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【完結済み】MOBILE FORMULA 2132 -スターライガ∞-  作者: 天狼星リスモ(StarRaiga)
第1部 BRAVE OF GLORY

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BOG編タイムライン

このページでは第1部「BRAVE OF GLORY」で起きた戦いを時系列順に並べています。

ネタバレが多分に含まれているので、それが嫌な方はブラウザバックしてください。

どちらかと言うと、一通り本編を読んでから物語のおさらいに使うことをオススメします。

・ヨーロッパ戦線

オデッサ防衛戦

2132年3月17日(エルラン作戦)

ウクライナ・オデッサ


工業都市オデッサの制圧を狙うルナサリアンとウクライナ軍及びロシア軍の間で勃発した戦闘。

途中からオリエント国防軍の増援部隊も参戦したものの、地球側の劣勢を覆すまでには至らず、作戦本部は戦力温存のためオデッサの放棄を決断。

以後オデッサはルナサリアンの拠点として利用され、奪還作戦の開始は約半年後まで待つことになる。


ローマ防衛戦

2132年3月21日(パラボリカ作戦)

イタリア・モンツァ


ルナサリアンに国土の約半分を占領されたイタリアの首都ローマを防衛するための大規模作戦。

この作戦では「ローマ防衛」と「敵前線基地の無力化」が同時並行で進められ、本編中で描かれたパラボリカ作戦は後者にあたる。

パラボリカ作戦自体は成功したが、ローマ防衛を懸けた「アンツィオ作戦」は敵に翻弄され失敗に終わり、イタリア軍はローマを放棄。

10月に行われる奪還作戦までの間、イタリア本土はルナサリアンの占領下へ置かれることになった。


ジブラルタル攻略作戦

2132年3月27日(ペルセウス作戦)

イギリス海外領土ジブラルタル


接収されたジブラルタル国際空港を中心とするルナサリアン前線基地の攻略・奪還を目的とした大規模作戦。

この作戦でも「ジブラルタル基地攻略(ペルセウス作戦)」と「ドーバー海峡での迎撃戦(アンドロメダ作戦)」という二つの戦いが同時展開され、ゲイル隊は前者に参加。

ローマ防衛戦と違い今回の両面作戦は成功を収めたが、ルナサリアンが投入した戦略兵器「炸裂弾頭ミサイル」により地球側も大きな損害を被っている。


・大西洋の戦い

アゾレス諸島沖夜戦

2132年4月2日(ヴァルキリーオーシャン作戦)

北大西洋アゾレス諸島沖


北アメリカ大陸へ向かうオリエント国防海軍第8艦隊とルナサリアン巡航艦隊の間で偶発的に生じた海戦。

暴風雨に暗闇という悪条件の中、殿軍を務めた第17高機動水雷戦隊の奮闘が特に光り、第8艦隊は敵戦力を撃滅しつつ危険海域を切り抜けることに成功した。


・北アメリカ戦線(カナダ)

ハドソン湾の戦い

2132年4月14日(モビーディック作戦)

カナダ・ハドソン湾


アメリカ・カナダ両軍による超兵器潜水艦「ナキサワメ」撃沈作戦が大失敗に終わった後、バケモノの相手を押し付けられるカタチとなったオリエント国防軍が実行した強襲作戦。

この作戦に投入された戦力はMF部隊2個(計6機)と極めて少数だったが、陽動作戦としてデービス海峡での艦隊決戦(ディッキー・モー作戦)も展開されており、用意周到な準備を重ねたうえで実行に移されていた。

大役を任されたゲイル隊及びブフェーラ隊は卓越した戦闘力を以って超兵器潜水艦を圧倒。

無人戦闘機や炸裂弾頭ミサイルといった脅威に晒されながらも彼女らは奮闘し、見事友軍の仇を討ち取ってみせた。

なお、ルナサリアンがハドソン湾沿岸部に築いていた潜水艦基地は、翌日の戦いで地球側が制圧することになる。


チューレ前線基地強襲作戦

2132年4月15日(アイスバーグ作戦)

グリーンランド・カーナーク


モビーディック作戦の翌日、ルナサリアンに占領されていたアメリカ軍チューレ空軍基地を奪還するために行われた作戦。

本戦争において最も高緯度で行われた戦いの一つである。

超兵器潜水艦撃沈から間を置かない強襲で地球側は戦いを有利に進めたが、重要拠点ということでルナサリアンの抵抗も非常に激しく、基地奪還には決して少なくない犠牲を払わされている。


エドモントン航空戦

2132年4月25日(ストラトスフィア作戦)

カナダ・アルバータ州上空


ルナサリアンの輸送機が使用している「空中回廊」を奇襲し、戦力再編を妨害すること目的とした航空作戦。

成層圏を悠々と飛行できるルナサリアン輸送機の撃墜には苦労が伴ったが、敵へ輸送戦略の再考を迫るほどの損害を与えることに成功。

また、撃墜した輸送機の残骸からは軍事機密が回収されており、この資料は対ルナサリアン戦略の構築に役立てられた。


捕虜収容所強襲作戦

2132年4月30日(ホワイトフォース作戦)

カナダ・グレートベア湖周辺


ストラトスフィア作戦の際にカナダ軍が回収した資料を基に立案された捕虜救出作戦。

ゲイル隊及びブフェーラ隊は捕虜収容所の位置特定及び制空権確保を担当し、実際の救出作業は主にカナダ軍が行っていた。

スターライガとの共闘や無人機のような戦闘機動を持つ敵部隊の登場といったハプニングも多かったが、作戦自体は無事に終了。

この作戦のおかげで大勢のアメリカ軍及びカナダ軍将兵の命が救われている。


ゲイル隊暗殺未遂事件

2132年5月11日(非公式戦闘)

アメリカ・アラスカ山脈上空


2132年5月11日に行われたとされる小規模な航空戦。

オリエント国防空軍の一部隊とホワイトウォーターUSAが交戦したと考えられているが、戦闘記録が一切公開されていないため詳細は不明である。


エドモントン解放作戦

2132年5月15日(スターオーシャン作戦)

カナダ・エドモントン


緒戦でルナサリアンに占領されたカナダの大都市エドモントンを奪還する作戦。

アメリカ・カナダ・オリエント連邦の3か国共同で行われた本作戦には最大級の戦力が投入され、ルナサリアン戦役における最も大規模な戦いの一つとして知られる。

市街地が戦場となったことに加え、戦闘終盤にはルナサリアンが超兵器による焦土作戦を実行したことから、エドモントンの一般市民など非戦闘員にも多大な犠牲が生じてしまった。

彼らの死は地球側の扇情的なプロバガンダとして利用され、地球人の反ルナサリアン感情はこの時期に最高潮へと達している。


・北アメリカ戦線(アメリカ本土)

グランド・キャニオン航空戦

2132年5月21日(ラストリゾート作戦)

アメリカ・モニュメントバレー上空


ルナサリアン側へ寝返ったホワイトウォーターUSAの「粛清」を目的とした、スターライガを筆頭とするプライベーター及びアメリカ・オリエント連邦の二大国家による大規模航空作戦。

正規軍は敵本拠地周辺空域の制空権確保を担当している。

アメリカ軍が数合わせとして投入していた懲罰部隊が反乱を起こしたものの、同部隊及びホワイトウォーターUSAの殲滅には無事成功。

ただし、近隣空域から飛来してきた無人戦闘機の襲撃により、決して少なくない損害を強いられた。

なお、同日同時刻にはアメリカ軍主導の超兵器撃墜作戦(ドラゴンブレス作戦)も行われたが、こちらはアメリカ軍の歴史的惨敗に終わっている。


超兵器へのリベンジ

2132年6月1日(ドラゴンビート作戦)

アメリカ・イリノイ州スプリングフィールド上空


ドラゴンブレス作戦においてアメリカ軍を圧倒してみせたルナサリアンの超兵器「ヤマタオロチ」との決戦。

この作戦にはオリエント国防海軍第8艦隊の全戦力とアメリカ軍及びカナダ軍の残存戦力が投入され、文字通り「負けたら後が無い」という覚悟の下で彼らは戦いに臨んだ。

エドモントンを火の海にした戦略兵器に難攻不落のバリアフィールド、そして強力な直掩部隊を擁するヤマタオロチの攻略は容易ではなかったが、地球側は二重三重にも及ぶ波状攻撃でこれに対抗する。

長時間に亘る苦しい戦いの末、集中攻撃を受け続けたヤマタオロチは最終目標の五大湖沿岸工業地帯を前に墜落。

その結果、アメリカの工業生産力壊滅という最悪の事態は避けられたのだった。


アメリカ軍ミサイル基地クラッキング事件

2132年6月4日(キャンドルライト作戦)

アメリカ・ノースカロライナ州シャーロット上空


ルナサリアンのサイバー攻撃を受けたアメリカ軍極秘基地から多数の巡航ミサイルが発射され、あわや核戦争一歩手前まで至った事件。

ドラゴンビート作戦で疲弊していたアメリカ軍は戦力を捻出することができず、ある程度余力を残していたオリエント国防海軍第8艦隊が作戦に臨んだ。

ゲイル隊及びブフェーラ隊の活躍により、巡航ミサイル群が首都ワシントンD.C.へ飛来する前に迎撃することはできたが、そのうち1発は国際条約により保有が禁止されている核ミサイルであったため、危機的状況を招いたアメリカは条約遵守という見地から厳しい非難に晒された。


コロニー落とし、再び……

2132年6月4日(スカイスクレイパー作戦)

アメリカ・ニューヨーク上空


二つの超兵器を失ったルナサリアンが決行した2度目のコロニー落としで、一般的には北アメリカ戦線の最終決戦とされている。

宇宙での攻防を経て大気圏突入してきたコロニーに対し、アメリカ軍及びオリエント国防海軍第8艦隊は出せる限りの戦力を全て送り込む。

敵航空部隊の妨害に遭いながらも破壊作業は順調に進み、阻止限界まで残り2~3分というギリギリのタイミングで問題無いレベルまで破砕することに成功。

乾坤一擲の「星落とし」が失敗に終わったことで、ルナサリアンはワシントン攻略作戦の無期限延期を決定したため、戦争は約3か月の膠着状態に陥るのだった。

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