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レヴィアタン 抵抗

投稿予約出来ていなく遅くなってしまいましたすみません、本当にここ最近遅れてばかりですみません。

「グオオォオォアアァア!!!!」


レヴィアタンの咆哮が闘技場のみならずこの国の全てを震わす。


「全員あのビームには気を付けろ!まともに受けると多分消し飛ばされるぞ!!」

「なら簡単な話よねぇ?」


フーラはそう言うと先程のヤマト戦のように巨大化しレヴィアタンの前に立ち塞がる。


「さあ水蛇ちゃん、遊ぼうじゃないの? 」

「グオオォオォアアァア!!」


フーラが立ち塞がったその瞬間口に魔力を溜め始め数瞬の内に溜め終わったレヴィアタンはフーラの挑発の後ビームを発射する。

それをフーラはレヴィアタンの顎目がけ掌底を入れビームの軌道をほぼ真上へとずらした。


「ルアンちゃん、こういう風にやればいい話よねぇ?」

「お、おう」


デカい、オカマ、怖い。


「ルアンこれに乗るんだ!!」


その声に振り向くと目の前まで戦闘機が迫っていた。


それをギリギリで避け上に飛び乗るとヤマトの方を向き


「もっと早く声をかけてくれ!危うくミンチだ!!戦闘機はナイス!」

「あ…………す、済まない!!そしてお安い御用だ!!」


一瞬申し訳なさそうな顔をするがすぐさまドヤ顔でこちらを見てくる。


うーん、ヤマトも何か残念な子の雰囲気が出てるな…………。


頭の隅でヤマトの心配をするとレヴィアタンに向き直る。


「グオオォオォアアァア!!!!」


レヴィアタンを見るとビームが何度も阻止されて頭にきているのか紫色をした水の球体を作り出していた。


「オカマさん!!それ多分毒だから触らない方がいいぞ!!」

「オカマじゃないわよ!!」


フーラは俺のオカマ呼びに対して超低音のおじさんボイスで怒鳴り否定すると体のサイズを元のものへ戻し球体の回避に専念する。


「あー、ヤマトさん?これ直撃ルートなんだけど避けれません?ヤマトさん?ヤマトさん?!ちょっと早く避けてくんない?!」

「【サンダーバード】」


その詠唱が聞えた瞬間鳥をかたどった雷が目の前の球体を貫き霧散させる。


「大丈夫ですか!?」

「はい、大丈夫です!ありがとうございますラインハルトさん!!」


俺は助けてくれたラインハルトにお礼を言うとレヴィアタンに向かって戦闘機を飛び降りた。


「これでも付けてろボッチドラゴン!!」


飛び降りレヴィアタンの上に乗った俺は先程貰った首輪を取り付けようとするが何かに弾かれる感覚と共に空中に投げ出された。



やっぱり何もしないでモンスター○ール投げても捕まんないのと同じで最初っから捕まえさせてくれるわけないよね。


「全員プランBだ!!」

「プランBって?」

「特に無い!!とりあえず捕まえられるくらい弱らせる!!」


その一言に共闘してくれている全員の乾いた笑いが聞こえた気がするが恐らく幻聴だろう。

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