表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
114/330

第一の試練

図らずも俺と人形のような何かは同じタイミングで飛び出す。


すると何かはその今にも崩れそうな腕を振りかぶる、そこへ蹴りを入れると何かはバランスを崩した。追い打ちをかけるために一歩踏み込み一閃する。


━━━ドサッ


いとも簡単に横一文字に斬られた何かはそのまま重力に逆らわず地面へ落ちていく。


あれ?以外と━━


「楽勝、だと思いました?」


俺が声の方へ視線を向けると大量の何かがそこに立っていた。


「ここからが本当の試練ですよ?」

「うっそだろおい」


こうしている間にも霧の中から何かが大量に出てきている、

その数はゆうに数十体は超えている。


「さぁ、行ってらっしゃい?」


女神(仮)がその言葉を口にした瞬間その何か達は一斉に俺めがけて飛び込んでくる。


あるものは拳を突き出し、あるものはドロップキックの要領で蹴ってくる。


突き出された拳を相手の懐へ背を向けるように潜り込み背負い投げのように地面へ叩きつけ粉砕する。

ドロップキックは刀を軌道に置きドロップキックの域を位を利用して真っ二つに斬り捨てる。


今度は二人同時にかかってくるがそれを見た俺は納刀し空いた両手で何か達を掴みあげそれを振り回すことで他の何かにもダメージを与えていく。


迫り来る何かに対し抜刀術にて一閃、そのまま勢いを殺さず二三四閃と繰り出し何かを斬り捨て別の方向から来た何かを蹴りで倒し頭を踏み潰す。




〜〜〜




そんなことを繰り返しやっと残り五体になった所で


「みなさーん、その人倒したらものと天使に戻して差し上げましょう」


その言葉は元天使達に闘志と言う業火をつけ、何かの動きが一気に変わる。


先程まで直線的な行動しかしなかったのがフェイントやスイッチ、挟み撃ちまでしてくるようになる。


何かがこちらへ向かい突進をして来るが俺はそれを気にとめず後ろから来た何かに刀を突き立てる。


それに気付かれたことに焦った何かは無理な姿勢から拳を突き出すが俺が胴を薙ぐことで動かなくなる。


残りの三体は俺を包囲し一気に飛びかかってくるがそこにいるのは俺ではなく女神(仮)だ、俺が二人の何かとの戦闘中にあの三体には幻影魔法をかけておいたので今まさに女神(仮)に飛びついている。


━━━バン!!


破裂音が聞こえそちらへ視線を向けると破裂した何かが転がっており女神(仮)が眉を少しピク付かせながら


「あなたの勝ちです」


俺は取り敢えず第一の試練は乗り越えることが出来たようだ。

ひさびさ!!シファーの解説コーナー


シファー「みなさーんお久しぶりです、解説コーナーやっていきましょう!」

ルアン「このコーナーは作者のネタ切れ(何を解説すればいいか分からない)により度々無くなるんであったらラッキーぐらいに待っててください」

シファー「メタい話はやめてください。今回は第一の試練として出てきた何かについてです」

ルアン「あぁ、アレなんなんだ?見た目が気味悪くてたまらなかったんだが」

シファー「あれは罪を犯した天使の成れの果てです、天界には私のように人間界に落ちるかあの何かに成り果てるまで天界に住まわせてもらうこの二つの選択肢があります」

ルアン「だからあの時天使に戻れるみたいな事言ってたのか」

シファー「まぁ、これより詳しい話は後々出てきますので今日のところはこれまで」

シファー・ルアン「それではまた次回」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ