メカニック紹介8(スターライガ3)
このページではスターライガが運用するMFを紹介しています。
ネタバレは可能な限り伏せていますが、意地でも避けたい場合はブラウザバックしてください。
スペックシートに出ている数値は他作品のメカや実在兵器との比較用にどうぞ。
ただし、スターライガは機体性能を公表していないため、これらの数値は推測となっています。
【更新履歴】
2022/2/21 全体的に加筆修正
スターライガ・KI-QS514 クオリア
英語表記:StarRaiga KI-QS514 Qualia
コードナンバー:STR-35XVM-HRM
分類:試作可変型汎用モビルフォーミュラ
フレームタイプ:RB型フレーム
開発:スターライガ技術開発部
設計者:ハンナ・ザルツブルク
生産形態:個人専用機
全高:約4700mm(ノーマル形態)
機体重量:約1200kg
全備重量:約2500kg
カラーリング:黒+緑+黄色
E-OSドライヴ:スターライガ・PA-240H-1
最大出力:約120000kW
最高回転数:約24000rpm
総推力:約144kN
最高飛行速度:M1.65程度(ファイター形態)
装甲材質:リモネシウム・コバヤシウム合金
機上レーダー:ホーエンシュタイン・MS47-STR
射出座席:ラスヴェート・A-32R
運用者:スターライガ
ドライバー:コマージ・ハルトマン
機体価格:不明
標準武装:M11リヴォルバーカノン固定式機関砲×2
ビームソード×2
レーザーライフル
バックパック内マイクロミサイルユニット
防御兵装:小型実体シールド
チャフ・フレアディスペンサー
備考:カタログスペックは開戦時の数値
コマージの専用機として開発された試作可変型汎用機で、機体名は脳科学の用語である”クオリア”に由来する。本機は変形機構の高速化及び耐久性向上の評価試験を目的とした実験的な機体であり、設計者のハンナが手掛けた変形機構はオーディールと共に「可変機史上最も洗練されたもの」と高く評価されている。可変機としては比較的軽量ながら強力なスラスターを採用しているため動力性能に優れ、速度域やフィールドを問わず高い機動力と運動性を発揮することができる。ただし、実際にはスラスターの配置の関係でノーマル形態は無重力空間、ファイター形態は大気圏内というように得意な環境は形態ごとに異なっている。性能は高いが実験機に近い機体なので武装は必要最小限に留まっており、実戦では何かしらの選択武装を装備しないと十分な火力を得られない。
スターライガ・XKR-3KK クオーレ
英語表記:StarRaiga XKR-3KK Cuore
コードナンバー:STR-40S-HRT
分類:射撃戦用モビルフォーミュラ
フレームタイプ:XB型フレーム
開発:スターライガ技術開発部
設計者:アロイス・バルリング
生産形態:個人専用機
全高:約4800mm
機体重量:約1900kg
全備重量:約3300kg
カラーリング:水色+紫のデジタル迷彩
E-OSドライヴ:スターライガ・WA-215L-1
最大出力:約136000kW
最高回転数:約21500rpm
総推力:約123kN
最高飛行速度:M1.1程度
装甲材質:リモネシウム・コバヤシウム合金
機上レーダー:ホーエンシュタイン・MS47-STR
射出座席:ラスヴェート・A-32B
運用者:スターライガ
ドライバー:カルディア・ハートレー
機体価格:不明
標準武装:M11リヴォルバーカノン固定式機関砲×2
ビームハルバード
ビームダガー
レーザーバスターランチャー「ハートブレイカー」
PDW(接近戦用サブマシンガン)
肩部短射程マイクロミサイルポッド
防御兵装:左腕小型ディフェンスプレート
チャフ・フレアディスペンサー
備考:カタログスペックは開戦時の数値
カルディアが搭乗していたスパイラルC型の運用データを基に開発された射撃機で、機体名はイタリア語で「心」という意味。本機はMF単体で扱える携行武装としては最大級の威力を誇るレーザーバスターランチャー(LBR)の運用を優先した設計が為されており、「LBRに機体が付いてくる」「手足が生えたロマン砲」とも揶揄される。MFとしては珍しくメインスラスターを腰部後方に配置しているが、これは一般的なレイアウトだとLBRとその付属部品をバックパック周囲に収めきれず、未使用時の機体動作に支障が生じるためである。LBR自体は固定武装ではないので未装備状態でも運用可能なものの、基本的に本機はLBRの高火力と攻撃範囲に頼った運用方法が前提となっているため、主兵装を使用できないとポテンシャルが著しく低下してしまう。
スターライガ・XFT-210 アマテラス
英語表記:StarRaiga XFT-210 Amaterasu
コードナンバー:STR-44XM-FUR
分類:試作汎用モビルフォーミュラ
フレームタイプ:P型フレームの改造品
開発:スターライガ技術開発部
設計者:エリカ・シマカゼ
生産形態:個人専用機
全高:約4800mm(A.E.S未作動時)
機体重量:約1150kg
全備重量:約2000kg
カラーリング:白
E-OSドライヴ:スターライガ・PA-240H-1
最大出力:約120000kW
最高回転数:約24000rpm
総推力:約120kN(A.E.S未作動時)
最高飛行速度:M1.2程度
装甲材質:リモネシウム・コバヤシウム合金
機上レーダー:ホーエンシュタイン・MS47-STR
射出座席:ラスヴェート・A-32B
運用者:スターライガ
ドライバー:アンドラ・フート
機体価格:不明
標準武装:M11リヴォルバーカノン固定式機関砲×2
両手首固定型ビームブレード
ビームソード
専用レーザーライフル
防御兵装:腕部小型ディフェンスプレート
チャフ・フレアディスペンサー
備考:カタログスペックは開戦時の数値
装甲展開システム「A.E.S」の運用を目的に開発された試作汎用機で、機体名は日本神話の主神アマテラスに由来している。本機のみが採用しているA.E.Sは機体フレームに組み込まれた操縦用センサー類を強制冷却することで限界性能を引き上げるシステムであり、作動時には一部装甲がスライドしセンサー類を露出させる”変身(アメノウズメモード)”を遂げる。A.E.Sには機体及びドライバーへの負荷の関係で180秒という時間制限があるものの、作動時の動力性能はリミッター解除中の高機動機さえ上回るほどの域に達する。作動中に何かしらの理由で制御不能となった場合は自動的にオートパイロットへと移行し、必要であればドライバーを強制的に脱出させる機能も備わっている。武装はA.E.S作動中の動力性能を最大限活かすため格闘武装がメインとなっており、180秒という限られた時間の中で敵主力を仕留める”ボスキラー”のような運用を得意としている。
スターライガ・XSF-120F スターシーカー
英語表記:StarRaiga XSF-120F StarSeeker
コードナンバー:STR-37HM-FOR
分類:重汎用モビルフォーミュラ
フレームタイプ:P型フレーム
開発:スターライガ技術開発部
設計者:ロマン・リシュリュー
生産形態:個人専用機
全高:約4900mm
機体重量:約2200kg
全備重量:約3200kg
カラーリング:白+紫+灰色
E-OSドライヴ:スターライガ・WA-230M-1
最大出力:約136000kW
最高回転数:約23000rpm
総推力:約130kN
最高飛行速度:M1.35程度
装甲材質:リモネシウム・コバヤシウム合金
機上レーダー:ホーエンシュタイン・MS47-STR
射出座席:ラスヴェート・A-32B
運用者:スターライガ
ドライバー:ソフィ・フォルティシモ
機体価格:不明
標準武装:M11リヴォルバーカノン固定式機関砲×2
MF用大型ランス「ロシナンテ」
ビームブレード
レーザーライフル
右腕部パルスレーザーガン(オリエント連邦本土防衛戦以降)
機外増設式マイクロミサイルコンテナ(腰部後方にアームを介して装備)
防御兵装:大型実体シールド
チャフ・フレアディスペンサー
備考:カタログスペックは実戦配備直後の数値
スパイラルC型に代わる次期主力機の候補として開発が進められていた重汎用機で、機体名は英語で「星を探す者」という意味。XL系列機の物を単純化したような構造のメインスラスターを持つが、これは単に「高効率化のため重心位置から可能な限り推進機構を離す」というアプローチを同じコンセプトで実現したためであり、フルールドゥリスやクリノスとの関係性は薄い。どことなく騎士を彷彿とさせる姿を持つ本機は汎用機としては重量級に属し、Y字型メインスラスターがもたらす機動力と主兵装の大型ランスを活かした突撃を得意とする。実戦投入直後は作戦毎に調整を繰り返す必要があったが、現場の努力により完成度と信頼性を高めていった。
スターライガ・ZHN-X89 トリアキス
英語表記:StarRaiga ZHN-X89 Triakis
コードナンバー:STR-36VM-LIN
分類:可変型汎用モビルフォーミュラ
フレームタイプ:RB型フレーム
開発:スターライガ技術開発部
設計者:ハンナ・ザルツブルク
生産形態:個人専用機
全高:約4600mm(ノーマル形態)
機体重量:約1000kg
全備重量:約2000kg
カラーリング:クリムゾン+ビリジアン
E-OSドライヴ:スターライガ・SY-240H-1
最大出力:約98500kW
最高回転数:約24000rpm
総推力:約140kN
最高飛行速度:M1.6程度(ファイター形態)
装甲材質:リモネシウム・コバヤシウム合金
機上レーダー:ホーエンシュタイン・MS47-STR
射出座席:ラスヴェート・A-32R
運用者:スターライガ
ドライバー:ヒナ・リントヴルム
機体価格:不明
標準武装:M11リヴォルバーカノン固定式機関砲×2
ビームソード×2
専用軽量レーザーライフル
機外増設式マイクロミサイルコンテナ×2(取り外し可能)
選択武装:スモークグレネード(腰部ランチャーに装備可能)
防御兵装:小型実体シールド
チャフ・フレアディスペンサー
備考:カタログスペックは開戦時の数値
ヒナの専用機として開発された可変型汎用機で、機体名はドチザメ属の学名に由来している。変形機構の採用に伴う複雑化や構造強化が必要な可変機は重量が嵩む傾向にあるが、本機は様々な技術的工夫を凝らすことで可変機としては軽量に仕上がっている。軽い機体に強力なスラスターを採用しているため動力性能は極めて高く、分類上は汎用機だがどちらかと言えば軽格闘機に近い機体特性を有している。ただし、重量に対して推力が有り余っていることからピーキーな操縦特性を持ち、特に低速域で不安定な挙動を示しやすいことが指摘されている。武装は近距離から遠距離まで一通り揃っているものの、E-OSドライヴの出力の関係で標準武装の威力は控えめとなっており、攻撃力が求められる作戦では選択武装でフォローする必要がある。
スターライガ・RN-GED150 スタークキャット
英語表記:StarRaiga RN-GED150 StarkCat
コードナンバー:STR-38HAS-FRE
分類:重強襲射撃戦用モビルフォーミュラ
フレームタイプ:P型フレーム
開発:スターライガ技術開発部
設計者:ヴィタリー・エトロフ
生産形態:個人専用機
全高:約5000mm
機体重量:約3000kg
全備重量:約4800kg
カラーリング:黒+赤のフェリス迷彩
E-OSドライヴ:スターライガ・WA-230M-1
最大出力:約136000kW
最高回転数:約23000rpm
総推力:約128kN
最高飛行速度:M1.1程度
装甲材質:リモネシウム・コバヤシウム合金
機上レーダー:ホーエンシュタイン・MS47-HAAS
射出座席:ラスヴェート・A-32B
運用者:スターライガ
ドライバー:リュンクス・フレンツェン
機体価格:不明
標準武装:M11-Cリヴォルバーカノン固定式機関砲×2
試製MF用マチェテ「アマゾネス」×2
アサルトライフル×2
試製5連装ガトリングランチャー(追加武装)
MF用携行式榴弾砲「ハウィッツァー」
左肩部折り畳み式マルチガンランチャー「ダークファイア」(追加武装)
右肩部短射程マイクロミサイルポッド
機体内蔵型マイクロミサイルユニット×4(大腿部2基、胸部2基)
防御兵装:チャフ・フレアディスペンサー
備考:カタログスペックは開戦時の数値
リュンクスの搭乗を前提に開発された重強襲射撃機。機体名はマドックス社出身の設計者がリュンクスに対する第一印象から名付けたと云われており、starkとcatの二単語を合わせて「堅牢な猫」と意訳される。本機は「敵陣を素早く突破し最大火力を叩き込む」という開発コンセプトの下で設計され、まずまずの機動力と豊富な銃火器を持ち合わせた機体である。現行機種としては珍しく実体弾兵器を主力としているが、これは絶対的な攻撃力よりも高い安定性を優先したためとされる。攻撃力についてはバックパック側面にサブアームを設け、これにリロードを補助させることで時間当たりの火力を高めている。射撃時の安定性を重視しているため運動性は平均以下に留まっており、ドライバーには懐へ飛び込まれないor接近戦を許した時にも対処できるレベルの操縦技量が要求される。
スターライガ・YM-GER74 アラーネア
英語表記:StarRaiga YM-GER74 Aranea
コードナンバー:STR-42XHE-VAL
分類:試作重特殊戦用モビルフォーミュラ
フレームタイプ:XB型フレーム
開発:スターライガ技術開発部
設計者:デルク・デ・ルヴィア
生産形態:個人専用機
全高:約4700mm
機体重量:約2700kg
全備重量:約3800kg
カラーリング:セピア色の下地に黄色+黒のダズル迷彩
E-OSドライヴ:スターライガ・WA-215L-1
最大出力:約136000kW
最高回転数:約21500rpm
総推力:約120kN
最高飛行速度:M1.0程度
装甲材質:リモネシウム・コバヤシウム合金
機上レーダー:ホーエンシュタイン・MS47-STR
射出座席:ラスヴェート・A-32B
運用者:スターライガ
ドライバー:アレニエ・ヴァリエソワール
機体価格:不明
標準武装:M11リヴォルバーカノン固定式機関砲×2
ビームサーベル×4
レーザーライフル×2
多目的フレキシブルアーム「アラクノフォビア」×6(前腕部2基、バックパック4基)
選択武装:REG-2B無反動砲
防御兵装:チャフ・フレアディスペンサー
備考:カタログスペックは開戦時の数値
アレニエの搭乗を前提に開発された試作重特殊機で、機体名はラテン語で「蜘蛛」という意味。元々はアレニエが酒の席で「フレキシブルアームをいっぱい付けた機体とかどうよ?」と冗談で出したアイデアにすぎなかったが、その時同席していたデルクが大真面目に設計図を描き上げた結果、アイデアをほぼ忠実に再現した実機が完成してしまったという逸話がある。アレニエ考案のフレキシブルアームは先端に3本指のマニピュレータが備わっており、これは携行武装の所持や細やかな作業に対応可能なほどの汎用性を有している。戦闘では格闘戦の最中に死角から直接打撃を繰り出すといった応用が利くとされ、本機の能力が実戦で証明された暁には「次世代機はサブアームが標準装備になるかもしれない」とまで云われている。
スターライガ・PL-X410 テレイア
英語表記:StarRaiga PL-X410 Teléia
コードナンバー:STR-39M-WAT
分類:汎用モビルフォーミュラ
フレームタイプ:P型フレーム
開発:スターライガ技術開発部
設計者:アナスタシア・ステファノプロス
生産形態:個人専用機
全高:約4600mm
機体重量:約1300kg
全備重量:約2900kg
カラーリング:灰色+暗緑色
E-OSドライヴ:スターライガ・WA-230M-1
最大出力:約136000kW
最高回転数:約23000rpm
総推力:約125kN
最高飛行速度:M1.1程度
装甲材質:リモネシウム・コバヤシウム合金
機上レーダー:ホーエンシュタイン・MS47-STR
射出座席:ラスヴェート・A-32B
運用者:スターライガ
ドライバー:パルトネル・ウォーターゲート
機体価格:不明
標準武装:M11リヴォルバーカノン固定式機関砲×2
分離機能付きツインビームソード
試製MF用ハンドガン×2
レーザーライフル
背部バインダー兼用レールキャノンユニット×2
防御兵装:小型実体シールド
チャフ・フレアディスペンサー
備考:カタログスペックは開戦時の数値
パルトネルの搭乗を前提に開発された汎用機で、機体名はギリシア神話に登場する女神ヘーラーの通り名に由来する。本機はパルトネルが以前搭乗していたスパイラル・カスタムの運用データを基に設計開発されており、同機のプロト・レールガンから発展したレールキャノンユニットを最強武装として採用している。P型フレームの設計自由度を最大限活かした本機は優れた汎用性を持ち、ドッグファイトから火力支援まで様々な運用に対応することができる。ただ、汎用性を追求した分突出した長所が無い機体でもあり、扱いやすいとはいえポテンシャルを引き出すには相応の操縦技量が必要となる。良くも悪くも技術力偏重の機体が多いスターライガ製MFの中では「堅実ながら優秀な機体」と高く評価されているらしく、同じP型フレーム採用機であるベーゼンドルファーやクシナダと共に次期主力機候補に挙げられている。




