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【BOG-5】武人見参(後編)

「隊長、新たな敵機が迎撃に上がってきました! この大きさは戦闘機です!」

ユキヒメ専用ヤタガラス改をレーダーで捕捉したスレイが叫ぶ。

「1機だけだと? あいつら、地球人をナメているのか!?」

「相手を侮るなよ、アヤネル! 制空権を奪われている状況下で堂々と上がってくるバカは……おそらくエースだ!」

HISのレーダーディスプレイを確認したセシルは敵機がいるであろう方向を見やる。

高い視力を持つ彼女の目には鋼鉄の鳥がハッキリと映っていた。


「(この距離であの大きさか。全長30mサイズというのは確からしいな)」

ルナサリアンの全領域戦闘機は元々月面の低重力環境における動力性能を重視していたため、地球製戦闘機よりも大型なのが特徴である。

主力機のヤタガラスでさえSu-47 ベールクトよりも少しだけ大きいのだ。

大型でありながらF-22C スーパーラプターやSu-57 フォーミュラを上回る運動性を持つヤタガラスは地球側の航空戦力を圧倒し、緒戦における制空権確保に多大な貢献を果たしている。

……少なくとも全領域戦闘機の性能では少なくない差を付けられているのが現実である。


 戦闘態勢へ移行したヤタガラス改は迂闊にも近付いてきた軽空母「ロナ」の艦載機と思われるF-35E ライトニングⅡを追い掛け回した末、航空機関砲によってあっさりと返り討ちにしている。

幸いF-35Eのパイロットはベイルアウトに成功したが、残念ながら彼女を今すぐ救助することはできない。

第17水雷戦隊は既に全ての航空部隊へ帰艦命令を出しており、ロナを母艦とする部隊は素直に帰り始めていたからだ。

ヴェネツィアとローマで何が起こったのかは前線のドライバー及びパイロットたちにも伝わっている。

だが、ヤタガラス改は背を向けている敵機を躊躇無く攻撃していた。

「(何が野蛮人だ……! 戦争とはいえ、やっていることは結局同じではないか!)」

セシルの操縦桿を握る手に力が入る。

「……スレイ、アヤネル。お前たちは味方機の帰艦を援護しながら先に戻れ」

「先にって……隊長はどうするんですか?」

もっともな疑問を投げ掛けるスレイに対し、セシルはしばしの沈黙の(のち)こう答えた。

「格下相手にイきがっているとはいえ、実力があるのは間違い無い。ああいう手合いの相手は私一人で十分だ」

近代的な軍隊が誕生する前から優秀な剣士や騎士を輩出してきた名門アリアンロッド家出身のセシルは正々堂々とした戦いを好んでいる。

職業軍人としての自覚を持っているとはいえ、本音を言うと非武装の輸送機や地上施設を撃つのは好きではないのだ。

……それ以上に嫌いなのは実力と機体性能の差で一方的に相手をいたぶる奴、そして大量破壊兵器の使用である。


「どうするんだ、スレイ? 私は隊長の指示に従うつもりだが」

アドミラル・エイトケンCIC及びセシルの命令を受け入れるつもりでいたアヤネルは機体の針路を変更しようとしている。

「やだ! 私は隊長についていく!」

「子どもかよお前は! 『上官の無茶を止めるのも部下の役目だ』ってフェンケ教官も言ってただろ!?」

「じゃあさ……フェンケ教官は『隊長を見捨ててでも命令に従え』なんて教えてくれたのッ!?」

「ッ……!」

スレイの反論に対しアヤネルは言い返すことができなかった。

2年前、不足した人員を補うための緊急時徴兵でいきなり招集され、座学でフェンケ教官にしごかれた日々を思い出す。

「口喧嘩は帰ってからにしろッ! もう私は行くぞ!」

言う事を聞かない部下たちに怒ったセシルはスロットルペダルを踏み込み、無理矢理突き放すように機体を加速させる。

彼女としては諦めさせるための手段だったのだが、スレイたちもアヒルの雛のようにしつこく食らいついてくる。

「アヤネル……! べつにあなたは帰ってもよかったのに」

「『私たちは3人でゲイル隊だ』って隊長が初めて会った日に教えてくれたからな。どうせなら皆でメルト艦長に叱られたほうがいい」

つっけんどんな態度を見せたスレイに対しアヤネルはそう答える。

「ったく……フェンケ少佐の報告書通り、意外に我が強い連中だな」

呆れたように肩をすくめるセシルであったが、内心ではほんの少しだけ笑っていた。

「奴はオデッサで戦った連中と同じくらいの実力があるとみた……各機、気を引き締めてかかれッ!」

「「了解!」」

3機のオーディールMは対戦闘機用のフォーメーションへ編隊を切り替え、自身よりも巨大な鋼鉄の鳥に襲い掛かるのであった。


「(待ち侘びていたぞ……地球の撃墜王!)」

自らへ向かってくる3機のMFを確認したユキヒメは通信回線を開き、相手方との交信を試みる。

「―先ほどは無礼を働いてしまい申し訳なかった。だが、貴官はこうやって闘志に火を点けねばならん人物像だと予想したのでな」

普段なら敵兵―ましてや野蛮人と言葉を交わすなど「ケガレ」が付いてしまうので絶対に避けるのだが、スズランの報告書を見た時からユキヒメは「地球の撃墜王」が気になって仕方が無い。


 どうせ打ち負かす相手なのに、どうして興味が湧くのだろう?


「やはりか……格下を攻撃する時の動きにプライドが高い奴特有の躊躇が出ていたからな。ま、分かりやすく言えば私と似た者同士ということだ」

さっきまで相手をボロクソに罵っていたセシルだが、じつは自分を挑発するための行動であったことを即座に見抜いていた。

互いの真意―正々堂々とした闘いへの欲求が判明したらやる事は一つしかない。

「そこまで使い慣れている機体ではないが、野蛮人との戦いなら必要十分だ!」

推力を上げ加速するヤタガラス改。

「地球人の底力と技術力を侮るなよ!」

オーディールMもそれへ追従するように速度を増していく。

「ええっ!? 同じ機体なのに全然加速が違うよ!」

スレイとアヤネルはスロットルペダルをしっかり踏み込んでいるのだが、何故か隊長機との距離が少しずつ開いていく。

「ミキ大尉の調整の賜物か、あるいは単に質の良いパーツを割り当てられているかだろ」

確かに生産数が少ないオーディールMは個体毎のバラつきがあるが、それでも目に見えるほどの性能差ではない。

どちらかというとミキの手による細やかなスラスター調整が中間加速で効いているのだ。

「ぐぬぬ、私たちは蚊帳の外ってことじゃん……」

「だが、セシル少佐は強いぞ。どうなるか見てみよう」

結局、スレイたちは2人のエースによる異種格闘技を遠目で見守るしかなかった。


 MFの高い運動性を活かしヤタガラス改の後方へ食らいついたセシルはマイクロミサイルによる先制攻撃を仕掛ける。

「誘導弾は電波欺瞞紙と欺瞞火炎弾でかわす!」

次の瞬間、ヤタガラス改は回避運動を行いつつ後部から大量のチャフとフレアを撒き散らし、マイクロミサイルの攻撃を巧みにかわしていく。

だが、それを見計らったかの如くオーディールの機首は敵機の未来位置へ向けられており、機体下面に装備しているレーザーライフルから蒼い光線が放たれた。

「ッ!!」

攻撃を確認したユキヒメは反射的に操縦桿とラダーペダルを操作し、彼女の肉体が耐え得るギリギリの急旋回で回避を試みた。

ヴェイパーを発生させながら鋭い機動を描くヤタガラス改。

「うぐぅ……! ぜぇ……ぜぇ……」

強烈な横Gから解放され、一旦呼吸を落ち着かせながら機体の損傷状況を確認する。

直撃は免れたが右主翼の端部がレーザーで焼け落ちており、わずかながら操縦性に悪影響が出ていた。

その後も様々なマニューバを駆使して敵機を振り切ろうとするが、オーディールはピタリと後方に張り付き隙あらば攻撃を仕掛けてくる。


「(運動性はあちらの方が上か……例の機能の手を借りる必要があるかもしれん)」

出力制御桿をチラリと見やるユキヒメ。

ルナサリアンの全領域戦闘機及びサキモリには搭乗員を守るための荷重制限機能が設定されているが、指揮官クラスの機体は特定の操作を行うことで所謂「リミッター解除」ができるようになっている。

ユキヒメ専用ヤタガラス改にも当然用意されており、同機の場合は出力制御桿に対する操作が関わっているのだ。

「30秒だけ持ってくれよ……荷重制限、解除!」

意を決したユキヒメは出力制御桿へ「通常の手順ではありえない操作」を入力。

「んっ……!」

荷重制限の解除が行われた証拠にシートベルトの締め付けが強まり、圧迫感から思わず変な声が出てしまう。

だが、この機能のおかげで血液の移動がある程度抑制され、ブラックアウトやレッドアウトといった生理現象の発生を遅らせることができる。

それなりに胸が大きいユキヒメにとってはかなり苦痛を伴うが、敵を倒すためだと思えばどうということはない。

「ヤタガラスと私の本気の機動を見せてやる……!」


「奴のマニューバが鋭くなった……?」

ヤタガラス改の動力性能上昇は後方から追い掛けるセシルもすぐに分かった。

MFが得意とする中低速域ならまだまだ食らいつけるが、マッハ1付近の速度になると敵機の方が動きが良くなるのだ。

無論、実戦配備が始まったばかりの機体である以上オーディールには運動性向上の余地が残されているし、そもそもセシルは「100%の力」で戦っているに過ぎない。

「(低速でのドッグファイトに持ち込みたいが、さすがに引っ掛からないようだな)」

得意なフィールドで戦うため何度かヤタガラス改を低空へ誘い込もうと試みるものの、実戦慣れしているユキヒメは挑発に応じなかった。

ならば、こちらから相手のフィールドへ乗り込んでやればいい。

「30秒もあれば十分だ……やるぞ、オーディール! コード『G-FREE』!」

そう、オーディールも「耐Gリミッター」による荷重制限及びそれを解除する機能が用意されているのである。

スターライガ含むオリエント製MFでは荷重制限状態を「G-RESTRICTED」と呼称し、ヤタガラス改と同じく隠しコマンドの入力で解除できるようになっている。

ただし、解除されるのはあくまでも耐Gリミッターだけであり、E-OSドライヴの出力制限とは連動していない。

残念ながら全ての制約を解き放つモードは現在開発中だが、いずれ近代化改修で実装してくれるだろう。

「これが私とオーディールのマニューバだ!」


 今までとは桁違いの運動性でドックファイトを繰り広げるオーディールとヤタガラス改。

「うへぇ、どれだけスタミナ豊富なのあの2人は!?」

別次元の高機動戦闘を見せつけられたスレイはむしろドン引きしてしまう。

今の彼女の技量ではあれだけのマニューバは繰り出せないし、無理に真似しても墜落か首を痛めるかのどちらかだ。

「隊長の筋肉を見ただろ? あれだけガッシリしていたら簡単にはへばらないさ」

ホモ・ステッラ・トランスウォランスはホモ・サピエンスと同じ筋肉量でより高い筋力を発揮できる一方、筋トレなど後天的な手段による筋力増強が難しいという特徴がある。

また、オリエント圏では「しなやかに鍛練された肉体こそ人間が目指すべきものであり、無駄に付けられた筋肉は美に反する」「肉体よりも精神の強さを重要視せよ」という考えが一般的であるため、体力勝負の仕事に就いている場合を除き自発的に体を鍛えること自体が珍しいのだ。

スレイやアヤネルに比べたら筋肉質なセシルも、欧米人の感覚でいえば少し逞しい程度でしかない。

「……隊長と互角に戦うルナサリアンのエースもヤバそうだねえ」

戦いの中で常に進化し続けるエースドライバー、セシル・アリアンロッド。

彼女に追い付ける日は来るのか……?

スレイたちの頭の中に一抹の不安がよぎるのだった。


 激しい高機動戦闘の末、オーディールとヤタガラス改はどちらもほとんどの武装を使い果たす。

前者は固定式機関砲と専用ビームソード、後者は航空機関砲以外のまともな攻撃手段が残っていない。

互いに装備していた空対空ミサイルは全て回避され、オーディールのレーザーライフルも予備マガジンを全て使い切ったため既に投棄している。

「(こいつの機関砲で戦闘機に風穴を開けるのは難しそうだ。ならば、強引に接近してでもビームソードで一閃するか?)」

機体サイズが小さいMFに搭載する固定式機関砲は小型軽量であることが最優先されており、装甲が厚い敵に対してはあまり効果が無い。

一方、搭載スペースに余裕がある全領域戦闘機は30mmクラスの大口径砲を搭載できるため、単純な機関砲同士の撃ち合いではMF側が不利といえる。

いかに最新鋭機のオーディールといえど、30mm航空機関砲の直撃を受ければ無傷では済まない。

当たり所が悪ければ機体よりも先にセシルが木端微塵に吹き飛ぶだろう。

「(なかなか回り込ませてくれないのはよく分かった。つまり、奴を私の前にオーバーシュートさせればいい話だ」

突破口を見い出したセシルは操縦桿を引いて機体を急上昇させる。

G-FREE状態を2~3分ほど続けているので空中分解が心配だが、この程度でバラバラになるようでは激化する戦いについていけないだろう。

……まあ、機体剛性の高いオーディールが空中分解しかけるほどの操縦をするドライバーはセシルぐらいしかいないはずだが。


「逃がすか! 速度性能ならヤタガラスの方が上だ!」

飛竜のように大空を翔け上がる蒼いMFを白い全領域戦闘機が追い掛ける。

高度8000、10000、14000、19000、27000……そして32000ftを突破。

コックピットの外にはどこまでも青い空が広がっていた。

今でこそ旅客機や軌道エレベータに乗れば誰でも見ることができる光景だが、大昔は命知らずの戦闘機乗りだけが堪能してきた世界である。

「(認めたくないが……この星の空は良いものだな)」

ひたすら上昇を続ける敵機に照準を合わせながら、ユキヒメは心の中でそう呟く。

当然ながら月に青空など存在せず、天上には昼夜問わず星の海が広がっているだけだ。

「さらばだ、地球の撃墜王。この青空を貴様の墓場としてやる」

次の瞬間、彼女は操縦桿に付いている引き金を引いた。

敵機―オーディールの撃墜を確信したユキヒメだったが……。


「なッ……!?」

航空機関砲が発射されるよりも早くオーディールは更に機首を上げ、失速状態へと陥っていた。

無論、これは操縦ミスではなくセシルが意図的に行った「ポストストールマニューバ」である。

30mm弾のうち数発はオーディールの脚部を破壊することに成功したが、それでも撃墜には至らなかった。

失速中という極めて不安定な状況下でも蒼いMFは人型へその姿を変え、右手首からビームソードを抜刀する。

「この瞬間を待っていたんだッ!」

蒼い光の刃が鋼鉄の鳥の胴体を切り裂いた。


 ヤタガラス改に突き立てられたビームソードは操縦席後方から右エンジンにかけて切り傷を作る。

脚部を破損したオーディールに再攻撃を行うだけの余裕は無く、黒煙を噴きながら飛ぶ鋼鉄の鳥をただ見送るしかなかった。

「クソッ……ここまでか!」

悔しさのあまりセシルは補助計器盤を手で叩く。

こういった場面ではやはり26歳という若さが出てしまうのだ。

「―見事だ、地球の撃墜王。貴官の名を教えてくれないか?」

オープンチャンネルの無線通信でヤタガラス改の搭乗員―ユキヒメの声が聞こえてくる。

オリエント国防軍は一応敵との交信を規則で制限しているのだが、過去の戦争の通信記録―例えばオープンチャンネルを介しての舌戦などが歴史的価値の高い資料になることも珍しくない。

もっとも、今日のゲイル隊の通信記録は反面教師として残されるかもしれないが。


「セシル・アリアンロッド。オリエント国防空軍所属の少佐だ」

軍の規則に従いセシルは自身の名前、三軍のどこに所属しているか、そして階級だけを述べる。

この3項目以外の情報―所属部隊や母艦の艦名を漏らすことは許されない。

「我が名はアキヅキ・ユキヒメ」

「アキヅキ? まさか!」

「そう、そのまさかだ。月の民の指導者であるアキヅキ・オリヒメの妹にして地球侵攻部隊の総司令官……そして、貴様を墜とし名声を得る者だ。よく覚えておけ」

驚きを隠せないセシルをよそにユキヒメのヤタガラス改は戦闘空域から離脱していく。

「次に剣を交える時は私も『相応の機体』を用意しよう。それまでに心の刃を研ぎ澄ましておくことだ」

アルプス山脈方面へと向かうヤタガラス改を示す光点はやがて消滅、レーダーディスプレイには味方の位置だけが表示されていた。

レーダーディスプレイ

MFのHISに必ず採用されているレーダー画面のこと。

タッチスクリーンの要領で拡大縮小や表示切替が可能。


緊急時徴兵

オリエント連邦の法律に存在する徴兵制の一種で、通称「根こそぎ徴兵」。

大規模な戦争などにより短期間で兵員数が定員の6割を下回った際に軍部が政府の了承を経て発令でき、無作為に選出した20歳以上100歳以下の健康な成人を一般志願兵(自らの意志で軍へ入った者のうち、国立大学防衛科の卒業証書が無い者)と同等の待遇で迎え入れる制度。

基本的には専門教育の必要性が薄い部署への配属となるが、特例として専門性の高い部署(MFドライバーなど)へ配属されることもある。


ケガレ

ルナサリアンが持つ概念。

彼女らは地球が「野蛮人によって蝕まれている」と考えており、地球固有の動植物や地球人が作った物を「不浄な存在」として可能な限り触れないようにしている。

やむを得ず触れる必要がある時は「ミソギハラエ」という作業でケガレを「純化」する。


電波欺瞞紙(でんぱぎまんし)

欺瞞火炎弾(ぎまんかえんだん)

ルナサリアンが使用するチャフ及びフレアのこと。

成分が微妙に異なる以外はほぼ同じ物である。


Su-57は現実世界でNATOコードネームが付けられていないため、便宜上本作オリジナルのコードネームを設定しています。

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