.2程度
装甲材質:オリハルコン及びチタンの複合材
運用者:オリエント国防空軍
主なドライバー:ゲイル隊
装備価格:2億4000万クリエン
兵装:ベースモデルと同じ
G-BOOSTER自体はA型及びM型共通の装備であるため、説明は上記を参照。
RMロックフォード・RM5-25 オーディールM2型(SG-BOOSTER装備型)
英語表記:RM Rockford RM5-25A2 Ordeal M2(SGB)
全長:5890mm(ファイター形態時)
全備重量:6473kg
総推力:195kN~(リミッターにより変動)
最高飛行速度:M2.2程度
装甲材質:オリハルコン及びチタンの複合材
運用者:オリエント国防空軍
主なドライバー:ゲイル隊
ブフェーラ隊
装備価格:2億クリエン
武装:増加装甲内蔵式マイクロミサイルユニット×4
G-BOOSTER装備時専用の武装も使用可能
防御兵装:チャフ・フレアディスペンサー
SG-BOOSTER自体はA2型及びM2型共通の装備であるため、説明は上記を参照。
RMロックフォード・RM5-21 スパイラルⅡ
英語表記:RM Rockford RM5-21 SpiralⅡ
分類:汎用モビルフォーミュラ
開発:RMロックフォード第5設計開発部
設計者:エイコ・ニューウェイ
生産形態:量産機
全高:4440mm
機体重量:690kg
全備重量:1885kg
カラーリング:白色ベースの制空迷彩
E-OSドライヴ:スーパーテック・JV22B-2
最大出力:100020kW
最高回転数:20000rpm
総推力:100kN
最高飛行速度:M0.99程度
装甲材質:リモネシウム・コバヤシウム合金
機上レーダー:ホーエンシュタイン・PG10
射出座席:ラスヴェート・A-32B
運用者:オリエント国防空軍
機体価格:29億クリエン
武装:M10-Cリヴォルバーカノン固定式機関砲×2
ビームソード×2
ストロール・MLR-18S レーザーライフル
その他選択武装
防御兵装:実体シールド
チャフ・フレアディスペンサー
スターライガによる運用(宣伝)のおかげでプライベーター御用達となり、更にはオーストリアやカナダなど欧米諸国へ輸出されるようになったRM5-20の後継機。基本設計は実績ある同機からのキャリーオーバーが4割を占めるが、主にスターライガから提供された運用データを基に内部フレーム一新などブラッシュアップが図られており、その性能はバイオロイド事件時代の超高性能ワンオフ機レベルにまで引き上げられた。搭載されているE-OSドライヴはかの名機"スターライガ・XRG-30 パルトナ"のJV22Bを改良したものであり、量産機としては世界で初めて10万kWの最大出力を達成している。2132年時点における運用者はO.D.A.Fだけとなっているが、RMR社は主力製品として顧客への売り込みを図っているという。
アークバード・FA21 スターメモリー
英語表記:Arkbird FA21 StarMemory
分類:汎用モビルフォーミュラ
開発:アークバード航空宇宙部門モビルフォーミュラ開発課
設計者:パトリシア・ヘッド
生産形態:量産機
全高:4340mm
機体重量:688kg
全備重量:1920kg
カラーリング:白+黒+灰色のフェリス迷彩
E-OSドライヴ:アークバード・AXM-2B
最大出力:99100kW
最高回転数:20000rpm
総推力:92kN
最高飛行速度:M0.95程度
装甲材質:リモネシウム・コバヤシウム合金
機上レーダー:アークバード・ASL-9
射出座席:アークバード・AJF-14D
運用者:オリエント国防空軍
主なドライバー:プロキオン隊
機体価格:16億クリエン
標準武装:M10-Cリヴォルバーカノン固定式機関砲×2
ビームソード×2
ストロール・MLR-18 レーザーライフル
その他選択武装
防御兵装:実体シールド
チャフ・フレアディスペンサー
オリエント国防空軍の主力MF。機体名は英語で「星の記憶」というロマンティックな意味を持ち、アークバード製MFの伝統的な命名規則を受け継いでいる。2120年代まで約40年に亘り主力機を務めた"FA20 スターブレイズ"の後継機であり、「信頼性及びコストパフォーマンスに優れた汎用機」という開発コンセプトは歴代のFAシリーズを踏襲している。だが、RMRという強力なライバル企業の登場に危機感を抱いたアークバード本社はキープコンセプトと同時に更なる高性能化を指示し、パトリシア・ヘッド率いる開発チーム――通称「コンドルワークス」は見事上層部の期待に応えてみせた。その結果、競合相手のスパイラルⅡを退けたスターメモリーは300機以上の大量発注(FA20前期型の更新含む)を確保し、MF業界におけるアークバード社のシェアを維持することに成功したのである。機体性能はスパイラルⅡとはほぼ互角、上位機種のオーディールには劣るとされている。
アークバード・FA21-α スターメモリーα
英語表記:Arkbird FA21-α StarMemory α
生産形態:量産機
全高:4340mm
機体重量:702kg
全備重量:2022kg
カラーリング:白+黒+灰色のフェリス迷彩
E-OSドライヴ:アークバード・AXM-2C
最大出力:99900kW
最高回転数:20000rpm
総推力:98kN
最高飛行速度:M1.0程度
装甲材質:リモネシウム・コバヤシウム合金
機上レーダー:アークバード・ASL-9
射出座席:アークバード・AJF-14D
運用者:オリエント国防空軍
主なドライバー:プロキオン隊
アップデート費用:2億クリエン
武装、防御兵装:ベースモデルと同じ物を使用可能
FA21に”アルファキット”と呼ばれる大規模アップデートパーツを組み込んだモデル。変更箇所は多岐に渡るがいずれも最小限の作業工数で対応できるため、コストパフォーマンスという点ではオーディール系列機よりも優れている。2132年6月に制式採用が決定して以降、メンテナンスのため本国の修理工場へ戻された機体から順次改修を受けている。なお、一度アルファキットを組み込んだ機体を元の仕様へ戻すことはできない。
マドックス・BA-110 タイガーリリー
英語表記:Madox BA-110 Tiger Lily
分類:近接航空支援用モビルフォーミュラ
開発:マドックス-アクアリア技術研究所
設計者:ロリー・コーン
生産形態:量産機
全高:4810mm
機体重量:1615kg
全備重量:5420kg
主なカラーリング:市街戦用デジタル迷彩
E-OSドライヴ:スーパーテック・NVL-M1
最大出力:100900kW
最高回転数:19200rpm
総推力:90kN
最高飛行速度:M0.85程度
装甲材質:リモネシウム・コバヤシウム合金
機上レーダー:ホーエンシュタイン・LN4
射出座席:ラスヴェート・A-32B
運用者:オリエント国防空軍
主なドライバー:デアデビル隊
機体価格:25億クリエン
標準武装:M10-Cリヴォルバーカノン固定式機関砲×2
3連装ガトリングランチャー「サンダーボウ」
マイクロミサイルポッド×6(肩部及び脚部外側)
ビームダガー
その他選択武装(主に重火器)
防御兵装:小型実体シールド
チャフ・フレアディスペンサー
オリエント国防空軍が運用する重射撃型MFで、スパイラルⅡやスターメモリーを”戦闘機”とするなら本機は”攻撃機”と呼ぶべき機体である。機体名は戯曲「ピーター・パン」の登場人物に由来しているほか、機体のロゴマーク(広報用にデザインされるもの)には英語でタイガーリリーと呼ばれるオニユリの花が描かれている。あの"A-10 サンダーボルトⅡ"攻撃機に着想を得たとされる本機は重装甲と豊富なペイロードを持っており、主兵装の3連装ガトリングランチャーに代表される高火力武装を以って敵地上部隊を撃破することを目的としている。効果的な援護攻撃を行うには持続的な火力支援が求められるため、操縦特性は低速域で最も良好な運動性を得られるように設定されているが、その代償として機動力及び高速域での運動性はお世辞にも良いとは言えない。なお、本機には迷彩パターンが数種類用意されており、デアデビル隊が使用する灰色系デジタル迷彩はその中でもポピュラーなものである。
マドックス・BA-110(+) タイガーリリー
英語表記:Madox BA-110(+) TigerLily
生産形態:量産機
全高:4810mm
機体重量:1610kg
全備重量:5420kg
カラーリング:夜間作戦用デジタル迷彩
E-OSドライヴ:スーパーテック・NVL-M1
最大出力:100900kW
最高回転数:19200rpm
総推力:92kN
最高飛行速度:M0.88程度
装甲材質:リモネシウム・コバヤシウム合金
機上レーダー:ホーエンシュタイン・LN4-M
射出座席:ラスヴェート・A-32B
運用者:オリエント国防空軍
主なドライバー:デアデビル隊
機体価格:27億クリエン
武装、防御兵装:ベースモデルと同じ
開戦前より計画されていた性能向上プランを実際に適用したモデル。技術発展により近接航空支援は重装備の汎用機でも十分可能となったため、運動性が低いBA-110は夜間攻撃能力を強化した”夜間作戦型重MF”に生まれ変わった。ハード面は迷彩塗装を除きベースモデルのBA-110からあまり変わらない一方、アビオニクスなどソフト面は作戦能力向上のため大きく強化されている。
F-35E ライトニングⅡ
英語表記:F-35E LightningⅡ
分類:全領域ステルス多用途戦闘機
ライセンス生産:アークバード航空宇宙部門軍用機開発課
カラーリング:チャコールグレー
エンジン:アークバード・ABK-404複合サイクルエンジン
最高飛行速度:M2.0程度
装甲材質:リモネシウム・コバヤシウム合金
機上レーダー:アークバード・ASL-8G
射出座席:アークバード・AJE-20
乗員:1名
運用者:オリエント国防空軍
機体価格:70億クリエン
武装:GAU-12A2「イコライザー」25mm航空機関砲
各種戦闘機用ミサイル
戦闘機搭載型巡航ミサイル
ウェポンベイ内蔵型マイクロミサイルポッド
精密誘導爆弾
レーザーガンポッド
多機能ポッド
防御兵装:チャフ・フレアディスペンサー
アメリカの航空機メーカーが開発したステルス戦闘機"F-35 ライトニングⅡ"の大規模改修型で、F-35ファミリー初の全領域戦闘機。オリエント国防空軍や日本軍は自国の事情に合わせてライセンス生産した機体を運用している。元々F-35は運用方法に応じて3つのバリエーションが用意されていたが、E型の前代にあたるD型にてそのうち2バージョン(基本型のA型と艦載機仕様のC型)が統合され、E型では新たに全領域運用能力を獲得したことで宇宙も飛べるようになった。A型の時代から1世紀以上に亘り進化を重ねながら運用されている傑作機だが、基本設計の陳腐化はもはや隠しようが無く、オリエント国防空軍では本機を更新するための次世代型全領域戦闘機の開発計画を進めているという。
アークバード・SF25-A スピカ
英語表記:Arkbird SF25-A Spica
分類:大型全領域戦闘機
開発:アークバード航空宇宙部門軍用機開発課
設計者:ロジーヌ・ビゴワ
生産形態:量産機
全長:30.5m
最大離陸重量:40.2t
カラーリング:白+黒+灰色のフェリス迷彩
エンジン:アークバード・ABK-404複合サイクルエンジン×2
総推力:202kN×2
最高飛行速度:M3.2程度
装甲材質:リモネシウム・コバヤシウム合金
機上レーダー:アークバード・ASL-8G
射出座席:アークバード・AJE-20
乗員:1名
運用者:オリエント国防空軍
機体価格:99億クリエン
武装:EQ8リヴォルバーカノン航空機関砲×2
各種戦闘機用ミサイル
戦闘機搭載型巡航ミサイル
大型マイクロミサイルポッド
精密誘導爆弾
GG-87A「サイクロプス」ガトリングガンポッド
レーザーガンポッド
防御兵装:チャフ・フレアディスペンサー
オリエント国防空軍の主力全領域戦闘機で、退役が進められている"F-15E ストライクイーグル"の後継機。機体名はおとめ座で最も明るい恒星に由来する。本機はアークバードお得意のダブルデルタ翼を採用した大型戦闘機であり、陸上基地及び主力正規空母での運用が想定されている。最新の姿勢制御技術を導入したことで30m級の大型機ながら優れた運動性を持ち、大気圏内外問わず高い飛行能力を発揮できる。分類上は戦闘機だが15tにも及ぶペイロードを活かした爆撃任務へ投入されることも多く、MFに並ぶ航空戦力の中核として運用実績を挙げている。
アークバード・EM07-A エレクトラ
英語表記:Arkbird EM07-A Elektra
分類:全領域電子戦機
開発:アークバード航空宇宙部門軍用機開発課
設計者:ジェイミー・アリソン
生産形態:量産機
全長:26.1m
最大離陸重量:35.9t
カラーリング:チャコールグレー
エンジン:アークバード・ABK-404B複合サイクルエンジン×2
総推力:199kN×2
最高飛行速度:M2.9程度
装甲材質:リモネシウム・コバヤシウム合金
機上レーダー:アークバード・ASL-9
射出座席:アークバード・AJE-20
乗員:2名(パイロット及び電子妨害士官)
運用者:オリエント国防空軍
機体価格:120億クリエン
武装:EQ8-Bリヴォルバーカノン航空機関砲
自衛用空対空ミサイル
空対地ミサイル
空対艦ミサイル
対レーダーミサイル
防御兵装:チャフ・フレアディスペンサー
特殊兵装:AN-ASL66電子戦ポッド×2
オリエント国防空軍の主力全領域電子戦機で、機体名はプレアデス星団を構成する星の名前に由来している。同一メーカーのスピカとは一部部品を共有し翼平面形も同じダブルデルタ翼だが、基本設計自体に共通性はほとんど無い。複合サイクルエンジンは速度性能と引き換えに航続距離を伸ばしたタイプを搭載する。優れた電子戦装備を持つ本機は味方部隊への電子支援によって進軍を助けることを目的としているほか、必要に応じて敵部隊に対するジャミングや防空システム破壊といった直接的な電子妨害も行う。スペック上はO.D.A.F標準規格のミサイル類を搭載できるものの、ペイロードの大半は電子戦ポッド及びドロップタンク2個に割かれているため、自衛戦闘など緊急時を除けば本機が自ら攻撃を行うことはあまり無い。
アークバード・EJ8 レガリエル
英語表記:Arkbird EJ8 Regaliel
分類:全領域早期警戒管制機
開発:アークバード航空宇宙部門軍用機開発課
設計者:セキ・ランウン
生産形態:量産機
生産数:2132年8月時点で9機
全長:24.99m
全幅:56.43m
カラーリング:チャコールグレー
エンジン:アークバード・ABK-555 複合サイクルエンジン×2
総推力:144kN×2
最高飛行速度:M1.1程度
装甲材質:リモネシウム・コバヤシウム合金
レーダーシステム:ホーエンシュタイン・GZ24(機上レーダー)
アナベラル・MP-RTIP多用途三次元レーダーシステム
アナベラル社製SIGINT情報収集システム
射出座席:アークバード・AJE-20(コックピットのみ)
乗員:15名(パイロット2名、電子機器操作員13名)
運用者:オリエント国防空軍
主な機体:AWACS「スカイロジック」
機体価格:2200億クリエン
武装:無し
防御兵装:チャフ・フレアディスペンサー
オリエント国防空軍が運用する最新鋭全領域早期警戒管制機で、機体名はオリエント神話に登場する賢者に由来している。最大の特徴はアメリカのB-2爆撃機を彷彿とさせる全翼機スタイルであり、詳細情報が公表されるまでは各国から”オリエント連邦のステルス爆撃機”と誤認されていた。早期警戒管制機に必須となる大型レーダーはコンフォーマル・フューエル・タンクのように密着装備しているため、アメリカのE-787のような円盤型レドームは持たない。現状の問題点は機体価格があまりに高すぎることである。ちなみに、挑戦的な見た目とは裏腹に飛行性能は高いらしく、アークバード社は本機をベースとした次世代型爆撃機及び旅客機の開発を計画しているという。




