デウィンワールド設定集<第一版>
設定集第一版
基本的に紙芝居屋の書く話の舞台はデウィンワールドの中の話になります。
デウィンワールドは
1本の柱のようになっている【中央世界】とその柱が刺さっているような感じで
3つの球体状の空間が存在しています。
空間は階層化されており、一番下が第1階層、一番上が第3階層です。
串団子を想像していただければいいかと思います。
世界は空間の中をふわふわと漂っています。
元々は極太の塔のようになっており、すべての世界は中央世界と接続されていました。
今のような形になった理由は【解放者】の物語で明かされます。
階層内には無数の世界があり、それぞれが独自の発展を遂げています。
ざっくりと区分けすると以下のようになりますが
魔法の開発が進み、科学が発達しないまま第2階層に進んだ世界も存在しますので目安程度に。
第1階層はファンタジーまたは科学が発達していない世界
第2階層は現実の世界、これを読んでいる皆さんの世界と同じような文明レベル
第3階層は近未来からSFの世界
基本的に下の階層と上の階層世界の差は大きく
上の階層者が下の階層に行くと、ほぼ無敵の存在になります。
ですが、上の人が何かしようとすると世界干渉の報告を受けた守護者がやってくるので世界が滅ぼされることはほとんどありません。
用語集<公開している情報は一部です。また、話の都合で変更になる場合があります>
【デウィンワールド】
とある目的のために地球人が作り上げた人口世界
【中央世界】
すべての階層を支える柱
破壊されると外世界との間に張られた結界が崩壊し、外世界からの侵食が始まり大変なことになる。
膨大な質量を持った超構造体になっており、超銀河規模の長さとなっている。
【階層】
一つの階層が銀河団規模になっており無数の世界を保有している。
【世界寿命】
来るべき日までに一定以上の進化ができなかった世界は滅びる。
現在の串団子状態ではこの機能は失われている。
【オリジナル】
ヒト種生命体の元になった生物のこと。
作られた存在ではない人間のことを指す。
外の悪魔に滅ぼされた地球に住む人々のことである。
デウィンワールドの中にオリジナルは存在しないことになっている。
少数であるが、オリジナルとヒト種生命体の子供の存在が確認されている。
その子らはDNA内にオリジナルの遺伝子情報の50%を内包している。
オリジナルは死んでも魂が洗浄されることはない。
【ヒト種生命体】
デウィンワールド内に存在する人間に告示した生き物はすべてオリジナルの遺伝子情報を元に作成された擬似生命である。
オリジナルのように繁殖は可能であるが、生れ落ちたヒト種の子はただの肉の塊でしかない。
そこに中央世界で洗浄された魂が封入されることで知恵を得ることができる。
肉体の性能はオリジナルを遥かに上回っており、生物的な進化を次代に受け継ぐことなく生存しながら行うことができる。
【守護者】
世界の均衡を保つ者
不穏な気配を察知した中央世界の司令部より通達を受けて派遣される。
基本的には中央世界で調整された者が職に就くが、たまに階層世界の中から徴用される者もいる。
【四天】
守護者ミカエル、ラファエル、ガブリエル、ウリエルを指す言葉である。
ガブリエルはヒト種生命体が神化した2代目であり、それ以外はセラフシステムで作られた擬似ヒト種生命体である。
現在、ミカエルの席が空席となっている。
死天は筆頭守護者に与えられる対魔決戦兵器である。
【洗浄】
すべての世界において死亡した者の魂が受ける処置である。
生前の記憶を抹消され新しい肉体に降ろされる。
洗浄から降ろされるまで大体数百年かかる。
【魂】
ヒト種生命体の記憶と力が詰まっている情報体のこと。
死亡すると回帰機能が自動作動し作られた場所まで戻ってくる。
洗浄される際に蓄積された情報は、あるシステムに回収される。
【奈落】
中央世界の最下層に位置する場所、外世界に通じる扉が存在している。
【外世界】
デウィンワールドの外に広がる世界のこと。
文明の発達しきった地球を滅ぼした悪魔が棲む世界である。
【底の悪魔】
基本的に外世界からデウィンワールドに侵入されることはないが数千年に一度、特殊な時期に外から入ってきてしまうことがある。
侵入してきた悪魔を総称して底の悪魔と呼んでいる。
【終わりの光】
終末思想に囚われた宗教団体のこと
外世界の悪魔を受け入れるべきものと考えてデウィンワールドに外世界の悪魔を呼び込もうとしている。
世界転移能力を持つものがいるらしく、多数の世界に布教している。
【転生】
何かの影響により、洗浄されることなく生まれ落ちたばかりの肉体に魂が降りること。
転生法などを使用して人為的に転生を行う存在も確認している。
【解放者】
たった一つの約束のために世界を終わらせた人物
日本よ、これが治らない中二病だ