表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
188/330

お色気シーン?知らんなそんなもん

「ねぇ……ルアン…………もう、我慢できない」


ファルが頬を高揚させ息を荒くしながらそう囁いてくる。


「いや、薄々いつかはこうなるとは思っていたけど今はダメだよ」

「お願い、お願いだから」


俺の返事にいじらしい態度で膨らみかけの胸を腕にピッタリとくっつけてくる。


「ダメなものはダメだ」


流石にこれを許してしまうとこれから先際限なく続けてしまうことになる。


「お願い、ちょっとだけでいいから…………ルアン……それでもダメ?」

「ダメだ」


ここで一線を超えるわけには行かないのだ。


何故なら━━━




━━━「ミカドネズミは討伐対象だ、一旦可愛がると駆除対象が愛玩動物に変わるぞ」

「うえぇ……こんなに可愛いのにぃ……」


確かに、確かにミカドネズミは可愛い。前の世界でも猫とネズミが好きだった俺にはこのクエストは少し心にくるものがある。


猫とネズミと言ってもト●キャットなる猫とジェ●ーマウスなる二匹組ではないぞ?


「マスター、これで1428匹目」

「アスはよくこんなに可愛い子達を平然と討伐できるよね」

「クエストだからしかたない、であいがちがければわたしたちはいいかんけいになれてた」


ファルの質問にアスは少し残念そうに顔を顰めながら返す。


「アスはまだまだあめーんですよこんなに時間かけてたら余裕で2000なんて越しちまってますよ」


的確に一撃で殺せる急所を切り裂きながらケトはこちらに言うと律儀に手を合わせミカドネズミに感謝と謝罪の念を送る。


「甘いって言ってる割にはケトも合掌しちゃって、優しい子だね?」

「ううぅ、うるせーです!!に、兄ぃじゃなくてル、ルア……ああぁぁ!!黙ってやがれです!!」


少し魔が差しからかってみるとケトは顔を朱色に染め照れ隠しのようにナイフを乱射してくる。


それを見事に全て避け後ろで襲う機を伺っていたミカドネズミ達に全て刺さる。


ポスン、とまぁまぁの質量を持った音と共にミカドネズミ達が徒花を咲かせながら倒れる。


「これ、そのうち血の海になる気がするんだよな…………まぁ仕方ない。このままだとイースター島と同じことになったりするかもしれないからな」


周りが騒ぐ中イースター島の授業を思い起こしながら空を見上げていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ