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【完結済み】MOBILE FORMULA 2132 -スターライガ∞-  作者: 天狼星リスモ(StarRaiga)
第2部 MOON OF DESIRE

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MOD編タイムライン

このページでは第2部「MOON OF DESIRE」で起きた戦いを時系列順に並べています。

ネタバレが多分に含まれているので、それが嫌な方はブラウザバックしてください。

どちらかと言うと、一通り本編を読んでから物語のおさらいに使うことをオススメします。

・開戦

【ユーロステーション崩壊事件】

2132年3月5日

スペースコロニー「ユーロステーション」周辺宙域


ヨーロッパ諸国の共同参画により建造されたドーナツ型コロニー「ユーロステーション」が原因不明の崩壊を起こし、1万人以上の住民が緊急避難を余儀無くされた事件。

全住民が脱出したコロニーは数時間後に地球へ落下し、南アメリカ大陸を中心に甚大な被害をもたらしている。

当初は自然災害に起因する事故と発表されていたが、戦後の情報開示で戦闘行為に巻き込まれていたことが判明している。


・ヨーロッパ戦線

【ドーバー海峡航空戦】

2132年3月27日(アンドロメダ作戦)

ドーバー海峡


電撃戦を成功させたことで勢いに乗るルナサリアンの侵攻を食い止めるべく、イギリス本土とヨーロッパ大陸を隔てるドーバー海峡で行われた水際作戦。

この作戦は南欧のジブラルタル海峡奪還を目指す「ペルセウス作戦」と同時に発動され、スターライガはごく少数の戦力を「援軍」としてジブラルタル方面に割いている。

スターライガや本土に展開するイギリス軍の活躍もあり、「バトル・オブ・ブリテン」は地球側の防衛成功という結果に終わった。


【エレブルー首脳会談】

2132年4月3日(ピースクラフト作戦)

スウェーデン・エレブルー


戦争の早期終結を目指し、地球・月双方の指導者が出席して行われた首脳会談。

だが、会場であるエレブルー城が所属不明のMF部隊に襲撃されたことで会談は中止となり、戦争終結の希望は断たれてしまう。

多数の指導者が死傷した地球側は襲撃を「ルナサリアン側の卑劣な妨害工作」だと非難。

対するルナサリアンも「地球側の自作自演である」と反論した結果、憎しみの連鎖は戦争をますます泥沼化させていくのであった。


・中東の戦い

【陸上戦艦タケハヅチ】

2132年4月16日(デザートストライダー作戦)

ヨルダン-サウジアラビア国境付近


ルナサリアンの地球侵攻作戦用超兵器「タケハヅチ」とスターライガの間で行われた戦い。

スターライガ側は超兵器の鹵獲を目指すべく「海賊戦法」で乗っ取りを図ったが、タケハヅチ艦長以下乗組員の抵抗が激しく失敗。

最終的にタケハヅチは鹵獲を防ぐため自爆したものの、作戦自体はスターライガの戦術的勝利というカタチで決した。

超兵器を失ったルナサリアン中東方面軍は後にアラブ諸国の反攻作戦に苦しめられ、地球からの撤退を強いられることになる。


・北アメリカ戦線

【ウラン鉱山奪還作戦】

2132年4月28日(フォー・ホースマン作戦)

カナダ・サスカチュワン州


ルナサリアンの奇襲作戦により占領された世界有数のウラン鉱脈を奪還する作戦。

本来であればカナダが自力で解決するべき問題だが、残存戦力の兼ね合いでスターライガがこの仕事を引き受けることになった。

スターライガは四方面に戦力を分散させることで全てのウラン鉱山を解放したものの、主力メンバーであるサレナが撃墜されるという損害を負っている。


【サレナ救出作戦】

2132年4月30日(ロミオとシンデレラ作戦)

カナダ・グレートベア湖周辺


ルナサリアンの捕虜収容所に連行されたサレナを救出するために急遽行われた作戦。

サニーズ指揮下のごく少数の戦力が本隊として救出に当たり、それ以外の面々は陽動としてイエローナイフ市街地の解放作戦を担当した。

たまたま捕虜収容所捜索の任に当たっていたオリエント国防空軍の協力を得られたこともあり、本隊はサレナの身柄確保に無事成功。

仲間を喪うという最悪の事態は避けることができた。


【エリア51奇襲作戦】

2132年5月9日(ナイフの夜作戦)

エリア51


ルナサリアンの指導者アキヅキ・オリヒメ直々の依頼を受け、アメリカ軍の軍事施設エリア51に収容されていた捕虜を救出する作戦。

この作戦はレガリアとレンカの2人だけという極めて特殊な編制で行われた。

白兵戦に長けるレンカの活躍で2名の捕虜と亡命希望の関係者1名の身柄を確保し、作戦は成功裏に終わる。

これによりスターライガとオリヒメ個人の間に特殊な信頼関係が築かれたのであった。


【ゲイル隊暗殺未遂事件】

2132年5月11日

アメリカ・アラスカ山脈上空


アラスカ山脈上空で所属不明機に襲われていたゲイル隊を救援すべく、スターライガのMF部隊がスクランブル発進した事件。

軍の公式記録には残されていないが、後にスターライガ側が公開した情報からホワイトウォーターUSA及びバイオロイドとの戦闘が行われたことが判明している。


・ホワイトウォーターUSAとの決戦

【WUSA秘密基地奇襲作戦】

2132年5月15日(ナイトメア・レイド作戦)

カナダ・ブリティッシュコロンビア州


エリア51奇襲作戦の「報酬」として得られたデータを基に立案された、ホワイトウォーターUSAの秘密基地に対する奇襲作戦。

スターライガ、キリシマ・ファミリー、トムキャッターズの三者は渓谷沿いに飛行することで基地へ接近し、対応が遅れたWUSA側の防衛戦力を壊滅させることに成功。

また、WUSAに個人的な恨みを持っていたヤンも消化不良ながら敵討ちを果たしている。


【ホワイトウォーターUSAの最期】

2132年5月21日(ラストリゾート作戦)

アメリカ・グランドキャニオン国立公園


長年ライバル関係にあったスターライガとホワイトウォーターUSAの最終決戦。

グランド・キャニオン内に本拠地を置くWUSAは一個艦隊規模の大戦力で敵を迎え撃つが、ルナサリアンやアメリカ軍からの「支援」を反故(ほご)にされたことでたちまち劣勢に陥り、防衛ラインは完全に崩壊。

敵前逃亡を図ろうとしたWUSAの幹部たちも大半が粛清され、大規模プライベーター間の抗争は終わりを告げるのであった。


・星落とし

【輸送艦隊奇襲作戦】

2132年6月1日(キャメルパトロール作戦)

スペースコロニー「S.C.09 ベンサレム」周辺宙域


極秘任務に従事していたと思わしきルナサリアン輸送艦隊を発見・奇襲した際に行われた戦闘。

輸送艦の拿捕は叶わなかったがキリシマ・ファミリーによる調査の結果、輸送艦隊は核融合パルスエンジンを運んでいたことが判明する。

同じ時期に未完成のスペースコロニー「S.C.36 マグ・メル」でも不審な動きがあったことから、オリエント・プライベーター同盟はこれを「2度目のコロニー落としの準備」だと判断。

3か月前の雪辱を晴らすべく、オリエント国防軍の協力を取り付けて決戦に臨むのだった。


【星落とし】

2132年6月5日(スターダストメモリー作戦)

スペースコロニー「S.C.36 マグ・メル」周辺宙域


ルナサリアンが決行した2度目のコロニー落としを巡る決戦。

オリエント・プライベーター同盟と国防海軍第7艦隊は出せる限りの戦力を投入するが、ルナサリアン側の決死の抵抗やバイオロイドの参戦で戦局は混迷を極めた末、コロニーは原形を留めたまま阻止限界ラインを突破。

これによりルナサリアンの作戦目標は果たされたかに見えたが……。

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