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占い結果

「ところでマスター、うらないってなに?」

「「………はい?」」



まさかの一言に俺と占い師は首を傾げる。


「アス、知らないで入ったのか?」

「うん」


即答し首を縦に振るアスに俺と占い師が呆れた顔をして周りを見てみるとファル達までどういうものなのかわからない様子だった。


「表の札が読める読めないの問題どころか占いすら知らないってさ」

「なんてこったパンナコッタ」

「久々に聞いた気がするなそれ」


占い師と共に苦笑いをするとファル達に占いについて説明をしてやる。





「なるほど、わかった。マスター、うらないしさんありがとう」

「はいはい、どういたしまして。どうせ入ってきたんだみんな占ってもらえ」


プライバシーを尊重するために一旦全員外に出て一人一人占ってもらうことにした。



まず最初に入ったファルが鼻歌交じりにニコニコと出てきた



「何かいい結果でも聞けたか?」

「それはもう大満足の結果だったよ」

「それは良かったな」

「もちろんだよ!」


それからケト、イガラシ、メアときて最後にアスが出て来る………がその顔は暗く先程の笑顔が嘘のようだ。


「ど、どうしたんだ」

「マスター、しんじゃいや」

「アス、言っておくけど人はいつか死ぬよ。人だけじゃなく物だっていつか壊れてなくなる、それは仕方の無い事だよ。だからその決められた時間をどう過ごすかが大事なんだよ」


少し話がずれたかな。


「つまりはいつか終わりが来るならそれまで楽しく過ごす。死んじまったらしょうがないってことだよ」

「しょうがない?」

「あぁ、しょうがない。だから俺がしんでもしょうがないって思え、それが俺の運命だったってね。」

「うん」



アスは力強く頷くと目元をぐしぐしと擦りいつもの顔になる


「最後にあんたもどうだい?」


話し終わるタイミングを測っていたように天幕からひょこっと占い師が顔を出して問いかける。


「お願いするよ」

「合点承知之助ってな」


天幕へ入っていくと目の前にある椅子に座り占い師と対面する。


「そんで、占って欲しいことはあるかい?」

「そんじゃあ俺は━━━━━かな」

「あんたは仲間思いなんだねぇ?」

「そうかもな」


天幕から出るとみんながこちらを見てくる


「どうした?」

「いや、ルアンがどんなことを占ってもらったのかなーって」

「はは、内緒に決まってるだろ」


その顔は笑顔という仮面に覆われているがその中はどのような状態だったのか、それは本人にしかわからない。

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