料理対決3
昨日投稿を忘れてしまいました。すみません
俺達が作った料理がネスやルアによってファル達の待つテーブルへ運ばれる。
「おおーいいにおい」
「美味しそう!」
「この料理は知らないな」
運ばれた料理を見てファル達は各々思ったことを口にする。
「取り敢えずみんな座って食べようか」
俺は席に座ると手を合わせ
「いただきます」
俺の行動を見て不思議に思ったのかファルは俺の顔を覗いて不思議そうに見てくる。
「ルアン、何それ?」
「ん?あぁ、教えてなかったっけ。これはな俺の故郷で食べる時にする儀式?みたいなもんだ」
「マスターのまねする~、いただきます」
「い、いただい……ます」
アスに続けてメアも俺の真似をして手を合わせる。
「おい、んなことしてねぇでさっさと食うぞ」
アガナはそう言うと黒パンを掴み契ってスープの中へ潜らせ食べていく。
なら俺もさっさと食うか。
そう思いスープを一口口に入れた瞬間俺は目を見開いた、それは前の世界にはない初めて味わうスープだった。
それは野性味に溢れていながらもきっちりと全ての食材の味が出ているとてもあいつが作ったとは思えないようなものだった。
「アガナ、今度このスープの作り方教えてくれ」
「お?負けを認めたか?」
「負けを認めるつもりは無いがこのスープ気に入った」
「ほう?そりゃどうも」
アガナはそう興味無さそうに返事をするとハンバーグを口へ運びこちらもまた目を見開いて驚いている。
「おい、これ」
「スープの作り方教えてくれたら教えるぞ」
「決まりだな」
「…………お、おう」
まさか即決されるとは思っていなかった俺は少し間を開けて返事をする。
「さて、肝心の審査員達は……」
全員夢中で食べてるな……特にドラゴンと黒猫
「あー、ちょっと良いか?ひとつ聞きたいんだが俺の料理とアガナの料理、どっちが上手いかね?」
「「どっちも!」」
そう来ると思ったわ……。
「だとよアガナ、今回は引き分け。互いに互いの料理を教えるってことで」
「文句はねぇ」
「決まりだな」
こうして仁義無き戦いではなくただの料理対決は幕を閉じたのであった。




