メカニック紹介11(ホワイトウォーターUSA)
このページではホワイトウォーターUSAが運用する兵器を紹介しています。
ネタバレは可能な限り伏せていますが、意地でも避けたい場合はブラウザバックしてください。
スペックシートに出ている数値は他作品のメカや実在兵器との比較用にどうぞ。
ちなみに、キャラクターと違い兵器類の性能は開発メーカーの公式情報です。
スピリット・オブ・アメリカ
英語表記:Spirit of America
原型艦:サウスダコタ級戦艦「メリーランド」
建造:ノーフォーク海軍造船所
全長:333m
全幅:46m
カラーリング:星条旗カラー
機関部:核融合炉×2
推進装置:5基
重力制御装置:3基
カタパルト:無し(ヘリコプター甲板のみ)
速力:290km/h以上(大気圏内飛行時)
乗組員:1182人
艦載機:汎用ヘリコプターor全領域ヘリコプター6機
艦載艇:LCU(アメリカ軍標準の作業ポッド)6機
運用者:ホワイトウォーターUSA
武装:18インチ3連装マルチパーパス・メインキャノン×5
5インチ速射砲×6
6連装VLS×14(84セル)
対空パルスレーザー砲×14
20mm対空機関砲「ファランクスⅡ」×16(CIWS)
近接防空ミサイル発射機×4
防御兵装:対レーザー用バリア「プリズムフィールド」
ホワイトウォーターUSAの旗艦である超弩級戦艦。アメリカ海軍から退役に伴い横流しされたサウスダコタ級戦艦「メリーランド」を入手・改装した中古艦であり、現在も旧名で呼ばれることが多い。サウスダコタ級の特徴であった砲塔型レールキャノンをオミットしたため火力は低下してしまったが、その部分のスペースに主砲やVLSを増設することで取り回しを向上させている。また、サウスダコタ級の後継艦として就役したアイオワ級航空戦艦の技術が一部フィードバックされているほか、独自に省力化を推し進めることで必要人員数の削減に成功している。
フレッチャー(Fletcher)
アトランタ(Atlanta)
建造:ニューポート・ニューズ造船所
全長:195m
全幅:23m
カラーリング:灰色
機関部:核融合炉
推進装置:2基
重力制御装置:2基
カタパルト:無し(ヘリコプター甲板のみ)
速力:350km/h以上(大気圏内飛行時)
乗組員:302人
艦載機:汎用ヘリコプターor全領域ヘリコプター2機
運用者:ホワイトウォーターUSA
武装:8インチ3連装マルチパーパス・メインキャノン×3
5インチ速射砲×6
6連装VLS×8(48セル)
対空パルスレーザー砲×12
20mm対空機関砲「ファランクスⅡ」×12(CIWS)
近接防空ミサイル発射機×4
防御兵装:対レーザー用バリア「プリズムフィールド」
ホワイトウォーターUSAが運用している巡洋艦。大規模軍備再編計画により余剰化したジョンストン級巡洋艦2隻をアメリカ海軍から買い取り、近代化改修を施したうえで運用している。延命措置を目的とした大規模なオーバーホールが行われており、プライベーターの戦力としては十分すぎるほどの性能を有している。なお、フレッチャーとアトランタの相違点は船体識別符号(艦に描かれている識別用の文字列)だけであり、性能的な違いは存在しない。
レイホール(Rahal)
タラデガ(Talladega)
ゲティスバーグ(Gettysburg)
建造:ニューポート・ニューズ造船所
全長:153m
全幅:20m
カラーリング:灰色
機関部:核融合炉
推進装置:2基
重力制御装置:2基
カタパルト:無し(ヘリコプター甲板のみ)
速力:370km/h以上(大気圏内飛行時)
乗組員:99人
艦載機:汎用ヘリコプターor全領域ヘリコプター1機
運用者:ホワイトウォーターUSA
武装:5インチ連装マルチパーパス・メインキャノン×2
5インチ速射砲×2
6連装VLS×5(30セル)
対空パルスレーザー砲×6
20mm対空機関砲「ファランクスⅡ」×10(CIWS)
近接防空ミサイル発射機×2
防御兵装:対レーザー用バリア「プリズムフィールド」
ホワイトウォーターUSAが運用している巡洋艦。新造艦の配備により予備役へ回される予定だったヒューロン級駆逐艦の初期型3隻をアメリカ海軍から買い取り、近代化改修を施したうえで運用している。元々は建造時期の関係で3隻には細かな違いがあったが、WUSAでの再就役に伴い同一仕様に統一された。21世紀末に就役したヒューロン級は初期型を中心に寿命を迎えつつあり、今後はそれらの艦艇がWUSAのような親米派プライベーターに流出する可能性が懸念されている。
WUSA・Type72T トーチャー
英語表記:WUSA Type72T Torture
分類:汎用モビルフォーミュラ
生産形態:少数量産機
全高:4627mm
機体重量:-
全備重量:-
カラーリング:灰色ベースの制空迷彩
E-OSドライヴ:ES101-PW-120
最大出力:-
最高回転数:-
総推力:-
最高飛行速度:M0.99程度
装甲材質:リモネシウム・コバヤシウム合金
機上レーダー:AN/MPG-24
射出座席:MCESⅢ
運用者:ホワイトウォーターUSA
機体価格:不明
標準武装:GAU-15A1小口径ガトリング砲×2
MF用ダガー×2
M116A1アサルトライフル
MF用ロケットランチャー
MF-MLRS(MF用ミサイルランチャー)
オプション装備:マイクロミサイル用ウェポンコンテナ
防御兵装:チャフ・フレアディスペンサー
ホワイトウォーターUSAが独自開発したと主張する主力汎用MFで、英語で「拷問」という意味の名前が冠されている。WUSAは2120年代半ばまでアメリカ製の「FM-9 スカイレイダーⅡ」を主力機として運用していたため、実際には同機をベースに開発されたのではないかと云われている。性能的には良くも悪くも「限られた予算で作られた凡庸な機体」という域を出ておらず、保守整備に高い技術を必要とする光学兵器は一切採用されていない。ただ、特筆すべき性能こそ無いものの操縦性に関する評価は高く、乗りやすい機体なので事故による損失は一度も起きていないという。WUSAのエースドライバーであるズヴァルツはチューニングされた機体に搭乗しており、肩部装甲がオレンジ色に塗り替えられている点で見分けが付く(通称オレンジショルダー)。
RMロックフォード・RM5-20B スパイラルB型
英語表記:RM Rockford RM5-20B Spiral Type-B
分類:汎用モビルフォーミュラ
開発:RMロックフォード第5設計開発部
設計者:エイコ・ニューウェイ(原型機の設計)
生産形態:量産機
全高:4220mm
機体重量:650kg
全備重量:1300kg
カラーリング:偽装用のNATO軍制空迷彩
E-OSドライヴ:スーパーテック・JV22
最大出力:97500kW
最高回転数:20000rpm
総推力:90kN
最高飛行速度:M0.97程度
装甲材質:リモネシウム・コバヤシウム合金
機上レーダー:ホーエンシュタイン・PG10
射出座席:ラスヴェート・A-32B
運用者:ホワイトウォーターUSA
機体価格:不明
標準武装:M10-Cリヴォルバーカノン固定式機関砲×2
ビームソード
レーザーライフル
アサルトライフル
腰部多目的ランチャー×2
防御兵装:実体シールド
チャフ・フレアディスペンサー
バイオロイド事件でスパイラルA型が活躍した後、導入を望んだ正規軍向けに仕様変更を行ったモデル。オリエント国防空軍では練習機や作業用重機として後方支援に用いられているほか、一部の国では現役で活躍を続けている。WUSAがエレブルー首脳会談を妨害する際に投入したのはNATO加盟国であるデンマークやオランダから流出した機体と見られているが、詳細な入手経路は不明である。エレブルーの戦闘で大半の機体が撃墜されたことに加え、裏ルートで入手した本機は合法的な部品調達が困難であったため、1機を除いてエレブルー以外の戦闘に投入されたという記録は残されていない。
RMロックフォード・RM5-20B スパイラルB型(ズヴァルツ機)
英語表記:RM Rockford RM5-20B Spiral Type-B
分類:汎用モビルフォーミュラ
開発:RMロックフォード第5設計開発部
設計者:エイコ・ニューウェイ(原型機の設計)
生産形態:個人専用機
全高:4220mm
機体重量:673kg
全備重量:1330kg
カラーリング:灰色ベースの制空迷彩+オレンジショルダー
E-OSドライヴ:スーパーテック・JV22+機械過給システム
最大出力:98000kW
最高回転数:20000rpm
総推力:102kN
最高飛行速度:M1.0程度
装甲材質:リモネシウム・コバヤシウム合金
機上レーダー:AN/MPG-24
射出座席:MCESⅢ
運用者:ホワイトウォーターUSA
ドライバー:ラウ・ズヴァルツ
機体価格:不明
標準武装:M10-Cリヴォルバーカノン固定式機関砲×2
ビームセイバー
レーザーライフル
M116A1アサルトライフル
MF用ロケットランチャー
MF-MLRS(MF用ミサイルランチャー)
腰部多目的ランチャー×2
防御兵装:改造実体シールド
チャフ・フレアディスペンサー
エレブルーの戦いに投入されなかった1機をWUSAのトップエースであるズヴァルツ用に改修した機体。E-OSドライヴに「機械過給システム(スーパーチャージャー)」と呼ばれる出力向上装置を後付けすることでパワーアップを果たしているほか、スラスターにも手が加えられるなど高度なチューニングが施されている。機上レーダーと射出座席はズヴァルツの「操縦に関わる部分は使い慣れたデバイスがいい」という要望により換装され、武装も固定式機関砲とレーザーライフル以外はトーチャーと共通の物を使用する。如何せん古い機体なので特筆すべき高性能は有していないものの、ズヴァルツの技量もあってそれなりに戦闘力を発揮できていたという。ちなみに、ズヴァルツのオランダ空軍時代の乗機はスパイラルB型であったため、彼は(別個体だが)かつての愛機との再会を喜んでいたと云われている。




