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再戦 オル・グラド

ルアンが【唯一神】を取得しアテナのネーミングセンスの無いレベルの試練をしている中、別の空間ではアガナ達傭兵団が試練をしていた。


『クハハハ!!痛くも痒くもないわ小童共!!』

「まさかお前とまた戦うことになるとはな、めんどくせぇ!!」


オル・グラドの煽りにアガナは頭を数度ガシガシと乱暴に掻くと手に持った剣を再度しっかり握り、蹴り出した地面が吹き飛ぶほどの力で飛び込みオル・グラドとの距離を一気に詰める。


「ウオルァァ!!」


気合いの篭った声と共に放った剣が歪んで見える程の速度の一振がオル・グラドの足に入り、そこからオル・グラドの血が滲み出す。


「これでも何ともないってか?」

『クハッ、やりおるわ!じゃが、まだまだこれでは足りんの!!』


アガナの一撃をくらい、アガナ達の強さを改めたオル・グラドは爆発のような咆哮を放ちアガナ達を吹き飛ばし口元に魔力を集め始める。


「ここは岩場じゃねーからどうあっても避けらんねぇじゃねぇか」

『そうじゃの、まぁそれが狙いじゃしな。どうにかして耐えてみるんじゃな』


アガナの呆れと震えの混じった声にオル・グラドはどうでもいいと言わんばかりの態度で発動準備をしていた。


「あぁ、くそが。お前ら、俺の後ろに立ってろ」

「「リーダー?!」 」

「なぁに、これで死んだところで復活するんだ。なら怯えていてどうする、やれる事をやるだけやってそれでダメなら次でどうにかすればいい。だから止めてくれるなよ」


アガナがニヤニヤとしながら部下達の前に立つとその後ろからサツキが やれやれ、と口にしながらアガナの元へゆっくりと歩く。


「何を口だけ一丁前に語ってんのよ」

「格好つけてんだ黙っとけや、部下の前ぐらいしっかりとした背中見せねぇといけねぇのに茶化しやがってよ」

「斬るつもりなら一つ言っておくわ、あれを受けてから三秒位でその剣は溶ける、だから距離を詰めながら斬って」


サツキからの助言にアガナは小さく おう、と答えるとオル・グラドへ向かい走り出し、それと同時にオル・グラドの光線が放たれる。

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