メカニック紹介10(O.P.A)
このページではキリシマ・ファミリー、トムキャッターズ、ロータス・チームが運用するMFと艦艇を紹介しています。
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スペックシートに出ている数値は他作品のメカや実在兵器との比較用にどうぞ。
ただし、オリエント・プライベーター同盟は機体性能を公表していないため、これらの数値は推測となっています。
【更新履歴】
2022/2/21 全体的に加筆修正
2023/8/12 全体的に加筆修正(最終版)
ストレーガ
英語表記:Strega
分類:自作汎用モビルフォーミュラ
設計者:マリン・キリシマ
生産形態:ホームビルト機
全高:4540mm
機体重量:-
全備重量:-
カラーリング:黒地に白のアクセントカラー
E-OSドライヴ:スーパーテック・JV22B+パワーアシスト用超伝導モーター
最大出力:-
最高回転数:-
総推力:-
最高飛行速度:M1.15程度
装甲材質:リモネシウム・コバヤシウム合金
機上レーダー:マゼピン・NZ086「ストリェラー」
射出座席:ラスヴェート・A-32
運用者:キリシマ・ファミリー
ドライバー:マリン・キリシマ
機体価格:不明
標準武装:BK-12.7リヴォルヴァーカノン固定式機関砲×2
改造ビームブレード×2
自衛用実体ナイフ×2
改造レーザーライフル
AK-474アサルトライフル
REG-2B無反動砲×2
オプション装備:バックパック側面マイクロミサイルパック×2
防御兵装:特製実体シールド
チャフ・フレアディスペンサー
マリンが約3年の月日を掛けて設計開発し、組み立てまで行ったうえで耐空証明を取得したホームビルト機。機体名はイタリア語で「魔女」という意味。特定の原型機が存在しているわけではなく、各地から寄せ集めた様々な機体のジャンクパーツを加工して使用している。そのためメーカーや国籍が多種多様に混在しており、部外者からは「サラダボウル」「魔女の大釜」と揶揄されることもある。一例を挙げるとE-OSドライヴ及び射出座席はオリエント連邦製、機上レーダーはロシア製、固定式機関砲はドイツ製となっている。このような製作方法の機体はバランスを欠いてそうなものだが、本機はジャンクパーツの相性が”奇跡的に”良かったおかげかそこそこの高性能を有しており、操縦性も意外なほどに良好らしい。ただし、何かしらの理由で損傷・故障してしまうと部品調達が難しいという運用上の宿命は避けられず、マリンは愛着のある本機からスターライガ製の新型機へ乗り換える計画を立てている。
ストレーガ(ブースターユニット装備仕様)
全高:4540mm(ブースターユニット込み)
最高飛行速度:M1.9程度
運用者:キリシマ・ファミリー
ドライバー:マリン・キリシマ
武装、防御兵装:変更無し
ストレーガに急造品のブースターユニットを2基装備した決戦仕様。ブースターユニットは旧式のロケットエンジンを流用しており、基本的には1出撃限りの使い捨てとなる。武装を追加可能なハードポイントなどは増設されていないため、主に機動力と航続距離の強化を目的に使用される。大気圏内でも扱えないことはないが、基本的には低重力環境向き。なお、ブースター点火中の高速域で急旋回すると失速して墜落――最悪の場合は空中分解に至る恐れがあるので、この形態での操縦には細心の注意を要する。
スターライガ・XVM-001 スーペルストレーガ
英語表記:StarRaiga XVM-001 Super Strega
コードナンバー:STR-47XEsVS-KIR
分類:試作簡易可変型射撃戦用モビルフォーミュラ
フレームタイプ:マリン考案の専用フレーム
開発:スターライガ技術開発部
設計者:シュド・カラベル
生産形態:個人専用機
全高:約5100mm(背部ユニット除く)
機体重量:約2000kg
全備重量:約4000kg
カラーリング:黒+白+金
E-OSドライヴ:スターライガ・WA-200L-1
最大出力:約140000kW
最高回転数:約20000rpm
総推力:約148kN
最高飛行速度:M1.35程度
装甲材質:リモネシウム・コバヤシウム合金
機上レーダー:ホーエンシュタイン・MS47-HAAS
射出座席:ラスヴェート・A-32B
運用者:キリシマ・ファミリー
ドライバー:マリン・キリシマ
機体価格:不明
標準武装:M11-Cリヴォルバーカノン固定式機関砲×2
レーザーバスターライフル「ミーティア」×2
スラスターユニット一体型背部レーザーキャノン×2
脚部内蔵型短射程マイクロミサイルユニット×2
オプション装備:専用マイクロミサイルポッド(腰部後面に接続)
試製対艦用超大型レーザーバスターランチャー「シュペルクリーク」
特殊装備:腰部前面フレキシブルアーム×2(ビームブレード内蔵)
防御兵装:ビームシールド
チャフ・フレアディスペンサー
スターライガとキリシマ・ファミリーが共同開発した新型MFで、マリンが考えた内部フレームを原案に彼女の担当チーフエンジニアであるシュドが設計図を練り上げた。機体名はマリンの意向により”ストレーガ”の名が引き継がれている。開発に際してはスーパースティーリアの設計データがベ土台に使用されたが、実機同士を見比べてもあまり似ていない。これは本機がメインスラスターとレーザーキャノン基部を一体化した斬新なレイアウトを持つためであり、通常時はメインスラスターの動作を優先する”アッサルト・モード”で運用される。精密射撃が必要な場合は”アルティゲリア・モード”と呼ばれる砲撃形態へ移行し、この状態ではレーザーキャノンの砲身を独立可動させることで照準が行いやすくなる。
スターライガ・RM5-20C スパイラルC型
英語表記:StarRaiga RM5-20C Spiral C
分類:汎用モビルフォーミュラ
開発:スターライガ技術開発部
設計者:エイコ・ニューウェイ(原型機の設計)
生産形態:少数量産機
全高:約4400mm
機体重量:約700kg
全備重量:約1500kg
カラーリング:黒+白+金
E-OSドライヴ:スターライガ・SP-210M-2
最大出力:約100000kW
最高回転数:約21000rpm
総推力:約100kN
最高飛行速度:M1.0程度
装甲材質:リモネシウム・コバヤシウム合金
機上レーダー:ホーエンシュタイン・MS47-STR
射出座席:ラスヴェート・A-32B
運用者:キリシマ・ファミリー
主なドライバー:カリン
ナイナ
マリータ
アレクサンダー
ヨルディス
機体価格:不明
武装、防御兵装:スターライガ仕様とほぼ同じ
スターライガからキリシマ・ファミリーに供与されているスパイラルC型。カラーリング以外はスターライガと同一仕様と思われるが、メカニックの整備技術や使用燃料(E-OS粒子及び推進剤)の品質の関係で微妙に性能差が生じているらしい。
アークバード・SB03-C スペースアングラー
英語表記:Arkbird SB03-C SpaceAngler
分類:全領域作業ポッド
開発:アークバード航空宇宙部門宇宙船開発課
全長:9.9m
カラーリング:黒+白+金
動力:大容量超伝導バッテリー
推進装置:メインスラスター1基、サブスラスター6基
重力制御装置:簡易型1基
乗員:1~2人
運用者:キリシマ・ファミリー
装備:作業用マニピュレータ×2
作中世界において最多販売機数を誇る全領域作業ポッドシリーズの最新モデル。機体前面にはMFの技術をフィードバックした2基のマニピュレータが装備されており、MFと同等の緻密な作業を行うことができる。本来は宇宙用の機体であるものの、強力なスラスターの恩恵により大気圏内でも不自由しない程度には動くことが可能。なお、キリシマ・ファミリーが所有する機体は塗装以外は工場出荷時から弄られていないが、必要に応じてハンドメイドの装甲板を取り付けて運用する。
レヴァリエ
英語表記:Reverie
開発:ナガラ造船
建造:St.ノルキア王立キスヴァヴァ造船所
全長:211m
全幅:25m
カラーリング:黒+白+金
機関部:スチュワート&フォード・FC-6核融合炉
推進装置:3基
重力制御装置:2基
カタパルト:MF用可動型電磁式カタパルト×2
速力:420km/h以上(大気圏内飛行時)
乗組員:120人(MF運用要員は含まず)
艦載機:MF12機
艦載艇:全領域作業ポッド4機
運用者:キリシマ・ファミリー
武装:155mm3連装マルチパーパス・メインキャノン×4
105mm速射砲×2
6連装多用途VLS×4(24セル)
両舷艦対艦ロケット弾「トーピード」発射機×8(左右4基ずつ)
対空パルスレーザー砲×10
30mm対空機関砲×10(CIWS)
近接防空ミサイル発射機×2
防御兵装:対レーザー用バリア「プリズムフィールド」
キリシマ・ファミリーの母艦として運用されている改造重巡洋艦で、艦名は英語で「幻想」や「夢想曲」といった意味を持つ。オリエント国防海軍が運用していたダンデライオン級重巡洋艦の船体を買い取り、それをベースに大改装を施すことで建造された艦である。大元が軍艦だったので武骨な外見をしているが、ダンデライオン級には無かった格納式作業用クレーンや性能には影響しない装飾の追加など、どことなく「海賊船」らしさも見受けられる。特筆すべきはその速力であり、時速420km/h(大気圏内且つ最大船速時)という飛行速度は正規軍の巡洋艦を遥かに上回る。違法改造船などを除けば本艦に追いつける船はほとんど存在せず、足の速さを見込まれ緊急輸送や不審船追跡といった依頼を引き受けることもあるという。
ハイパートムキャット
英語表記:Hyper Tomcat
分類:可変型重汎用モビルフォーミュラ
開発:不明
設計者:不明
生産形態:試作機?
全高:5250mm(ノーマル形態)
機体重量:2930kg
全備重量:5280kg
カラーリング:赤橙+黒
E-OSドライヴ:スーパーテック・YRZ23
最大出力:-
最高回転数:-
総推力:-
最高飛行速度:M2.0程度(ファイター形態)
装甲材質:リモネシウム・コバヤシウム合金
機上レーダー:ホーエンシュタイン・X-YT22
射出座席:ラスヴェート・A-32R
運用者:トムキャッターズ
ドライバー:ヤン・シャンマオ
機体価格:不明
標準武装:DG016ガトリング固定式機関砲×2
専用試作型ビームソード×2
手首固定式ビームクロー「ウルヴァリン」×2
試製長銃身レーザーライフル
REG-2B無反動砲
機体内蔵型マイクロミサイルユニット×4(大腿部2、バックパック側面2)
オプション装備:専用ウェポンコンテナ(実戦未投入)
防御兵装:試製ビームシールド(現状では使用不可)
チャフ・フレアディスペンサー
ヤンが数年前に中古MFオークションで手に入れてきた、出所不明の可変型重汎用MF。「何かしらの理由により開発途中で放棄された試作機ではないか」と云われているが、資料不足により真相は謎に包まれている。ただし、機体に使われている部品は全てオリエント連邦製であるため、オリエント系のメーカーで秘密裏に開発されていた可能性が高いと見られている。機体としては購入した時点で既に運用可能なレベルの完成度を誇っていたらしく、大推力のメインスラスターを持つ大型可変機に相応しい高い機動力を持つ。大型機はどうしても運動性が低くなりがちだが、本機は可動式ウィングバインダーを採用することで速度域を問わない高い運動性を実現している。製造メーカーさえ分からない機体なので部品調達に難があり、ヤン曰く「修理するたびに性能が落ちている気がする」とのこと。しかし、本機に強い愛着を抱く彼女は改修で何とかしたいと考えているようだ。
スターライガ・HTM-14B ハイパートムキャット・カスタム
英語表記:StarRaiga HTM-14B Hyper Tomcat Custom
コードナンバー:STR-46VHM-SHA
分類:可変型重汎用改造モビルフォーミュラ
改修:スターライガ技術開発部
全高:5250mm
機体重量:約2230kg
全備重量:約5000kg
カラーリング:赤橙+黒
E-OSドライヴ:スターライガ・WA-215L-1
最大出力:約136000kW
最高回転数:約21500rpm
総推力:約150kN
最高飛行速度:M2.1程度(ファイター形態)
装甲材質:リモネシウム・コバヤシウム合金
機上レーダー:ホーエンシュタイン・YT22
射出座席:ラスヴェート・A-32R
運用者:トムキャッターズ
ドライバー:ヤン・シャンマオ
改修費用:6億クリエン(うち半分はスターライガ側が負担)
標準武装:M11リヴォルバーカノン固定式機関砲×2
改造型専用ビームソード×2
ヒートダガー×3
格納式腕部パルスレーザーガン「ウルヴァリンⅡ」×2
改造型レーザーライフル「トップガン」
機体内蔵型マイクロミサイルユニット×4(大腿部2、バックパック背面2)
オプション装備:S-1装備接続用コネクター内蔵サスペンションシステム
防御兵装:ビームシールド
チャフ・フレアディスペンサー
ハイパートムキャットをスターライガが改修した姿。ヤンに対しては新型機の開発が打診されたものの、彼女が乗機に愛着を持っていたことから大規模改造による対応となった。外観と内部フレームこそ大きな変化は無いが、部品調達の観点から大半のパーツがスターライガ製に刷新されており、その副次効果として一定以上の性能向上を果たした。原型機では使えなかったビームシールドもスターライガの整備で使用可能となったほか、武装にもヤンの意見を取り入れた改造が施されている。なお、元々搭載していた機上レーダーは開発元のホーエンシュタイン社に持ち込まれ、そこで改修された物を再び載せている。
スターライガ・HTM-14B ハイパートムキャット・カスタム(S-1装備)
英語表記:StarRaiga HTM-14B Hyper Tomcat Custom(S-1)
全長:18.9m(S-1ユニット含む)
全備重量:23.7t
総推力:240kN×2(S-1ユニット単体の推力)
最高飛行速度:M2.5程度(ファイター形態)
装甲材質:オリハルコン及びチタンの複合材
運用者:トムキャッターズ
ドライバー:ヤン・シャンマオ
武装:使い捨て式高出力レーザーキャノン
戦闘機用空対艦ミサイル18発
32連装マイクロミサイルユニット×20
対地用小爆弾散布ディスペンサー×3
※ハイパートムキャット側の武装は一部を除き使用不可
防御兵装:チャフ・フレアディスペンサー
ハイパートムキャットが大型ウェポンコンテナブースターユニットと合体した形態。コネクターの配置の都合上、ハイパートムキャット側はファイター形態固定となる。トムキャッターズのメカニックたちがジャンクパーツを集めて製作したオプション装備であり、その外観については「巨大な水中モーターの上にハイパートムキャットがくっ付いている」と評される。MF用のオプション装備としては規格外の巨体を誇り、20t近いペイロードにより多種多様な大型武装を搭載することができる。火力と継戦能力では同世代のあらゆるMFを凌駕する反面、小回りが絶望的に利かないため対地対艦攻撃や対超兵器戦に特化した装備と言えるだろう。
スターライガ・RM5-20C スパイラルC型
英語表記:StarRaiga RM5-20C Spiral C
分類:汎用モビルフォーミュラ
開発:スターライガ技術開発部
設計者:エイコ・ニューウェイ(原型機の設計)
生産形態:少数量産機
全高:約4400mm
機体重量:約700kg
全備重量:約1500kg
カラーリング:山吹色+黒
E-OSドライヴ:スターライガ・SP-210M-2
最大出力:約100000kW
最高回転数:約21000rpm
総推力:約100kN
最高飛行速度:M1.0程度
装甲材質:リモネシウム・コバヤシウム合金
機上レーダー:ホーエンシュタイン・MS47-STR
射出座席:ラスヴェート・A-32B
運用者:トムキャッターズ
主なドライバー:シンドル・ヤンケ
機体価格:不明
武装、防御兵装:スターライガ仕様とほぼ同じ
スターライガからトムキャッターズに供与されているスパイラルC型。カラーリング以外はスターライガやキリシマ・ファミリーと同一仕様であり、部品や装備を使い回すことも可能。事実、予算が潤沢とは言えないトムキャッターズはスターライガから放出された程度の良い中古部品を使うことが多く、兵装も部品と一緒に新古品を安く仕入れているという。
ケット・シー
英語表記:Cait Sith
開発:J.M.U.C
建造:J.M.U.C舞鶴造船所
全長:170m
全幅:20m
カラーリング:紺+山吹色+赤
機関部:二菱重工・98式船舶用核融合炉(民生用)
推進装置:2基
重力制御装置:2基
カタパルト:MF用固定型電磁式カタパルト×1
速力:240km/h以上(大気圏内飛行時)
乗組員:88人(MF運用要員は含まず)
艦載機:MF8機
艦載艇:全領域作業ポッド2機
運用者:トムキャッターズ
武装:127mmマルチパーパス・メインキャノン×2
12連装ミサイルランチャー×4
対空パルスレーザー砲×4
30mm対空機関砲×6(CIWS)
近接防空ミサイル発射機×2
防御兵装:対レーザー用バリア「プリズムフィールド」
トムキャッターズの母艦として運用されている特設軽巡洋艦で、艦名はアイルランドの伝説に登場する猫の妖精ケット・シーに由来している。原型となっているのは日本の造船会社が建造した宇宙貨物船であり、大手運送会社から除籍される予定だった「マゼラン号」をトムキャッターズが中古船として買い取った後、軽巡洋艦相当の艤装を施した戦闘艦に改装されたという経歴を持つ。元々はバラ積み貨物船だったので武装や装甲は当然ながら存在せず、それら戦闘用の装備は全て後付けされた物である。基本的には貨物船に毛が生えた程度の戦闘力しか持っておらず、皮肉を込めて"武装商船"と揶揄されることも多い。
スターライガ・RM5-20C スパイラルC型
英語表記:StarRaiga RM5-20C Spiral C
分類:汎用モビルフォーミュラ
開発:スターライガ技術開発部
設計者:エイコ・ニューウェイ(原型機の設計)
生産形態:少数量産機
全高:約4400mm
機体重量:約700kg
全備重量:約1500kg
カラーリング:灰色+黒(ナスル機)
砂漠迷彩風(ショウコ機)
E-OSドライヴ:スターライガ・SP-210M-2
最大出力:約100000kW
最高回転数:約21000rpm
総推力:約100kN
最高飛行速度:M1.0程度
装甲材質:リモネシウム・コバヤシウム合金
機上レーダー:ホーエンシュタイン・MS47-STR
射出座席:ラスヴェート・A-32B
運用者:ロータス・チーム
ドライバー:ナスル・ペンデュラム
ショウコ・ゴルトティーガー
機体価格:不明
武装、防御兵装:スターライガ仕様とほぼ同じ
スターライガからロータス・チームに供与されているスパイラルC型。使用できる装備は他のC型と同じだが、後方支援を主とするロータス・チームが重装備を投入することは滅多に無く、むしろ人型ロボットゆえの器用さを活かした作業用重機として活躍している。
スターライガ・RM5-20C2 スパイラルC2型
英語表記:StarRaiga RM5-20C2 Spiral C2
分類:汎用モビルフォーミュラ
開発:スターライガ技術開発部
設計者:エイコ・ニューウェイ(原型機の設計)
生産形態:少数量産機
全高:約4400mm
機体重量:約710kg
全備重量:約1510kg
カラーリング:灰色+黒(ナスル機)
砂漠迷彩風(ショウコ機)
E-OSドライヴ:スターライガ・SP-210M-4
最大出力:約100000kW
最高回転数:約21000rpm
総推力:約108kN
最高飛行速度:M1.05程度
装甲材質:リモネシウム・コバヤシウム合金
機上レーダー:ホーエンシュタイン・MS47-STR
射出座席:ラスヴェート・A-32B
運用者:ロータス・チーム
ドライバー:ナスル・ペンデュラム
ショウコ・ゴルトティーガー
改修費用:8000万クリエン
武装、防御兵装:C型と同じ物を使用可能
ロータス・チームが運用しているスパイラルC型にスターライガ製のアップデートパーツを組み込んだ機体。スターライガは余剰化したスパイラル・カスタムの譲渡を打診していたが、後方支援を主とするロータス・チームは運用中の機体の改修に留めることを選んだ。代わりにスターライガから兵装及び補修部品の供給を受ける新契約を締結し、運用体制の強化を図ることで性能面のディスアドバンテージを補っている。
トリアシュル・フリエータ
英語表記:Triashur Frieta
開発:ナガラ造船
建造:ナズール造船所
全長:99m
全幅:12m
カラーリング:木目調
機関部:スチュワート&フォード・FF-3C核融合炉
推進装置:1基
重力制御装置:1基
カタパルト:無し
速力:200km/h以上(大気圏内飛行時)
乗組員:80人(MF運用要員は含まず)
艦載機:MF2機
艦載艇:全領域作業ポッド1機
運用者:ロータス・チーム
武装:105mmマルチパーパス・メインキャノン×1
対空パルスレーザー砲×4
40mm L/70対空機関砲×4
近接防空ミサイル発射機×2
防御兵装:対スペースデブリ用電磁バリアフィールド
ロータス・チームの母艦として運用されている特設フリゲートで、艦名は現代オリエント語で「宝船」という意味。災害派遣などで民間人に過度な威圧感を与えるのを避けるため、木目調の優美なカラーリングを採用していることが特徴である。後方支援における使い勝手を最優先としているので戦闘能力は低く、MF運用艦でありながらカタパルトを装備していない(発着艦時は側面カーゴドアを利用)。




