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--・・・コウ!・・コウ!--


誰かが俺を呼ぶ声がする。



ハッとなって起きると 木の下にはロウと

いつの間にか仲良くなったのか 小さいままのレオがロウの頭に乗っていた。


レオが他の獣と ここまで仲良くなったのは初めてかもしれない。


さすが、長生きして いろいろなものを見てきただけはある。


感心していると ロウが話しかけてきた。


「コウ!早く降りてきてください!! 人の町に行くんでしょ?

 私、実は人の町へ直接行くのは 初めてなので楽しみなんです!!」


ずいぶんと興奮しているようだった。

たしかに町へ行くとは言った、そして一緒に旅することも許した。


・・・けど、翌日来るとは さすがに思わなかった。

まあ、かまわないのだが。



「そうか、それなら町まであと少しあるから、ご飯食べてから行くか。」

そう言った俺だが、


「それなら、朝ご飯は町で食べましょう!! 私に乗れば すぐに町に着きますよ。」

ロウが目を輝かせながら言う。


結局、俺の方が折れて、ロウの背中に乗り、町へ行った。




町の手前の茂みの中で止まって、ロウに子供に化けてもらう、

端から見たら、兄弟に見えなくもないだろう。


ようやく、町へ入る。



この町は結構栄えていて、 建物も比較的新しい。

地下街が特に発展しているようだ。


まあ、とりあえずお腹が空いたので 地下街のグルメ通りへと足を運ぶことにする。



ロウは目を輝かせながら、忙しなく地下街の様子を見ている。

・・・子供に化けさせておいて正解だった。



グルメ通りに着いたところで、ロウに何が食べたいか 聞くことにする。


「なあ、何か食べたい物はあるか?」


「うーん、じゃあコウのおすすめ がいいな!!」


「そうか、じゃあハンバーグでも食べるか。」


特におすすめ ではないが、まあ肉だし、子供ロウが好きそうだし、いいだろう。


お店に入り、コウはハンバーグセットを一つ

俺はモーニングのコーヒーとパンのセットを頼んだ。


ハンバーグをむしゃむしゃと美味しそうに食べるコウを見て、気に入ったのかな? と少しほっとする。




腹ごしらえをしたので、俺はとある目的地に向かう。


地下街の奥の奥に隠されたようにある、白い要塞

入り口には大きく "関係者以外 立ち入り禁止" の看板が掛けられている。


異様な雰囲気を持ったこの白い要塞は

・・・キメラ研究所だ

見た目は研究所ではなく、むしろお城のようにも見える。



キメラ研究所といっても、キメラを捕まえてきて

無理やり研究するところではない。


むしろ キメラ達が集まって、自分たちを

調べ、自分の力を抑えるために、キメラが立ち上げた研究所だ。

また、居場所が無くなったキメラの保護や、

そのキメラが住むのに適した適した場所を調べてくれたりもする。

とにかく、様々な分野でキメラを研究している所だ。



その研究所に俺の両親が居る。


俺の両親は竜だ


そしてこの施設を造り上げた

最高責任者でもある。







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