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書籍化しなければ良かったのに

作者: 刻田みのり

 小説投稿サイトで作品を公開している作者の全員がそうだとは言いませんが、かなりの割合で自作の書籍化を望んでいると思います。


 コンテストでの入賞や編集部による拾い上げなど書籍化へのチャンスはあることはあるんでしょう。知らんけど。


 過去に交流があったりお名前だけ知ってる作者さんが書籍化の報告とかすると「へぇ」とか「おおっ」とかなります。わざわざおめでとうを言いに書き込みには行きませんが。いや、だって私そういうキャラじゃないし。


 自分の活動報告でおめでとうをするかもですが(でもきっと非公開か即削除)。


 まあとにかく書籍化自体はめでたいです。バンザーイ!


 ただ、それまで毎日連載していた作品が「書籍化作業の都合」で更新ペースがガクンと落ちたり休載したりするんですよね。全部の作品ではありませんが。


 しかも、書籍が発売されても以前のような更新をしなくなったり。いや、あなた前は毎日更新してましたよね? それが月に一回ってどゆこと?


 いざ書籍化を果たしても売れ行きが芳しくなくて結局打ち切りの憂き目に遭ったり。


 ほいでもってせっかくの書籍化作品が更新されなくなってエタってしまったり。


 うん、決して珍しくはないね。


 てか、沢山ある?


 出版社も慈善事業ではないので売れなければポイします。たとえ小説投稿サイトで超長編として公開していても、書籍化した分が序盤だったとしても利益に繋がらなければ打ち切りエンドです。


 書いても書いてももうこれ以上書籍にならない……きっとモチベーションはガン下がりでしょうね。


 やる気を失ってその作品の続きを書けなくなるのもわかります。


 わかるんですけど個人的には続きを書いて欲しい。そんな書籍化エタ作品の何と多いことか。


 私、思うんです。


 書籍化さえしなければあの作品もこの作品もまだまだ続きを読めたかもしれないんですよね。


 もちろん書籍化しなくても何らかの事情でエタった可能性もありますが書籍化エタよりは可能性は低かったんじゃないでしょうか(根拠なし)。


「もし」の話をしても仕方ないんでしょうが「もし書籍化さえしなければ」とついつい思ってしまうんですよね。


 作者によっては新刊の発売日にしか更新しない奴もいてちょいムカついていたりもします。おのれ!


 書籍化の夢を見るのは自由です。


 でも、いざ書籍化の夢を叶えた時にそれまで読んでいてくれた読者をガッカリさせるような真似はしないでください。


 いやマジでお願いしますね。


 ではでは!

 

 

 


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