プロローグ
ーいやだ、いやだ、いやだあああああああ
なんで、、、、、なんで、、、、、なんで、、、、こんなことに
少女は泥にまみれ、抱えてるそれを抱きしめ、その服をそれの血で染めながらもなく
竹藪の中で、月がこうこうと輝く真っ最中ー幻想的な風景だが
正直それどころではない
少女は―ただひたすらに心がきしんでいた
壊れても、いや実際に壊れたほどに
何が原因でこうなった
何を犯してしまった
少女は自らが「選択肢」を間違えたことを知った、そしてもう2度とやり直せないことも
もう2度と挽回できないもの、それを抱えるしかないことを
「うわあああああああ、あああああああああああああああああああああああああああああ」
そしてー、それから2年がたち
竜全市ー、
そこは、人口10万に対し、妖怪100万の妖怪の都市
さらに、そこに「異世界の住人」も来る
なぜ、来るのかー竜全市自体が国が作り出した人工的な都市であり、町
山もあれば、田んぼもあり、10階建て以上はない
そういう地方都市的なものと、各部に設置されたレリーフ
そして、文様
それらが、妖怪を呼び、異世界人を召喚する
そして、竜全市から異世界へ次ぐく通路それもまた存在する
このとしは、国指定の特別指定地域ーそれも妖怪の、である
ここで、話は始まる