天界にて再開
ルアンや竜車を包んでいた優しくも強い光が収まり徐々に周りが見えるようになってくる。
全ての光が収まった時、そこは雲一つない空の上に浮かぶ所だった。
「「おお!!すげえ!!」」
その感動に思わず出た言葉が隣の声と被る。
そしてその声は妙に馴染みのある声でそれと一緒のことを言ったと思うと妙にイラッとくる。
それはあちら側も思った様で互いに面と向かい━━
━━「「被ってんじゃねー!!」」
文句まで被る始末だった。
その様子を見ていたファル達やあちら側のメンツもニヤニヤと笑っていた。
「ルアン達は「アガナ達は」仲がいいね」
「「良かねぇや!!」」
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「んで、俺に関わりの深くまぁまぁ強いお前達が呼ばれたと」
「そういうこった、こっちだって迷惑してんだ」
「またまたーそんなこと言ってリーダーはうれへぶぼほ?!」
ニヤニヤしながらアガナに何か言った部下と思われる男は喋っている最中にアガナに腹を殴られ意気消沈していた。
「アガナの話を聞くに俺と関わりがあって強いやつが来ているってことなんだよな」
「その解釈で間違いねぇと思うぞ」
「って事は」
「好敵手~!!」
アガナの話を聞きある程度予想はしていたがその予想が見事に的中しエンジン音のような音と共にその人物の声がどんどんと近付いてきている。
「とーうっ!!」
久し振りという程離れてはいないのだが数少ない元日本人に会えて嬉しいのだろう、ハイテンションでバリバリエンジンとプロペラフル稼働のプロペラ機から俺めがけて飛び降りて来る。
流石にそれを避けて地面に衝突させる訳にはいかないので思い切り飛び上がると空中で自由落下で増大した運動エネルギーをなんとかかき消し膝を大いに使い衝撃を全て受け流し着地する。
「会いたかったぞ好敵手!!」
「こんな合い方なら俺は会いたくなかったよ。まともに歩いてきてくれよ、ヤマト…………」
変な登場のしかたをするヤマトに注意するもテンションが上がっているのか人の話が右から左へ抜けている。
「お前も大変だな」
「全くだ、常識人が少ないのが困る」
ファルやアス達、アガナ達傭兵団のメンツは少し遠くで何やら和気あいあいと話しているのでこちらではチョコチョコと日頃言えないような愚痴を互いに零していた。
そんな他愛もない話をしていると突然ルアン達の隣から先ほど同様の光が輝き出す。




