バ○ス
ギリギリ13時……
短いです
ここへ来た時同様辺りが光に包まれ数秒が経った後ゆっくりと光が納まってゆきそこには二人の兄妹がいた。
「あ、物騒な兄妹だ」
「開口一番に失礼だね!?」
「いや、種族スキルが物語ってるし。よくよく考えたらイガラシ達以外に種族スキルを持ってるやつ見なかったな」
「まぁ種族スキルってのはそんな名前が付いてるけど貰える人なんてひと握りくらいなんだよ」
「へぇ~」
イガラシと種族スキルの話をしているとファル達の方からケトが歩いてくるのが見えた。
「兄ぃ、さっきのアテナってのは一体何もん何ですか」
「あ~、なんて言うか簡単に言えば女神様、俺から見たら試練ばっかり出してくるめんどくさい女の人だな」
「何がめんどくさい女ですって?」
あ、やっべ。
「ルアン、貴方には他の人よりちょーっとキツイの用意しときますね?」
「ごめんなさい」
「駄目です許しません。それとサプライズです、あの男生きてましたよ」
「え?」
疑問の声を口にしたその瞬間強い光がアテナの側から発せられ視界が全て真っ白になった。
「うぐおぉ、目が、目がァァァァァ!!」
先程送られた時の光と較べかなり強い光が発せられた為目をやられどこぞの大佐のような台詞が口から出てくる。
「何やってやがるんですか、事前に目を閉じとけと言われたはずです」
「んな話聞いてないんだけど?!グアアァァ、謀ったなぁぁぁ!?」
光が収まっても尚俺の目は見えず目が見えるようになるまで色々と進めるのを待ってもらった。




