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【完結済み】MOBILE FORMULA 2132 -スターライガ∞-  作者: 天狼星リスモ(StarRaiga)
最終章 THE LAST HOPE

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TLH編タイムライン

【注意事項】

このページでは最終章「THE LAST HOPE」で起きた戦いを時系列順に並べています。

ネタバレが多分に含まれているので、それが嫌な方はブラウザバックしてください。

どちらかと言うと、一通り本編を読んでから物語のおさらいに使うことをオススメします。

・三つ巴の乱戦

【大気圏離脱用カプセルを巡る武力衝突】

2132年9月12日

公海宙域


オリエント連邦本土攻略に失敗したルナサリアンが宇宙へ脱出させた大気圏離脱用カプセルがキッカケとなって発生した戦闘。

カプセルを"アンノウン"と判断し偵察を行っていたスターライガMF部隊と友軍の救助に向かったルナサリアン艦隊航空隊が鉢合わせし一触即発となったところ、更にアメリカ軍の特殊任務部隊が介入してきたことで戦場に混乱が起きた。

人命救助を最優先としたスターライガMF部隊は小隊長ルナール・オロルクリフの自己判断でルナサリアンとの一時協力を選択。

多数の傷病兵を乗せたカプセルへ無差別攻撃を仕掛けるアメリカ軍MF部隊と交戦し、この大半を迎撃することに成功した。

なお、戦闘に介入したアメリカ軍特殊任務部隊は同国の政府再建委員会(GORECO)の影響下にあったことが後日判明している。


・遥か38万キロの旅路

【ルナサリアン絶対防衛戦略宙域】

2132年9月16日(プラスチックスペース作戦)

公海宙域


ルナサリアンが本土防衛のために敷いた防衛ラインの強行突破を図る地球艦隊と、それを阻止する複数のルナサリアン艦隊の間で行われた本戦争における最大規模の戦い。

五重に亘る防衛ラインと多種多様な新兵器を大量投入するルナサリアン側の物量作戦に対し、地球艦隊は防衛戦力が手薄な部分を一点突破する電撃戦で対抗。

その結果、航空戦力による奇跡的な支援もあり地球艦隊はルナサリアン主力艦隊を撤退に追い込み、防衛ラインを突破することに成功した。

しかし、ルナサリアンが終盤に相次いで使用した超兵器による攻撃で地球艦隊も想定以上の損害を負ってしまい、この時点では19隻の艦艇しか残されていなかった。


・最終決戦

【ルナサリアン本土攻略作戦】

2123年9月19日(ルナ・アセンション作戦)


本戦争の公式記録に残された最後の大規模作戦で、一般的には最終決戦とされる戦い。

地球側は「宇宙港の無力化」「燃料備蓄基地の制圧」「首都防衛線に展開する敵戦力の掃討」「ルナサリアン首都ホウライサンの議会議事堂制圧」「アキヅキ姉妹の打倒」といった複数の作戦目標を掲げ、限られた戦力を消耗しながらもそれらを次々と達成。

市街地を巻き込む激しい戦闘を展開しつつも敵国首都中心部まで進攻し、最終的にはスターライガやオリエント国防空軍エース部隊の奮闘によりアキヅキ・オリヒメ及びその妹ユキヒメの打倒を果たす。

指導者を失ったルナサリアンは同日中に降伏勧告を受諾。

約半年間に及ぶ戦争は事実上終結した。

なお、アキヅキ・ユキヒメの遺体はオリエント国防軍が回収し秘密裏に火葬したが、姉のオリヒメは遺体が発見されていないことから生存説が囁かれているという。


【終戦】

2132年9月30日

旧ルナサリアン首都ホウライサン


最終決戦時に地球側が制圧したホウライサン議会議事堂にて正式な停戦協定が締結され、署名を行った地球・月双方の代表者により戦争終結が宣言された。

この停戦協定――"ホウライサン条約"は地球側に有利な不平等条約であったが、月側の代表者となったフユヅキ・ヨルハは国民を守るために理不尽な内容を受け入れざるを得なかった。

地球側列強諸国の進駐に伴う分割統治、制限された主権、軍の解体、旧ルナサリアン残党への対処、莫大な戦後賠償――。

数多くの課題を抱えながらもルナサリアンは議会制民主国家へ生まれ変わり、新たな歴史を歩み始める。

そして、変革を迎えなければならないのは戦火に焼かれた地球の国々も同じだった。

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