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やっぱり面倒

投稿遅れてしまいました。

翌朝、結局寝落ちした俺は朝日に起こされ寝起きの重い体をゆっくりと上げていく。


周りを確認するがファルの姿はなくアス達がいる隣の部屋が少し騒がしい、恐らくファルは隣のヤツらを起こしに行ったのだろう。


「んうぅぅ、起きんのめんどくせぇ」


そのまま寝ようとした所に一人の乱入者が部屋に入ってきた。


「ル〜ア〜ンく〜ん?早く起きてギルドに行くよ!!」

「勘弁してくれよ……」

「問答無用!!さっさと行くよ!!」


その乱入者は戦争(面倒事)に結果的に巻き込んだ張本人のエルであった。


「いだだだだ!!耳を引っ張るな!!」

「早く用意して朝ごはん食べに行くよ!」


耳が引きちぎれそうなほど引っ張られ、従う他ない俺は大人しく抵抗をやめ着替えてからギルドに行くことにした。



〜〜〜



「諸君、我々はこれから死地へと足を踏み入れる事になる!」


その男は筋肉(マッスル)だった。その大きな声は獣の咆哮を思わせ、その腕はグレートソードですら片手で振りかねないほどの太さ、その肉体は見るものを圧倒するほどの巨体であり力強さが滲み出ていた。


男にとって理想の戦士とはこの人のことを言うのではないだろうか?勇ましく、存在感があるこの人は俺とは真逆だな。


「この戦いで死者が出るやもしれん。しかしそこで恐れていては勝利が逃げていく、誇りが薄れていく!!もし勝利したくば生きる信念を持て!!そして!自分たちの勝利を確信して戦え!!」


「「おおおおおおおおお!!」」


あぁ、やっぱりこういうの面倒だな……。


「やっぱりタクスさんはカッコいいな」

「タクス?あのごつい人の事か」

「そうだよ、あの人は幾度の戦場を超えてきた戦士なんだ」


タクスって聞くとおお、圧政者よ!!の人が出てくるのだが……。


「ルアン君、私達も戦士なんだ、頑張ろうじゃないか」

「お、おう」


俺は戦士じゃないんだがな。

シフ「さぁ!!シファーちゃんの解説コーナー始めましょう!!まず最初に解説するスキルはスルースキルです」


スルースキル


潜む者、時の無視、欺く気配を含むルアンのユニークスキル


シフ「ルアンさんがこの世界に来る前からあったスキルですよね」

ルア「やめろ、言うな」

シフ「このスキルの強さは何と言っても時の無視ですよね、相手が格下か同格なら時を止められるのですから」

ルア「そうか?潜む者や欺く気配の方が使い道としては多くて俺は好きだな」

シフ「なるほど、戦闘だけに絞る必要は無いですもんね。まぁ、ここらでお開きにしましょう。それではまた次回さようならー」


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