表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
67/330

あなたは崇めますか?

更新遅れました、すみません。

前から歩いて来たローブの人物は何やらブツブツと呟いて歩いていた。


俺がこいつには近寄らない方がいいと考えたが時すでにおすし、ではなく遅し。


「ふふひひひ、あなたはサタン様を崇めますか?」

「あ、そういうのいいんでさような「崇めますか?」おい、人のはな「崇め━━」やっかましゃー!!」


あまりのやかましさにその場を離れようと全力で走るがローブの人物はスライド移動でこちらへ寄ってくる。恐らくあれは定番のフライやらなんやらの魔法だろうとは思うが怖い、とことん怖い。わかるであろうかこんな怪しいローブの人が自分のことをスライド移動で追ってくる恐怖が。


「ふひ、ふひひひひひ」


あれに追っかけられて怖くない人の方が少ないと思う。

せっかく気持ち良く夜空を見上げながら散歩していたのに全くもってサタンという奴に会ったら一発ぶん殴らないと気が済まない。


俺は後ろを確認し、ローブの人物が追ってきていることを確認し溜息をつくと脚に力を入れ地面を踏みしめ高く飛び上がる。

そこから建物の屋根を伝い宿屋へ全速力で移動する。


〜〜〜


はぁ、疲れた。なんであんな奴がいるんだよ。

サタンって何なんだよ、多分七大罪にいる憤怒のサタンだろうけども。

ん?サタンって、ルシファーだったって話があったような?

いや、あんな可愛らしいシファーがあんな気持ち悪い信者を生み出す奴になるわけない。


「今日は寝るか……」


俺は忘れていた、俺の部屋が女子会という巣窟になっていたことを。


━━━ガチャッ


扉を開けた瞬間何かが飛んできたのが分かったがその何かを避けることができず直撃する。


「んが?!」

「なんだ、マスターか」

「何だじゃねぇよ…俺寝るから部屋変えてくれ」

「やだ」

「おい」

「ルアンさんは寝てていいよ」


ファルさん何を言っているのでしょう女子会の中寝れるわけないじゃないですかやだー、と言いつつ寝るんだけど。


俺は白くある程度ふかふかしたベッドに倒れ込むと目を閉じる━━


━━とそこにファルとアスが飛び込んでくる。


「背もたれ確保ー」

「これでよっかかれるー」

「お前ら謀ったな………」

「でなきゃこの部屋で寝ていいなんて言わないよ」


この後結局俺は寝落ちした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ